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Notebook: WRジェニングス復帰はいつ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年10月24日
- WRグレッグ・ジェニングスは第4週セインツ戦で鼠蹊部を悪化させて以来もうじき4週間。今週は木曜にテストを行い、結果がよければ金曜に練習復帰させる予定となっている。1日しか練習しないのは意図的なことらしい。前回ウィークデイに練習量が多すぎたことが試合での鼠蹊部悪化につながったのかもしれない、とメディカル・スタッフが考えているためだ。
- また、WRジェニングスは火曜にグリーンベイを離れて専門家を訪れているとのこと。これは鼠蹊部の回復が順調でないことを示しているのだろうか。復帰はバイウィーク明け(3週間後)になるのでは、という見方も出てきた。
- 次の対戦相手ジャガーズでは、エースRBモーリス・ジョーンズ=ドリュー(足)の欠場がすでに決定。エースQBブレイン・ギャバートは左肩の負傷で出場が微妙になっている。肩関節唇の断裂という大きなケガだが、本人は強行出場したい意向で、専門医ジェームズ・アンドリューにセカンドオピニオンを求めているところ。欠場の場合はQBチャド・ヘニー(元MIA)が先発する。
- インジャリーリザーブ入りした選手はグリーンベイを離れてリハビリ生活を送ることも少なくないが、RBセドリック・ベンソン(足)はチームに留まっているとのこと。 「彼は僕らと一緒にいるよ。彼の心構えは立派だ。ミーティング・ルームではチームメイトを手伝ってくれている。彼は僕の隣に座っているんだ」とQBロジャース。
- ILBとして初先発のILBブラッド・ジョーンズについてマッカーシーHCは、「これが初めての先発だし、今後は良くなる一方だろう。テクニック的に改善していくべき点が2、3あるが、ILBたちのプレーぶりにはとても満足している」と評価している。ケイパースDCは、「ダイム・パッケージを任せるILBはビショップ、D.J.スミスに続いて今季3人目だ。初回にどのように対処できるか興味深く見守った。彼はコミュニケーションの点でも、全ダウン出場という点でも、とても良い仕事をした」
- 最後のWRコブへの39ydsTDパスの際、QBロジャースは相手のオフサイドがなければタイムアウトを取るつもりだったとのこと。試合残り3分19秒、直前にランが4ydsロスに終わり3rdダウン9に追い込まれていた。 「僕はハドルで、『クロックいっぱいまで流すから、相手がオフサイドをするかどうかだけ見よう。もしオフサイドをしてくれたら、レシーバーはかならずフリーになれ』 と僕は指示した。- (中略) - あれは僕にとってこれまでのトップ10か15に入るパスだろう」
- QBアーロン・ロジャースは6TDを投げたテキサンズ戦の前夜、体調が悪くなってホテルで吐いたとのこと。
- トム・クレメンツOCによると、WRランドール・コブのランの際、当初予定したホールは埋まっていたため、彼は外にバウンスして19ydsゲインした。今後も彼の多彩な能力を活用する道を模索し続ける、とクレメンツOCは語っている。なお、WRコブをバックフィールドに置く隊形は"Cobra"パッケージと呼ばれている。
- Journal Sentinel紙のラムズ戦レビューから。
- 最もよかったOLはRTブラガで、おそらく彼にとって今季最高のパフォーマンス。左DEクリス・ロングとマッチアップし、プレッシャーを許したのは0.5回だけ。ランプレーでも、11回あった"bad run" のうち彼に責任があったのはゼロ。いっぽうLTニューハウスは右DEロバート・クイン相手のパスプロテクションに苦しみ、サック1.5回、ノックダウン2.5回、ハリー1回を許した。ランブロックはかなり安定していた。
- ラン不振はほとんどインサイドOL3人の責任。Cサタデーは相手オフサイドに素早く反応したり、パスプロテクションがよかったが、ランブロックは散々だった。両ガードはパスプロもランブロックも悪かった。
- DL陣は最低評価の1点。相手QBのドロップバック37回のうち、DL陣は一度もプレッシャーをかけられなかった。NFL最低クラスと言われているOL陣相手ということを考えると、この不振はひどい。
- ILBブラッド・ジョーンズは全スナップに出場し、悪くない出来だった。全体的に判断がよく、思い切りもあった。
- LB陣で最もよかったのはOLBマシューズでなくOLBウォルデン。TEケンドリックスをかわしてタックルを決めたのが4回、RTリチャードソンをかわしたタックルが2回。QBへのプレッシャーもマシューズと並ぶ3回。56ydsゲインしたWRギヴンズを最後に倒したのも彼だった。OLBマシューズは代役LTバークスデールもLGスミスも圧倒できず。
- ストロングセーフティでローテーション起用されたM.D.ジェニングス(27スナップ)とジェロン・マクミリアン(21スナップ)はともにミスタックルなし。
- パッカーズオフェンスはレッドゾーンTD率が76.19%で現在NFL1位。トータルヤーデージ14位ながら得点が9位なのはタッチダウンが奪えているおかげだろう。
- パッカーズディフェンスはサック率(サック数をパス試投数で割る)でNFL3位。INT率で7位。3rdダウン成功率で9位。
- プラクティス・スクワッド選手の入れ替え。DTジョーダン・ミラーと契約し、G/Tクリス・スコットとDEドリュー・ヴァンダーリンを解雇した。DTミラーは昨年サザン大学からドラフト外でベアーズに入団、シーズン最終週にプラクティス・スクワッドからロースターに昇格したが出場はならず。今年は最終ロースターカットで解雇されていた。DEヴァンダーリンは地元グリーンベイ出身ということで注目されたが、わずか1週間のパッカーズ在籍だった。
- WR陣のイタズラ合戦がエスカレートし、この月曜にはWRグレッグ・ジェニングスがWRジェームズ・ジョーンズのSUVの車輪をすべて外してしまった(写真)。しかも車内には派手な飾りがぶちまけられ、フロントウィンドウには "Go Pack Go!" 、サイドウィンドウには "Happy Birthday Lil' JJ" の文字が。駐車場に出てきた選手たちが大喜びで写真を撮っている。
- なぜWRジョーンズの息子の誕生日にこのイタズラを仕掛けたかというと、WRジェニングスがWRジョーンズに一発やられた(ピーナッツ入りの発砲スチロール箱が車じゅうに詰め込まれていた)のが9月21日の誕生日のことで、WRジョーンズ自身の誕生日は3月だったため。WRジョーンズとWRジェニングスのイタズラ合戦は2年ほど前から始まったらしい。 「ワイドアウト全員が関わっていたはずだ・・・。あらゆる誕生日、あらゆる記念日に、彼らに報復してやる」とWRジョーンズ。
- アルコーン州立大出身のWRドナルド・ドライバーがカンファレンス(SWAC)のホール・オブ・フェイムに選ばれた。2005年には元WRジェリー・ライス(ミシシッピヴァレー州立大)も同ホール・オブ・フェイムに選ばれている。
- 4週間前にレッドスキンズと契約したRBライアン・グラントがはやくも解雇された。