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Notebook: RBグラントがDETからオファー
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年5月 4日
- FAとなっているRBライアン・グラントの代理人アラン・ハーマンは、ライオンズともう1つの球団からオファーがあったことを明らかにした。「もう1つといってもそれはパッカーズじゃない」
- 本人はこの日・月とデトロイトを訪問してコーチ陣と面談の予定。
- 2月ごろにマッカーシーHCはグラント残留を望むコメントをしていた。しかし最近はパッカーズからの連絡はまったくない、と代理人は言う。 「対話はまったくない。彼らは別の方向へ進もうとしているのだと私は解釈している。彼らから電話が来るかどうか心配などしていられない。今の2チームのうち1つと契約がまとまればと願っている」
- このアラン・ハーマンはFSニック・コリンズ(首のケガで先週解雇)の代理人も務めている。彼によると、コリンズは今後のことについてまだ検討中。1週間か2週間後には結論を出すだろうとのこと。
- 「私は(これ以上のリスクを冒さず)引退してほしいと願っている。そして私の会社に加わり、クライアントへのアドバイザーをしてほしいんだ。彼はそれがすごく上手だから。彼はトッププレーヤーであり、尊敬される選手だった。とても優秀な相談相手になると思うんだよ。誰にもタックルせずに済むし、自分を傷つけずに済むしね。それでも、彼が決断を下したら私はそれに従う」
- 「いま彼はフロリダで家族とゆっくり過ごしているところだ。まだ決心がついていない。時間をかけて決めたいと本人は言っていた。大きな決断だからね。パッカーズから解雇されたのは彼にとって驚きだった。(すくなくとも)パッカーズでは復帰できない、という事態を受け入れるのはつらかった」
- 現役を続けるつもりかどうか、問い合わせてきた球団もいくつかあるとのこと。(だからといってフィジカルチェックに合格させてくれるとは限らない)
- 同じくフィジカルチェック不合格で解雇となったLTチャド・クリフトンは現役続行に前向き。ただ、今すぐどこかと契約という感じでもない。 「背中のリハビリを続けて状態がよくなり、自分にとって適切な状況(たとえば先発LTの座をオファーされるとかだろう)になれば、プレーを続けたいと思っている」 「解雇されるかもしれないという感じは持っていた。いずれはチームが若返りを求めるだろうと」
- カレッジスカウト副部長のショーン・ヘロックがレイダーズに引き抜かれることになった。1月にパッカーズからレイダーズに移ったレジー・マッケンジー新GMは先日カレッジスカウト部長を解任しており、ヘロックをその後釜に据えるものと思われる。ヘロックの父ケンはかつてファルコンズ等でGMを務めた人物で、ロン・ウルフの下でパッカーズ人事部長をしていたこともある。アル・デイヴィス死後の新オーナーによる新GM選考委員会にも加わっていた。
- パッカーズはマッケンジーとヘロックが抜けた穴を埋めなければならないが、トンプソンGMは2人を内部昇格させる見込み、と報じられている。それが誰なのかまだわからないが、選手人事副部長のエリオット・ウルフと、南西部担当スカウトのアロンゾ・ハイスミスではないか、というのが世間の評判。ウルフは名GMロン・ウルフの息子で、大学を出てすぐにパッカーズに加わった。ハイスミスはドラフト1巡3位指名された前歴を持つ元ランニングバック。
- "Bountygate"の調査過程においてDEアンソニー・ハーグローヴの果たした役割の大きさが、しだいに浮き彫りになってきている。彼は、そうした報奨金プログラムが実在したこと、自分が積極的に参加したこと、2010年の調査で嘘をついたこと、それはある人物(ハーグローヴは名指ししている)の指示だったことなど証言を書面で提出しており、これがNFL側の重要な証拠とされているからだ。
- 全面否定している選手とは違い、DEハーグローヴは基本的な事実をすべて認めているため、上訴しても処分が覆ることはなさそうに見える。ただ、嘘をついたのがコーチの指示だったと認められれば、処分軽減の可能性が出てくるかもしれない。