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グリーンベイ・パッカーズ ニュース

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2013年1月12日

Notebook: 主力全員が出場

• 火・水と休んだWRジョーディ・ネルソン（足首）は木曜の練習で試運転完了。よい動きだった、とマッカーシーHC。
• WRランドール・コブ（流感）はまだ体調が悪そうだが、木曜の練習にぶじ参加。個人的事情で休んでいたSジェロン・マクミリアンも合流している。WRジャレット・ボイキン（足首）は欠場が決定。
• DEジェレル・ウォージー（ヒザ）をロースターに残してあるのが不思議だが、スーパーボウルなら出場できる可能性があるのだろうか。IR入りさせてプラクティス・スクワッドから1人昇格させても、試合でアクティブ登録しない程度の選手なら意味がない、ということなのか。
• インジャリーリザーブに入っている新人Sショーン・リチャードソンはちかく背中の椎間板の手術を受ける。CBヘイワードとおなじヴァンダービルト大からドラフト外入団し、開幕ロースター入りを果たして5試合に出場。主にスペシャルチームでプレーしていた。
• 49ersはパッカーズよりさらにケガ人が少なく、13人全員が"Probable"に。先発WRマリオ・マニンガム、2番手RBケンドール・ハンター、WR/KRカイル・ウィリアムズといった選手たちがシーズン後半にインジャリーリザーブ入りしている。
• 49ersのDEジャスティン・スミス（4年連続プロボウル）は上腕三頭筋の部分断裂（オフに手術が必要）で2試合欠場したが、今回は強行出場。上体の筋肉をもっとも酷使するポジションだけに、パワーダウンはプレーに影響するはず。

• 49ersといえばDEジャスティン・スミスとOLBアルドン・スミスのスタントがパスラッシュの大きな武器。LGとLTの間にセットしたDEが相手OL2人と戦っている間に、OLBがループしてLGの内側を抜けていくものだ。DEジャスティン・スミスの驚異的なパワーと、LGを抱え込みながらなぜかホールディングの反則を取られないというのがミソ。OLBアルドン・スミスは今季19.5サックを挙げているが、これはスミス2人で挙げたものと言える。その証拠にDEジャスティン・スミスが負傷中のここ3試合で、OLBアルドン・スミスはサックゼロに終わっている。
• 上記スタント対策についてLG T.J.ラング。「カギは左ガードがDEジャスティン・スミスに腕で抱え込まれないようにすること。そうしたときに最も効果を発揮するからね。彼は左ガードをロックアップして少し外側へ引っ張り、OLBアルドン・スミスが回り込むスペースを作る。そうさせないのが僕の役割。そして左タックルの役目は、OLBアルドン・スミスがインサイドへ回るのを見たらすぐにDEスミスのブロックに加わり、左ガードを内側へ押しやるようにすることだ。開幕戦では僕とマーシャル（LTニューハウス）がかなりうまくできた。突破されたのは１回か2回だったと思う」
• WRドナルド・ドライバーは第11週DET戦以来パスキャッチがなく、ここ2試合はアクティブ登録さえされていない。フェイスブックでは「ドライバーをアクティブ登録して」運動が約4万5千人の「いいね！」を獲得しているが、コーチ陣がそれに影響されることはないだろう。
• ロースター底辺部の選手たちを取捨するのはスペシャルチーム能力であることが多く、長らくスペシャルチームでプレーしていない37歳は起用しにくい。もし先週WRドライバーをアクティブ登録していたらおそらくILBテレル・マニングが外れていたはずで、第4Q初めのパント・マフ＆リカバーは生まれていなかった。
• パッカーズはこれまでプレーオフで49ersと5回対戦して4勝1敗。すべてQBファーヴ時代のもので、天敵カウボーイズと違って得意な相手だった。
  1. 1995年、アウェーでのディビジョナル・プレーオフで27-17の完勝。
  2. 1996年（スーパーボウル制覇）、ホームでのディビジョナル・プレーオフで35-14の圧勝。KRデズモンド・ハワードがビッグリターンを連発し、RBエドガー・ベネット（現WRコーチ）が2TDランを決めた。ランボーフィールドが季節外れの大雨でドロドロになり、"Mud Bowl"とも呼ばれている。
  3. 1997年、アウェーでのNFC決勝を23-10の完勝。（スーパーボウルで敗退）
  4. 1998年、アウェーでのワイルドカードゲームが問題の試合。パッカーズは終盤にファーヴからWRフリーマンへのTDパスでリードし、49ers最後の攻撃。WRジェリー・ライスはファンブルしたが審判はダウンバイコンタクトの判定（写真）。命拾いした49ersは最後にWRテレル・オーウェンスに逆転TDパスを決めて勝利した。この誤審は今でもパッカーズファンの怨嗟の的となっている。1993年から1998年の間はビデオリプレー判定がなく、この誤審は翌年から同システムが復活するきっかけとなったらしい。WRオーウェンスがブレークアウトしたゲームであり、マイク・ホルムグレンHCにとってパッカーズ最後のゲーム。
  5. 2001年、ホームでのワイルドカードゲームを25-15で勝利。1998年まではすべてQBスティーヴ・ヤングだったがQBジェフ・ガルシア時代に入っている。売出し中のWRドナルド・ドライバーが見事なジャンピングキャッチを決め、翌年の初1000ydsシーズンにつなげた。
• 今季の49ersはルーキーの貢献が少なく（必要がないだけか）、ルーキーは延べ26試合（先発ゼロ）にしか出場していない。パッカーズはその正反対で、延べ132試合出場、先発28試合。ケガの多かったチームをルーキーが支えてきた。中でもCBケイシー・ヘイワードとRTドン・バークレーの働きは大きい。
• 49ersのキッカーはこれまでどおりKデヴィッド・エイカーズに。
• 木曜夜、トム・クレメンツOCがベアーズの新HC候補として面談を行った。
• チーフスの新オフェンシブ・コーディネーターには元パッカーズ控えQBのダグ・ピダーソンが就任。引退後は4年間高校のヘッドコーチを務めたあとイーグルスに加わり、この2年間はQBコーチを務めていた。現役時代にも1999年にイーグルスで先発QB（新人マクナブへのつなぎ）を務めたことがあり、今回の人事もアンディ・リードHCの誘いによるもの。QBコーチ→OCというのはヘッドコーチへの最短コースだ。
• ケヴィン・グリーンOLBコーチ（通算160サック）が今年の殿堂入り最終候補15人に入った。また、シニア候補（2人）にはLBデイヴ・ロビンソン（在籍1963-72）が含まれている。
• クレイの従弟RTジェイク・マシューズは、ドラフトにアーリーエントリーせずテキサスA&Mに残ることになった。相棒のLTルーク・ジョーケルはトップ指名の可能性もある超大物選手。ジェイクは右タックルのままでも1巡指名の可能性があるとの評判だったが、来季左タックルで活躍できれば2014年の1巡上位指名も見えてくる。
• 土曜のゲームではヒューイ・ルイス＆ザ・ニュースが国歌を歌う。

