過去の記事 |
2012年 >
02月 >
Packers Statistics Notebook 2
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年2月26日
Journal Sentinel紙の集計による雑多なスタッツ集、今回はディフェンス編。但し書きがないかぎりプレーオフを含めた17試合での数字であり、記者が映像を見て判定した主観的なデータが多いことにも注意。
◆ タックリング関連
- チーム全体のロスタックルは1試合平均2.47回(42回/17試合)で、昨季の2.4回とほぼ同じ。2009年の平均3.77回と比べるとかなり悪いまま。
- 個人のロスタックル数ではOLBマシューズとILBビショップが6.5回ずつで最多。以下、NTピケット(4.5)、OLBウォルデン(3)、CBウィリアムズ(3)、SSペプラー(2.5)、CBウッドソン(2.5)、DEウィン(2.5)、DEラジ(2)、DEウィルソン(2)、ILBホーク(1.5)、ILBスミス(1.5)、ILBフランソワ(1.5)、CBブッシュ(1.5)。
- ロスタックルがなかった選手はNTグリーン、DEニール、OLBゾンボ、OLBジョーンズ、FSバーネット、CBシールズ。
- パッカーズコーチ陣の判定によるタックル数は、ILBビショップ(148)、FSバーネット(112)、ILBホーク(109)、SSペプラー(106)、OLBウォルデン(89)、CBウッドソン(85)、OLBマシューズ(74)、CBウィリアムズ(71)、NTピケット(61)、DEラジ(47)、DEウィルソン(41)、ILBスミス(38)、CBシールズ(36)、DEウィン(32)、CBブッシュ(22)、ILBフランソワ(21)、NTグリーン(21)、OLBゾンボ(18)、OLBジョーンズ(15)、FSコリンズ(10)、OLBソート(7)、DEニール(6)。
- NTピケットは出場8.12スナップに1回タックルし、在籍6年間のうち5回目のDL陣トップ。以下、DEウィルソン(9.68)、NTグリーン(10.95)、DEウィン(14.95)、DEラジ(19.7)、DEニール(26.33)。
- 1試合あたりのミスタックル数は昨季の6.65回から今季は8.24回へと大幅増。
- 個人のミスタックル数は、CBウッドソン(18)、CBウィリアムズ(17)、ILBホーク(15)、SSペプラー(12)、CBシールズ(12)、FSバーネット(11)、ILBビショップ(10)、OLBウォルデン(6)、DEラジ(5)、ILBフランソワ(4)、ILBスミス(4)、DEウィン(4)、NTピケット(3)、OLBゾンボ(3)、CBブッシュ(2)、FSコリンズ(2)、OLBジョーンズ(2)、DEニール(2)、OLBラティモア(1)。 NTグリーンとDEウィルソンはゼロだった。
- CBウッドソンのミスタックル18回は2年連続でチーム最多。昨季は20回だった。
- スペシャルチームの個人タックル数トップ5は、CBブッシュ(12)、CBリー(12)、OLBジョーンズ(11)、ILBスミス(11)、TEテイラー(10)。
- スペシャルチームのミスタックルは昨季の1試合平均2.25回から今季は2.18回へとわずかに向上。
- スペシャルチームの個人ミスタックル数は、CBブッシュ(9)、ILBフランソワ(4)、CBリー(4)、CBシールズ(4)、RBセイン(3)、TEテイラー(2)、Kクロスビー(2)、OLBジョーンズ(2)、FBクーン(2)、TEクウォレス(2)、TEクラブトリー(1)、FS M.D.ジェニングス(1)。
◆ パスラッシュ関連 (プレッシャーとはサック + ノックダウン + ハリー)
- チーム最多サックがOLBマシューズの6回どまり。以下、ILBビショップ(5)、DEラジ(3)、OLBウォルデン(3)、OLBジョーンズ(2)、CBウッドソン(2)など。
- プレッシャー回数は、OLBマシューズ(53.5)、OLBウォルデン(26.5)、ILBビショップ(20)、DEラジ(19.5)、ILBホーク(15.5)、DEウィン(10)、CBウッドソン(7)、CBブッシュ(5)、OLBジョーンズ(4.5)、ILBスミス(4)、DEウィルソン(3.5)、OLBソート(3)、OLBゾンボ(3)、FSバーネット(2)、DEニール(2)、SSペプラー(2)、NTピケット(1.5)、CBウィリアムズ(1)、NTグリーン(0.5)。
- OLBマシューズのプレッシャー53.5回は3年連続チーム最多。昨季が55回、2009年が45.5回だった。Journal Sentinel紙が1998年に同スタッツの集計を始めて以来、最多は2007年DEキャンプマンの58.5回(プレーオフ含め18試合)で、今季のOLBマシューズはさほど遜色ない。
