グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2012年2月 2日

ユニット別のサック数

パッカーズディフェンスのサック数は昨季の47回(NFL2位タイ)から今季は29回(27位タイ)へと激減し、パスラッシュ不振がディフェンス悪化の最大の原因となった。ポジション別の内訳(下表)を見てみると、通常のパスラッシュ要員であるDLおよびOLBがサックを奪えず、ブリッツに頼らざるをえない現状がよく表れている。

昨季はDL陣のサックが合計18回(うちDEジェンキンズ7回、NTラジ6.5回)もあり、全体の38.3%を占めたが、今季はわずか6回(ラジとDEウィンが3サックずつ)で全体の20.7%。逆にILB陣およびDB陣によるサックの割合が昨季の16.0%から37.9%へと大幅アップしている。

Journal Sentinel紙によると、ケイパースDCはブリッツの割合を昨季の33%から今季は42.2%へと大きくアップさせた(プレーオフを含む)。6メンラッシュの割合も3.7%から6.7%へと増加。少人数でプレッシャーをかけられずにパス成功を許し、やむなくブリッツを増やしてさらに痛い目に遭う、という悪循環はシーズンを通して変えられなかった。

  2010   2011
Position Sack %   Sack %
Defensive Line 18.0  38.3%  →  6.0  20.7%
Outside Linebacker 21.5 45.7% 12.0 41.4%
Inside Linebacker 4.5 9.6% 6.5 22.4%
Defensive Back 3.0 6.4% 4.5 15.5%
 Total 47.0   29.0  

個人レベルではおおよそ以下のとおり。

カテゴリ : Football