グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2012年8月14日

T.J.ラングが契約延長に合意

先発左ガードのT.J.ラングがパッカーズとの契約延長に合意した。金額は不明だが、2013年から2016年まで、今年を含めると5年契約となる。昨年先発LGに定着した彼は十分な成長を見せて強力オフェンスに貢献。来春FAとなれば大型契約も期待できたはずだが、彼はグリーンベイの暮しを非常に気に入っており、安定を求めて早め(かつ安め)の契約を選んだものと思われる。また、控えOL陣の層が薄いパッカーズにとって、Cサタデーが1年か2年で引退、ラングがFA退団していたらOLの不安定化は避けられないところだった。

今後パッカーズは有力選手たちとの契約延長が目白押しだが、先日のPマステイ、そしてこのLGラングとの契約がまとまったことで、来春FAとなる中核選手はWRジェニングスだけとなった。そのあとは2014年春にFAとなるOLBマシューズとNT/DEラジ、そして相場より大幅に安いQBロジャースと続いていく。(契約は2014年までだが)

T.J.ラングはミシガン州ファーンデール出身の24歳。イースタンミシガン大で左右タックルとして活躍し、2009年ドラフト4巡指名でパッカーズへ。1年目からLTクリフトンやRTタウシャーの代役スターターとして価値ある働きをしたものの、たるんだ生活スタイルのせいもあって2年目は伸び悩んだ(朝帰りもたびたびだったと本人)。しかし3年目の昨季は生活を立て直し、先発LGの座をがっちりつかんだ。FA移籍した前任者ダリン・カレッジよりアップグレードだったのは明らかで、4年目の今季はさらなる成長も期待できそうだ。代役でタックルがプレーできる点も価値が高い。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player