- DL陣によるプレッシャー回数はわずか37回(1試合あたり2.18回)で、昨季の半分以下になってしまった。昨季は101.5回(5.08回)、2009年が62.5回(3.68回)だった。
- LB陣によるプレッシャー回数は130回にのぼり、昨季の117回より増えている。DB陣によるプレッシャー回数は昨季の21.5回から今季は17回に減ったが、試合数を考えると微減。
- DL陣のプレッシャー率はDEウィンが最高で、46.7スナップに1回プレッシャーをかけた。2位以下は、DEラジ(47.49)、DEニール(79)、DEウィルソン(113.43)、NTピケット(330)、NTグリーン(460)。
- 昨季のDEジェンキンズ(PHIへFA移籍)は16.1スナップに1回プレッシャーをかけていたので、今季のDL陣のひどさがわかる。
- ブリッツ(5人以上ラッシュ)は相手ドロップバックの42.2%にのぼり、昨季の33%、2009年の27%より大幅に増加。1998年に同紙が集計を始めて以来最も高い。
- 6人以上のラッシュは6.7%で、こちらも昨季の3.7%や2009年の4.5%より大幅アップしている。
- ブリッツのうちILBによるものが348回を占め、CBが154回、Sはわずか28回。
- 最も効果的なブリッツァーは2年連続でILBビショップ。6.85ラッシュに1回プレッシャーに成功している。2位以下は、FSバーネット(8.5)、CBブッシュ(8.6)、ILBホーク(9.23)、ILBスミス(11.25)、CBウッドソン(12.86)、ILBフランソワ(23回ラッシュしてプレッシャーゼロ)。
- DB陣によるプレッシャーは効果が大幅ダウン。昨季は6.8ラッシュに1回プレッシャーをかけたが、今季は10.7ラッシュに1回だった。
- チーム全体でパスを叩き落とした回数は13回。最多はOLBマシューズの3回。DEウィン、DEウィルソン、NTグリーン、DEニール、ILBビショップの5人はゼロだった。
◆ ビッグプレー関連
- (ラン・パス合わせて)20yds以上のゲインを許したプレーは85回もあり、パッカーズでは1994年の集計開始以来最多。これまでの最多は2004年(この年も17試合)の81回だった。
- 20yds以上のプレー85回の内訳は、パスが74回、ランが11回。
- 20yds以上のランに責任のあった個人は、CBウッドソン(2.5)、ILBビショップ(1)、FSバーネット(1)、NTグリーン(1)、SSペプラー(1)、DEラジ(1)、DEウィルソン(1)、FSコリンズ(0.5)、ILBホーク(0.5)、OLBマシューズ(0.5)、OLBウォルデン(0.5)、CBウィリアムズ(0.5)。
- 20yds以上のパスに責任のあった個人は、CBウィリアムズ(16)、ILBビショップ(9)、CBシールズ(9)、CBブッシュ(8)、SSペプラー(8)、CBウッドソン(6.5)、FSバーネット(5)、ILBホーク(5)、OLBウォルデン(2)、FSコリンズ(1)、CBリー(1)、OLBマシューズ(1)、DEラジ(1)、ILBスミス(1)。
- CBトラモン・ウィリアムズは20yds以上のパスを昨季は6回しか許さなかったが、今季は16回と急増した。パッカーズのCBとしては1995年のCBダグ・エヴァンズ以来最悪。
- 許したTDパス32回のうち、24.5回はDB陣に、5.5回はLB陣に、2回はDL陣に責任がある。
- TDパスに責任のあった個人は、CBウッドソン(5)、SSペプラー(4.5)、CBシールズ(4.5)、CBウィリアムズ(3.5)、FSバーネット(3)、ILBビショップ(2.5)、CBブッシュ(2.5)、ILBホーク(2)、DEウィン(2)、FSコリンズ(1.5)、OLBラティモア(1)。
- パスディフェンド回数は、CBウィリアムズ(24)、CBウッドソン(21)、FSバーネット(16)、CBシールズ(15)、SSペプラー(14)。
◆ テイクアウェイ関連
- レギュラーシーズンのテイクアウェイ(ファンブルリカバーとインターセプト)は38回でNFL1位タイ。
- マッカーシーHC就任以来のターンオーバーレシオはなんと+68。
- ターンオーバープレー(INT、ファンブルフォース、ファンブルリカバー)は多い方から、CBウッドソン(9)、FSバーネット(8)、OLBマシューズ(6)、SSペプラー(6)、CBシールズ(5)、CBウィリアムズ(5)、ILBフランソワ(3)、ILBビショップ(2)、CBブッシュ(2)、FSコリンズ(1)、DEラジ(1)、ILBスミス(1)、OLBウォルデン(1)。 ILBホークとNTピケットはゼロだった。
- ターンオーバープレーでCBウッドソンがチーム最多を記録したのは、パッカーズ在籍6年間で4回目。