グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2013年2月28日

DEジョニー・ジョリーに復帰許可

薬物違反で無期限の出場停止処分を受けていたDEジョニー・ジョリーに対し、NFLから復帰許可が下りた。彼はコデインの大量所持など度重なる逮捕で禁固6年の実刑判決を受けたものの、わずか半年後の昨年5月に判事の判断で釈放されていた。3年間スターターを務めたといってもこの3年間はフットボールから離れており、30歳となった彼をどう扱うのか、パッカーズの判断が注目される。

DEジョニー・ジョリー Johnny Jolly はヒューストン出身、テキサスA&Mから2006年6巡指名でパッカーズに入団(ILBホークやWRジェニングスと同期)。プロ2年目には早くも先発に昇格して3年間先発DTを務めた。2009年は新しい3-4ディフェンスの先発左DEとして活躍し、ラン守備1位に貢献している。パスラッシュはよくないがスクリメージ上でパスを叩くセンスが素晴らしく、シーズン12回もパスを叩き落として球団記録を作った。(昨年はチーム全体で14回)

無期限出場停止処分が確定した2010年には、制限付きFAとして$$2.521ミリオンのオファーにサインしていたため、解雇しない場合はその契約を再開することになる。3年もブランクのある選手にこの金額を支払うことはまずありえないので、残留させるとしても契約を結び直すことになるだろう。出所後の彼はツイッターでパッカーズ関連のグッドニュースをリツイートするなど、それなりにチームへの忠誠心を示している。

カテゴリ : Player, Scandal