グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2012年4月28日

2巡30位指名はCBケイシー・ヘイワード

あのトンプソンGMがなんと2回連続のトレードアップ。ペイトリオッツとのトレードで3巡27位から2巡30位へと浮上し、ヴァンダービルト大のCBケイシー・ヘイワードを指名した。28スポット分トレードアップした代償が5巡28位(全体163位)だけという情報が本当ならば、これはバリューチャート的にかなりオトクではないか。

2巡30位 | ケイシー・ヘイワード Casey Hayward | Cornerback | Vanderbilt | Senior |
5-11⅜ (181cm) | 192lbs (87kg) | 40yds/4.52秒 | 1989年9月9日生 |

Strengths : よいフットワークを持つバランスの取れたアスリート。ビジョンと反応がよく、素早く巧みに対処できるボールスキルがある。相手オフェンスのしてくることを理解し、レシーバーのルートを読むのが上手い。嗅覚に優れ、フェイクにひっかかりにくい。明らかにゾーンカバレッジ向きのコーナーバック。ランサポートもアグレッシブで、大きなボールキャリアーもしっかり脚を払って仕留められる。

過去3年間37試合に先発出場して通算15インターセプト(同大記録)。昨季は7INTを挙げ、有力選手ひしめくSECでカンファレンス2ndチーム(2年連続)に選ばれた。注目のシニアボウル練習でも評価が高かった。やや物足りない40yds走のタイムに比べ、ショートシャトルは全CB中トップの3.90秒、ロングシャトルでも2位の11.10秒を出している。

Weaknesses : やや細身で、腕も長くない。ディープスレットについていけるトップスピードはなく、マンカバレッジ向きではないかもしれない(マンの経験自体も不足)。バックペダルが不安定で、方向転換からの加速がよくないので縦へのルートでやられやすい。INTチャンスをつかむ嗅覚はいいがキャッチミスも多く、昨季はINTを逃す落球が目立った。ラン守備ではタックリングを向上させる必要あり。

Mental : 同大ではチームキャプテンを務めた。豊富な先発経験があり自信を持ってプレーできる。ランサポートにも熱心に取り組み、粘り強くプレーする。ワンダーリックテスト16点は平均より少し下。2009年に偏頭痛で2試合ほど休んだことがある。

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