グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2013年4月26日

1巡26位指名はDEデイトン・ジョーンズ!

パッカーズは1巡26位でUCLAのDEデイトン・ジョーンズを指名。「26位で彼が残っていればいいが・・・」といった前評判も多かった選手で、26位としては順当な指名と見られている。ファーストネームの読みは DAY-tone とのことなので、「デイトン」とカナ表記することにする。

注 : 指名選手の評価記事は主だったドラフトガイドの評をごっちゃにしたもので、Strength と Weakness が矛盾した内容になることも珍しくない。実際にプロで使ってみると全然違ってしまうことはザラで、だからこそ選手評価は難しい、ということで御勘弁を。

1巡26位 | デイトン・ジョーンズ Datone Jones | Defensive End | UCLA | Senior |
6-4 (193cm) | 283lbs (128kg) | 40yds/4.80秒 | 1990年7月24日生 |

Bio : ロサンゼルス南郊コンプトン出身。地元UCLAに進学し、レッドシャツを経ずいきなり10試合出場。2年目にはフルタイムのスターターとして4サックを挙げたが、2010年は右足の骨折でレッドシャツとして過ごした。一昨年は物足りない成績に終わったものの、昨季は62タックル、6.5サック、19ロスタックルと目覚ましい活躍を見せた。通算ロスタックルは36.5回。

高校の初め頃までは身長こそ高かったが体重185ポンド(84kg)と細く、バスケのポイントガード(最も俊敏なポジション)をプレーしたり、陸上短距離(200mを22.47秒)でも活躍した。そこからフットボールのため急激に体をバルクアップしたらしい。2月のシニアボウル練習ではクイックかつ力強いプレーを続けて評価を上げた。コンバインでのショートシャトル4.32秒は全DL中3位の好タイム。

Strengths : 理想的なサイズと高い運動能力に恵まれ、まだバルクアップできる骨格がある。DLのインサイドでもアウトサイドでもプレーできるヴァーサタイルな選手。一歩目が鋭く、手の使い方が非常によく、ペネトレートする能力に長けている。足を止めることなく、しっかり抱え込んでタックリングできる。相手につかまっても手を動かし続ける。昨年ジム・モーラJr.新HCの下で3-4ディフェンスをプレーしたのもプラス材料。

Weaknesses : 3-4のベース隊形のDEとしては線が細く、ダブルチームをがっちり受け止める馬力はまだないかもしれない。腰高になって相手OLにつけこまれる時があり、いったんつかまると振り払うのに苦労する時がある。ブレークアウトしたのは大学最終年のことで、それまでは目立った成績を残していない。

チーム事情 : パッカーズは昨季終盤やプレーオフ49ers戦でDLの弱さを露呈し、しかも昨年2巡指名のDEジェレル・ウォージーがヒザ前十字靭帯断裂。そのうえNTラジ、NTピケット、DEウィルソン、DEニールが契約最終年を迎えているため、今ドラフトではDL強化が最大のテーマと見られていた。また、今オフのパッカーズは「より大きく強くフィジカルに」といった方向性と報じられている。「ベース隊形のDEとしてはまだ細いが、サブパッケージ(ニッケル等)ではインサイドからラッシュできる」とトンプソンGM。身長6-4は現DL陣でもっとも高く、コンバインでの数字はすべて昨年のDEウォージーを上回っている。

ドラフト前の紹介記事 : NFL.com / CBS Sportsline / Yahoo! Shutdown Corner / Journal Sentinel

Ultimate Datone Jones Highlights
Datone Jones - 2013 NFL Draft Profile
カテゴリ : Draft