グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2013年4月16日

Notebook: オフシーズン・プログラム

今週からオフシーズン・プログラムが始まり、選手たちが3か月ぶりにランボーフィールドに集まってきた。名目上は自由参加だが、先発確定でないクラスの選手は、コーチににらまれるのが怖くてそうそう休めない。

以前は3月半ばからだったが、新労使協定によって1か月遅れてのスタートとなり、内容もかなり制限された(記事へ)。練習は1週間のうち4日間に限られる。最初の2週間は「フェーズ1」と呼ばれ、ボールを使うこともポジションコーチが指導することもできない体作りだけの期間。

オフシーズン・プログラムに参加する選手の日給は$175ドルで、週給に直すと$700ドル。契約にワークアウトボーナスが設定されている選手はその限りではなく、「オフシーズン・プログラムの90%以上に参加すれば$10万ドル」といった数字が設定されている。QBロジャースの$50万ドルはNFLで4番目に多いとのこと。

寒冷な気候のグリーンベイだけに、以前は(とくに高給の)選手たちが練習に集まりたがらない傾向がたしかにあった。ワークアウトボーナスを活用することでそうした状況を変えることができている。パッカーズのロースターボーナス総額$3,672,500ドルはNFLで最も多く、10万ドル以上受け取る選手が17人もいる。

マイク・マッカーシーHCは昨年のオフシーズン・プログラムの成果に大きな不満を表明しており、今年は3フェーズとも変更を加える、としている。NFLでは2年目・3年目選手の成長幅が非常に大きく、シーズン本番においては新人選手の加入よりも大きな意味を持つことが多い。「昨季を終えて解散するとき、新人たちに言い渡した。『プロ2年目は君たちにとって最も重要な年だ。経験から言うが、2年目に成長しない選手はこの世界では長続きしないものだ』とね」とマッカーシーHC。

カテゴリ : Contract/Personnel, Notebook