グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年11月 6日
以下のケガ人情報はすべてマッカーシーHCの会見でのもの。「2週間で全員のケガが治るわけではない。それが現実だ」
- OLBクレイ・マシューズ(ハムストリング)については、「2試合ほど欠場かも、という診断だが、本人はこれまでの(ハムストリング)負傷ほど悪くないと感じている」
- 「RTブライアン・ブラガ(でん部)についてはまだ詳しい検査結果を待っているところ」とのこと。マッカーシーHCはかなり心配している様子で、これはどうも重そうだ、というのが記者たちの感想。
- WRジョーディ・ネルソンは足首の捻挫。「彼は大丈夫だと思う、今回のケガ人3人の中で最も早く復帰できるだろう」
- FBジョン・クーン(ハムストリング)は、「バイウィーク明けのDET戦で復帰を期待している」とのこと。
- OLBニック・ペリー(ヒザ)は、「セカンド・オピニオンを求めている最中で、今後2日のうちに詳しいことがわかるはず」とのこと。負傷から3週間も経ってこのような状況にあるのは、ふつう良くない兆しだ。
- 選手たちはすでに1週間のバイウィーク休暇に入っている。コーチ陣は例年どおりセルフ・スカウティング作業と同地区ライバル戦の準備を済ませたあと、週末に2日ほど休暇を取る予定とのこと。セルフ・スカウティングとは自分たちの采配全般を見つめ直すことで、とくにゲームプランやプレーコールについて相手チームから読まれやすい傾向がないか分析して修正することが重要になる。
- 残り7試合のうち5試合が同地区対決。 「タフな地区だ。昨年は彼らに全勝したといっても今年は全く別だからね。どのチームも向上しているし、全チームが5割以上というのも驚くには値しない。我々も地区内対戦に重点を置いている。短い期間にこれほど多く同地区対戦を行うのは初めてだし」とマッカーシーHC。
- PUPリスト明けのTEアンドリュー・クウォレス(ヒザ前十字靭帯)とLTデレク・シェロッド(すね骨折)は、ロースター枠の例外扱いとなる猶予期間がもうじき終了する。彼らをロースターに入れるか、インジャリーリザーブに入れるか、解雇するかを今週水曜には決断しなければならない。ロースターに入れるためには代わりに誰を解雇する必要がある。 「いろいろ選択肢がある。我々はまだ検討している最中だ。デレクをロースターに入れる最後のチャンスだということも認識しているし、それも我々の検討している選択肢なのは間違いない」とマッカーシーHC。
- 回復が遅れているLTデレク・シェロッドはインジャリーリザーブ入りが有力視されてきたが、RTブラガの負傷で状況が変わったかもしれない。もしRTブラガが長期欠場となれば、LTシェロッドの回復を待った方が早いということになりかねないからだ。ディートリック=スミスが代役LGに昇格したいま、控えOLはドラフト外ルーキーのG/Tドン・バークレーとOGグレッグ・ヴァンローテンの2人だけ。
- RB陣のローテーションは、アレックス・グリーン(41スナップ)がノーハドルおよび3rdダウンを担当、それ以外のダウン&ディスタンスではジェームズ・スタークス(23スナップ)が入った。これがよい結果につながった。 「たいていのRBは数多くキャリーしたがるものだが、我々には優れた選手が2人いて、それぞれ違ったスタイルを持っている。彼らをフレッシュに保つことができれば、それもボーナスになる」とトム・クレメンツOC。
- チームラッシング176ydsは2009年第9週CLE戦(202yds・平均4.9)以来の好成績。4選手(スタークス/グリーン/コブ/ロジャース)が25yds以上のラッシングを記録したのは、2003年11月2日MIN戦以来9年ぶり。
- オフェンスでますます存在感を増してきたWRランドール・コブだが、リターナーの仕事を他に任せるつもりはない、とスローカムSTコーチは言う。 「フィールドポジション・バトルは非常に重要だ。今回のゲームでも、第1Qには28ydsのパントリターンで敵陣20ydsに持ち込み、後半最初には44ydsのキックオフリターンで自陣48ydsからの攻撃だった。これらは、オフェンス最初のプレーと言える。彼にとって他のプレーと同じぐらい爆発的なリターンだった」
- WRジェームズ・ジョーンズは現在8TDパスキャッチでNFL1位タイ。
- Journal Sentinel紙によると、通常ならQBロジャースのコントロールミスは1試合につき2回か3回ほどだが、今回は8回もあったとのこと。本人が不調だったと言うのも無理はない。
- OLBクレイ・マシューズ(ハムストリング)の戦線離脱についてドム・ケイパースDC。 「ちょうどフランク・ゾンボが復帰してきたので、彼を戦力に加えることができる。昨日のOLBエリック・ウォルデンの働きにはとても満足している。素晴らしいゲーム内容で、大きいプレーをいくつも決めてくれた。OLBデズマン・モーゼスもおそらく入団以来最も長く出場しただろう。彼ら若手はプレーを重ねるごとによくなってくるし、昨日はそれが見て取れた」
- 今回OLBマシューズは全体の68.8%でダブルチームされ、これは過去2年半で最も高い率だった。OLBウォルデンはプレッシャー4回とインターセプトにくわえ、RBへのフラットのパスを6ydsロスで止めたプレーが秀逸だった。
- 今回ケイパースDCはブリッツがわずか14.6%と今季最少。DBによるブリッツはゼロだった。
- 苦戦中のKメイソン・クロスビーだが、「競争相手として新たなキッカーを呼ぶ予定はない」とスローカムSTコーチ。
- Pティム・マステイのパントはインサイド20がNFL最多の24回。そのためにヤーデージは伸びず、グロス43.5ydsで23位、ネット39.8ydsで17位となっているが、よいプレーをしているのはたしか。いっぽう、1試合あたりのパント回数は5.0回でNFL22位(少ない方から)。オフェンス好調だった昨季はわずか3.4回(3位)しかパントを蹴らずに済んでいた。