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Packers - 49ers Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2013年1月14日
- Sチャールズ・ウッドソン。 「どんな気分かって? わからないよ。どんな気分かなんてとても言葉では表現できない。でもそんなことが本当に起きてしまったんだ」
- NT B.J.ラジ。 「つらいよ。負けがつらくないはずがないけど、グリーンベイ・パッカーにとってはなおさらだ。僕らには大きな期待がかけられてる。2年連続でこんな風にシーズンを終えるのは、本当につらいことだ」
- WRグレッグ・ジェニングス。 「ああしていれば、こうしていればと後悔しても仕方がない。僕らはより優秀なチームに負けたんだ」
- マイク・マッカーシーHC。 「49ersによるリード・オプションのエクセキューションは見事だった。心底そう思う。コリン(QBキャパニック)が行うことで、こちらの問題はより大きくなった。彼をポケットに閉じ込めるという点でこちらはあまりいい仕事ができなかった。前半は3rdダウンでポケットから飛び出して大きなコンバージョンを成功させ、こちらのディフェンスはフィールドから出ることができなかった。その後こちらはコールをいろいろアジャストした。パスラッシュのレーンなどを変えたが、結果は出せなかった。49ersのラン能力の高さにくわえ、こちらはリード・オプションにうまく対処できず、ポケットから出たクォーターバックのランに対応できなかった」
- QBを「スパイ」する選手をつけるべきだったのでは?という質問にマッカーシーHC。 「気が付かなかったかもしれないが、我々はやっていた。ただ、いくつかのスキームをこちらがうまく実行できなかった。300ydsも走られ、そのうちクォーターバックが100yds以上を占めるのだから、こちらが悪かったのはあきらかだ」
- NT B.J.ラジ。 「クォーターバックがあんな風に走ると、プレーコールの幅が広がるんだ。ご覧のとおり、ランが止められないチームに対してね。これがフットボールの初歩だよ。僕らはとにかく何も打開策がなかった。3rdダウンで止めてフィールドから出る方法が見つけられなかった。とにかく、本当に、フィールドから出られなかった」
- Sチャールズ・ウッドソン。 「将来的には、この失敗から学ばなければならない。次にあんな能力を持つクォーターバックと対戦するときは、なにか別のことを試みなければいけないだろう。それが現実だ。起きてしまったことだ。RBフランク・ゴアは止められると僕らは自信を持っていた。しかしあのように走るクォーターバックは予想していなかった。それがXファクターになったと思う。こんなゲーム展開になったら、何か違うことをやってみなければ。同じことを何度も繰り返し、何度もやられ続けるのは厳しいよ。だから言っているんだけど、ゲームプラン的にもっと違ったことはできなかっただろうか?」
- QBコリン・キャパニックについてQBロジャース。 「彼はフィールド狭しと駆け回った。大きく、強く、アスレチックだ。いいパスを投げていたし、きわめてよく走れていた。こちらとしては打開策が見つからなかった」
- トータル579ydsを許したのはパッカーズのプレーオフ史上最悪。これまでの最悪は2009年ワイルドカードプレーオフ、カーディナルズ戦での531ydsだった。ラン323ydsもパッカーズのプレーオフ記録で、これまでの最悪は1941年ベアーズ戦で許した277yds。
- 第2Q、CBケイシー・ヘイワードは超フリーでブリッツに入ったにもかかわらず簡単にかわされ、QBキャパニックに18ydsのスクランブルを許している。レギュラーシーズンでも同様の空振りがあったが、今後もスロットCBをプレーするにはブリッツァーとしての腕を磨く必要がある。
- 第3Q半ば、QBキャパニックに56ydsTDランを許したあと、OLBエリック・ウォルデンはサイドラインに下げられている。QBがボールをキープしているのがまったく見えていなかった。
- 反則は5回26ydsと少なかったが、CBトラモン・ウィリアムズはホールディングを2回取られて1stダウンを与えている(どちらもTDドライブに)。レシーバーに抜かれそうになってジャージをつかんだもの。
- OLBクレイ・マシューズはプレーオフ通算で7.5サックとなり、故DEレジー・ホワイトの持つ球団記録にはやくも0.5サック差と迫った。(黄金期1960年代はサックが公式スタッツでなかった)
- 来季もチームに残りたいとSチャールズ・ウッドソン。 「ただ、それが現実になるかはわからない。ただこれだけは言えるよ。僕はフットボールをプレーし続けるつもりだ」
- FAとして退団の可能性があるWRグレッグ・ジェニングス。 「僕は素晴らしい時を過ごしてる。僕はこの球団を愛してるけど、現実にはおそらく何らかの変化が起きるだろう。愛しているから他の球団になど行きたくはない。でもそうしなければならないのなら、心の準備はできてる」
