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Notebook: Kクロスビー続投
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年11月21日
- ライオンズ戦でのケガ人はNT B.J.ラジ(足首)だけのようだ。マッカーシーHCによると、前回の足首捻挫と比べると軽いとのこと。前回は第5週IND戦で足首をひねり、2試合欠場している。
- 大スランプのKメイソン・クロスビーについてマッカーシーHC。 「メイソン・クロスビーが私のキッカーだ。私は彼を信じている。しかし彼にはやるべき仕事があり、今はそれができていない」とマッカーシーHC。
- 「パッカーズ首脳はあるFAキッカーの代理人に 『代替キッカーをテストするつもりはない』 と伝えた」とPress-Gazette紙は報じている。
- Kクロスビーへの指導といってもスランプはしばらく前から続いているので、そうそう目新しいことなどできはしない。 「メイソンはキッキングのプロセスを信頼する必要がある。何千回も蹴ってきて、蹴り方なら彼はわかっている。1週間よい練習をして本番でフィールドゴールを決めること、それだけなんだ。キック前にいろいろ考えると頭の中がごちゃごちゃになってしまう。(何も考えず)ただラインナップして、ターゲット・ラインに沿ってボールを蹴りさえすれば、自然とうまくいきキックを成功させられる」とスローカムSTコーチ。
- キッキング専門コーチの招聘について聞かれたスローカムSTコーチ。 「私はあらゆるタイプの調査研究をしていて、どんなキッカーでも指導できる。長い間スペシャルチームをコーチしてきたキャリアがあり、そのようなことが必要とは感じていない」
- QBロジャースの我慢のクォーターバッキングをマッカーシーHCが絶賛。 「彼のプレー内容は並外れていたと思う。アーロン・ロジャースといえばタイトなスパイラルのパスやさまざまなビッグプレーを連想しがちだが、今回のようなゲームはQBにとって本当にハードなものだ。今回のゲームは優勝できるタフなQBとしての真の人格を示したものだ」
- RBアレックス・グリーンのキャリーが1回もなかったのは自分のプレーコールがまずかったとマッカーシーHCは語り、今後もスタークスとの両頭体制を続けていくとした。 「ランニングゲームを分析した結果、やり残した部分が多かったというのが私の結論だ。アレックスのキャリーがなかったのは私のゲーム・マネージングの拙さが招いた結果だ」
- RBジェームズ・スタークスはラッシング74ydsのうち44ydsが最初のコンタクトの後に稼いだもの。
- 先週のインタビューでTEジャーマイケル・フィンリーはQBとのケミストリー不足をまたも指摘。自分の落球癖などなかったような口ぶりで、ファンの間からは怒りの声が上がっている。 「僕らは飲みにでも出かけて腹を割って話し合うべきだ。簡単そうに聞こえるけど、現実はそうじゃない。彼は安心感のある相手に投げる」 「2009年の僕の位置に今はコブがいる。僕もコブの場所にラインナップしたいよ。そうすればボールが来るから。でも僕と12番は呼吸が合っていない。今年は僕でなく他の選手に投げてしまう。けっきょくのところ僕にはどうすることもできない」 「レシーバーの中での序列? 4番目あたりだろうね。数字で言いたくはないけど、あえて言うなら4番目だ。そのことにすごく失望している」
- ライオンズ戦で5サックを挙げたがその多くはDL陣のプッシュでポケットから追い出されたQBをLB陣が仕留めたもの。とくにNT/DEピケットとNTラジは2人合わせてQBハリー8回を挙げ、パスラッシュに関しては今季最高の出来だった。DEニールとDEダニエルズも少ない出場機会でQBハリーがあり、他選手のサックに貢献した。また、DB陣の頑張りによるカバレッジサックも目立った。
- 頑張った若手ディフェンス選手の中でもCBケイシー・ヘイワードとCBデヴォン・ハウスの評価が非常に高い。彼ら2人で12回ターゲットになってわずか2回14yds(1INT)しか許さず、Pro Football Focusの "Team of Week 11" に仲良く選ばれた。(パッカーズOL陣を蹂躙したDTニック・フェアリーの名前も)
- 同じくPro Football Focusによると、今季CBヘイワードは57回ターゲットになって26回341ydsしか許していない。同サイトの新人王レースでは全体6位、ディフェンスに限れば1位。Pro Football Weekly誌の新人王レースでも全体6位、ディフェンス2位に浮上。
- もうすぐCBシールズ、そしてCB/Sウッドソンが復帰可能になるはずだが、いま結果を出している若手DBたちをどうするのか。 「彼ら若手は大きなプレーを決めているし、我々としては彼らをフィールドに出す道を探さなければならない。私に言わせれば、そればパーソネル・グループの使い方のカギだ」とケイパースDC。
- 勝利の喜びに満ちたロッカールームの映像。QBロジャースがTEフィンリーに何と声をかけたのかちょっと気になる。
- マッカーシーHCとQBロジャースがそれぞれ口ひげを生やし始めたのは、前立腺がん撲滅運動への賛同のため。moustache と November を合わせ、「ヒゲを生やして11月をMovemberに」という運動らしい。
- プラクティス・スクワッドの入れ替え。 OGジョー・ギブスと契約し、OGジャスティン・チードルを解雇した。OGギブスはテネシー大マーティン校の出身で、2010年にドラフト外ルーキーとしてラムズと契約。最近までUFLのオマハ・ナイトホークスに所属していた。