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Notebook: Cサタデーの習熟は
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年10月 4日
- セインツ戦で途中退場したSS M.D.ジェニングスがはやくも練習に参加。負傷箇所は肩でなく首に変更されている。ということは、肩から腕にかけてしびれが走る"Stinger"だったのだろうか。
- WRグレッグ・ジェニングス(鼠蹊部)とSショーン・リチャードソン(ハムストリング)は休み。
- CBデヴォン・ハウス(肩)は先月の練習復帰以来初めて、スカウトチームでなくレギュラー組でディフェンス11人に加わる機会があった。
- WRジェニングスは鼠蹊部の回復に見通しが立ちにくいことに苛立っている。 「腹立たしい、本当に腹立たしいよ。その気持ちに飲み込まれないよう心がけてはいるけど。NFLで7年間やってきて、こんな年は経験したことがない。1試合出てまた1試合休みなんて、続けているわけにはいかない。自分のためにもチームのためにもね。100%になるまで待つつもりだ」
- 大事なコントラクト・イヤーであることについてWRジェニングス。 「契約のことは自然と解決するはずだ。過去の実績が認められるにしても、今後の活躍が認められるにしても」
- 出場停止処分が解けたDEマイク・ニールが初練習。 「今日は彼に注目して見ていたが、非常によく体作りができているようだ。練習に制限はまったくなかった。(試合の疲れがなく)状態はフレッシュだ。あとは練習の映像を見直して、明日のフルパッド練習での動きを見たい」とマッカーシーHC。
- DEニールは4週間のうち2週間半はフロリダ州タンパですごし、残りは故郷インディアナで弟たちのフットボールを応援していたという。2巡指名DEジェレル・ウォージーがパスラッシャーとして期待ほどの破壊力をまだ見せていないため、自然とDEニールへの期待が高まっている。
- Cジェフ・サタデーにとって今週は古巣との対戦。移籍からここまで、チームに溶け込むのは早かったが、センターとしては細かい点でまだ習熟が必要だと本人は言う。オフェンスのシステムが違い、用語が違い、相手ディフェンス隊形へのアジャストの仕方が違い、QBとのコミュニケーションの取り方も違う。 「フットボール的には慣れるのに時間がかかるものだ。今でも学び続けている。毎週いろいろな細かい情報を集めてね。そうしながら結果を出していくのが面白い」
- CサタデーとのコミュニケーションについてRGジョシュ・シットン。 「いろいろと違う点が多いんだよ。たぶん彼はコルツ時代よりも考えなきゃいけないことが多いだろう。そうしたことはすべて、ライン全体で向上していくべきことだ。僕らが重視してるのは、コミュニケーションを向上させることだ。その多くは両ガードにかかっている。彼が(ショットガン・スナップの前に)両脚の間に頭を入れているとき、相手の動きは見えない。そうした時はアジャストメントのコールをするのはガードの責任になってくる」
- 今週は人工クラウドノイズ下での練習を強化している、とマッカーシーHC。 「速いサーフェス(パスラッシャーが有利になる)のドームでクラウドノイズがある。そうしたこと全てに備えなければいけない。これまでは水曜はそうした練習はしなかったが、今週は水曜からずっとやる。アウトサイドのラッシャー(ドワイト・フリーニーとロバート・マシス)が素晴らしいからだ」
- ボールキャリーがRBセドリック・ベンソンに集中している状況を変えるつもりはないとトム・クレメンツOC。 「彼はワークホース(馬車馬タイプ)であり、ボールに触れる回数が多いほどよくなっていく。機会さえあれば他のRBにもプレーさせたいが、RBベンソンを波に乗せるにはボールを持たせなければ。ロングゲインが少ないといっても、あとほんの少しというところまで来ている。セインツ戦では、抜けそうなところで足を払われたのが何度もあった」
- いっぽうRBジェームズ・スタークス(つま先)はいよいよ今季初出場となりそうな雰囲気だ。 「今日は練習の後で彼と話し合う機会を持った。君は今こそ頑張りが必要だと伝えた。今季中に痛みなしでプレーできるようになるのか、それは私にはわからない。しかし今週は自分をプッシュしてチームに貢献できるかたしかめてほしい」とマッカーシーHC。
- 毎週恒例のラジオ番組にてQBアーロン・ロジャース。 「この勝利はものすごく大きい。あのマンデーナイトを経験したフラストレーション、2勝1敗になるはずだったのにという気持ち、それにオフェンスのプレー内容の悪さ。今季不振のチーム相手だからとこの勝利を軽んじるファンは、セインツを馬鹿にしているよ。彼らは優秀なチームであり、昨季プレーオフに行ったメンバーの多くが残っている。とんでもないクォーターバックがいて、トップクラスのタイトエンドがいて、優秀なレシーバーがいて、スプロールズというおそらくNFL最高の3rdダウンバックがいる。ディフェンスもプロボウル経験のある選手がいてしっかりしている。攻守、キッキングゲームとも非常にいいチームだ。僕らは非常に大きな勝利を手に入れて前に進むことができたし、インディアナポリスを楽しみにしている」
- 戻ってきた正規審判団についてQBロジャース。 「セインツ戦の前には、先日の僕の発言について審判たちから礼を言われた。僕はジェフ(トリプレット主審)に、『戻ってくれて嬉しいよ。長いプロセスだったし』 と言った。そして、 『でもだからといって僕らが君たちを怒鳴りつけないわけじゃない』 と付け加えた。 『わかってる、わかってる』 と彼らは言った」
- ウィスコンシンではQBロジャース出演のフォードF150のCMがスタート(ビデオ)。撮影風景を収めた映像はこちら。動くピックアップトラックの荷台にボールを投げ込むシーンにCGは使わず、わずか2テイク目で成功した。キメのセリフを言ってから振り向いて投げるのだが、標的は30ydsほど先で、車の速度は48kmから56km。着地したときに跳ねないようにしぼんだボールを使っており、2回目はそれを計算に入れてうまく行った、と本人。
- セインツ戦でQBロジャースにマイクをつけた"Sound FX"のビデオ。
- セインツ戦で4TDを投げたQBロジャースがNFCオフェンス部門の週間最優秀選手に選ばれた。通算6回目。
- ケンタッキー大を卒業しているPティム・マステイは、"sports administration"の修士号を取得するためオハイオ大学のオンライン・コースを受講しているという。 「大学生の時もすこし学んだし、ずっと興味があったんだ。僕は引退後もスポーツの世界で働きたい。それに学校が大好きだしね。こうすることで精神的なバランスが取れるし、シーズン中の勉強はけっしてストレスにはならない」
- Pマステイの妻アマンダは夫の苦闘時代に銀行で働いて家計を支えたが、彼女も今は大学院に通っている。グリーンベイ地域がとても気に入っていて、ここで高校の社会科教師になりたい、とのこと。
- セインツ戦の試合前のスタジアムの様子をまとめた"Sights & Sounds"。ウィスコンシン大マーチングバンドや、ゲームキャプテンの記念撮影も。
- 先週レイダーズのプラクティス・スクワッドに加わったWRトリ・ガーリーがまたも解雇。8月末から数えて3回目の解雇となった。(GB、MIN、OAK)