Green Bay Packers Injury Report
Player	Pos	Injury	Wed	Thu	Fri	Status	Notes
Jarrett Boykin	WR	Ankle	×	×	×	Out	欠場
Jerel Worthy	DE	Knee	Out	Out	Out	Out	欠場
Alex Green	RB	Knee	○	○	○	Probable	出場
James Starks	RB	Knee	○	○	○	Probable	出場
Randall Cobb	WR	Illness	×	△	○	Probable	出場
Jordy Nelson	WR	Ankle	×	△	○	Probable	出場
Jermichael Finley	TE	Hamstring	○	○	○	Probable	出場
Clay Matthews	LB	Knee	△	○	○	Probable	出場
Dezman Moses	LB	Hamstring	△	○	○	Probable	出場

San Francisco 49ers Injury Report
Player	Pos	Injury	Wed	Thu	Fri	Status
Bruce Miller	FB	Shoulder	△	△	△	Probable
Garrett Celek	TE	Foot	○	○	○	Probable
Mike Iupati	OG	Shoulder	○	○	○	Probable
Justin Smith	DT	Elbow/Triceps	△	△	△	Probable
Will Tukuafu	DT	Neck	△	△	△	Probable
Navorro Bowman	LB	Shoulder	○	○	○	Probable
Tavares Gooden	LB	Ribs	○	○	○	Probable
Clark Haggans	LB	Shoulder	△	△	△	Probable
Aldon Smith	LB	Shoulder	△	△	△	Probable
Patrick Willis	LB	Shoulder	○	○	○	Probable
Carlos Rogers	CB	Knee	○	○	○	Probable
Tarell Brown	CB	Shoulder	△	△	△	Probable
Dashon Goldson	S	Shoulder	△	△	△	Probable

Probable	:	Virtual certainty that player will be available for normal duty
Questionable	:	A 50-50 chance will not play
Doubtful	:	At least 75 percent chance will not play
Out	:	Definitely will not play
○	:	Full Participation
△	:	Limited Participation
×	:	Did Not Participate
－	:	Not Listed

カテゴリ : Notebook

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