- 退団が確実視されるWRドナルド・ドライバー。オフェンスでは出番ゼロだったが、パントリターンチームのインサイドで出場する機会があった。 「親しい関係を築いてきた仲間たちと離れるのはつらいだろう。彼らとの関係がいつまでも終わらないことを願っている。でももし終わるとしても、多くの選手と僕は親しいし、今後も友人であり続けるだろう。そして僕は人生の第2章に進むだろう。それがどんなものになるとしても」
- 先週のFacebookでの運動をふくめ、パッカーズファンについてWRドライバー。 「ファンやコミュニティにとって僕がどんな存在であるかを示してくれた。僕は彼らを愛している。彼らもそれをわかってくれている。僕は彼らに(慈善活動で)大きな貢献をし、彼らも僕に多くのものを与えてくれた。彼らはキャリアを通じて僕を支持してくれたし、今後もそうであってほしいと僕は願っている」
- 12月半ばに先発から降格されたCジェフ・サタデーに久しぶりの出番。第3Q、RGシットンの靴が脱げたため、サタデーはそのまま右ガードに入った。次の3rdダウンはディートリック=スミスと入れ替わってセンターに。後半最初のこのシリーズが被サックで3&アウトに終わったのもモメンタム的に痛かった。
- トータル352ydsでは不十分だったとQBアーロン・ロジャース。 「オフェンスとしてはディフェンスを助けるだけのプレーができなかった。とくに後半、チャンスをありながら得点につなげられなかった」
- QBロジャースのプレー内容についてマッカーシーHC。 「アーロンはよいプレーをしたと思う。いくつか悪いプレーもあったが、相手はタフなディフェンスだ。パスプロテクションもよかった。今夜はオフェンスにあまりチャンスがなかったと思うし、それが大きかった。相手に38分間もボールを持たれては」
- 第2QのインターセプトについてQBロジャース。 「試合のほとんどでプロテクションはよかった。あのプレーで僕は(足で時間を稼ぎながら)ポケットに残り、WRネルソンはポスト・ルートだった。彼は僕がポケットから出てくると思ってルートをフラットに変えたのだそうだ。僕は彼がそのまま縦に行くと思って投げてしまった。2人の呼吸が合わないときにこうなってしまう」
- 第2Q残り2分39秒、SF陣20ydsでの1stダウン。パッカーズは2バック・2TE・1WRのヘビーパッケージを投入し、49ersはランに備えたベース隊形で対応。ところがパッカーズはRBグラントとFBクーンをワイドにセットさせてノーバック隊形に。空いたミドルにWRジョーンズが走り込んでイージーなTDパス成功。
- 第2Qのファンブルロストについて、パントリターナーのWRジェレミー・ロス。 「カバーの選手が急速に迫る中で、僕はとにかくいいプレーをしようと思った。視界の隅に誰かが迫るのが見え、ヒジを入れてキャッチングするよりも、相手をかわすことに気持ちが行ってしまった。フェアキャッチすべきだったのかもしれない」
- 負けたのはWRロスのファンブルのせいじゃない、とTEジャーマイケル・フィンリー。 「あれは1つの逆境だったけど、僕らはそれを乗り越えたんだから。僕らはその後同点にすることができた。あのファンブルのせいで負けたなんてことは全然ない」
- 第16週タイタンズ戦でWRランドール・コブが足首を負傷したとき、「ほら見たことか、大事なWRコブをリターナーで使い続けるからだ」という論調が多かった。しかし頼りないリターナーに任せた場合のリスクの大きさが、今回のファンブルで証明されたことに。
- 敵地の環境がとくに不利に働いたわけではない、とマッカーシーHC。 「キャンドルスティックパークの雰囲気は素晴らしかった。オフェンスをする上でクラウドノイズが不利になったとは感じていない。問題があったのはRGジョシュ・シットンの靴が脱げたときと、(時間がなくなって)タイムアウトを取らなければならなかったことだけだ」
- 試合序盤から選手たちは熱くなっており、WRグレッグ・ジェニングスはCBクリス・カリヴァーにヘッドバッドする場面があった。目の前で見ていた審判がなぜ反則を取らなかったのか不思議だ。
- 試合前、QBロジャースは同期1巡のQBアレックス・スミスとフィールド中央で談笑。
- ディビジョナルゲームを前に今シーズンのオールプロが発表された。パッカーズからは2ndチームにQBロジャースとOLBマシューズが選ばれ、1stチームはゼロ。いっぽう49ersはNFL最多の6人が1stチームに選ばれている。
- すでにシーズンエンドとなっていたケガ人が試合翌日のロッカールームにてコメント。
- ILBデズモンド・ビショップ。 「ハムストリングのリハビリは順調。今は60%から80%といったところ」
- RTブライアン・ブラガ(股関節の骨にひび)。 「夏のトレーニングキャンプは十分現実的な目標だと自信を持っている」
- ジョン・ドーシー人事部長がチーフスの新GMに就任することが発表された。テッド・トンプソンGMの部下から他球団GMになるのはこれが3人目。以前から親しいアンディ・リード新HC(パッカーズのQBコーチだった)とともにチーム再建に取り組む。パトリシア夫人はカンザスシティ出身で、現地で弁護士をしていたことがある。