グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2012年5月23日

OTA Notebook: 公開練習初日

Organized Team Activities(OTA)の公開練習がレイ・ニチキ・フィールドで行われた。前日のOTA初日にはフィールドでの練習はなく、フィジカルチェックや写真撮影(ビデオ)などが行われたようだ。昨年はロックアウトで中止されたためか、OTAに対するメディアの注目度が上がっている。この日の練習は2時間弱。残る練習公開日は今月30日と6月5日に予定されている。

OTAは新労使協定で再定義されたオフシーズン練習の「フェーズ3」にあたる(昨年の解説記事)。オフェンス対ディフェンスの練習はできるが、パッドなしでヘルメットのみ、コンタクトも禁止されているのでソフトな練習しかできない。トレーニングキャンプのような本気のポジション争い(特に攻守ライン)はできず、プレーブックの習熟や新コンセプトのインストールなどに重点が置かれる。

名目上は自由参加なので、スター級の選手は他のイベントがあれば休むことも少なくない。ただし、契約に「オフシーズン練習の何%以上に参加すれば20万ドル」といったワークアウトボーナスが設定されている選手も多いので、その条件をクリアできる範囲で休むことが多い。また、スター級でない選手はコーチ陣ににらまれないよう、ほぼフル参加するのが常識となっている。

カテゴリ : Camp, Notebook