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Packers - Bears Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年9月27日
- マイク・マッカーシーHC。 「これが2勝にカウントされればありがたいんだが、じっさい今日は2試合戦ったような気分だ。ロードで勝つのは大変なことで、地区ライバルとなればなおさら難しい。まだシーズンは始まったばかり。我々の目標は第一にゲームに勝つこと、第二にチームとして進歩することだ。大変嬉しいのは、我々は3勝0敗のうえに進歩の余地が山ほどあることだ」
- CBチャールズ・ウッドソン。 「負けるより勝つ方がチームを強くしていきやすい。そして僕らは、最後までもつれた接戦をなんとかものにすることができている。広い視野で見ると、僕らは醜い勝ち方を3回したけど、それでも勝利に変わりはない。これからシーズンは厳しくなる一方だ。厳しい試練に耐えて勝利を重ねられる、そんなチームを僕らは作っているような気がしてる」
- オフェンスについてマッカーシーHC。 「バランスが取れていたと思う。しかし余りに多くの得点チャンスを逃した。今季初めてターンオーバーを奪われたこともマイナスだし、スナップ前の反則があまりに多かった。そういう問題のないときはリズムを保ち、よいオフェンスができたと思っている。非常によかったとはいえ、向上の余地は大きい」
- TEジャーマイケル・フィンリーはパッカーズのTEとして15年ぶりの1試合3タッチダウン。
- 「来たパスをぜんぶ捕るのを目標にしてる。今はすごくいいプレーができてると思うよ。昨年よりさらにステップアップしてきてる。1プレーごとにね。すべてのプレーで相手に勝とうと努力してる。次にいつケガするかわからないんだから。3TDはキャリアで初めて。ポップ・ワーナー(少年フットボール)でもやったことないから、すごく嬉しいね」
- QBロジャース。 「彼はまだこれから伸びるよ。本来の仕事とは違うことをやったプレーが2回ほどあったけど、僕らは結果に結びつけた。彼は本物の一流であり、信じられないアスリートだ。勉強すればするほどキャッチも増えていくだろう」
- TDセレブレーションのときにTEフィンリーはYMCAの要領で"YOTTO"を表現。"Year Of The Take Over"の略で、彼は昨年夏からこれをキャッチフレーズにしている。
- WRグレッグ・ジェニングスはパスキャッチ9回(キャリア最多)119ydsの活躍。 「一番大事なのは相手ディフェンスにプレッシャーをかけることだ。試合の最初に主導権を握ってしまうこと。まずはオフェンシブラインがアーロン(QBロジャース)を守る。そうすれば彼はどこへでも正確に投げることができる」
- ベアーズのMLBブライアン・アーラカー。 「12番がクォーターバックをプレーしている限り、周りが誰だろうと関係ない。フィンリーはアスレティックな選手だ。しかし彼らを操っているのはロジャースだ」
- 最近影が薄かったRBライアン・グラントだが、今回は17回92yds(平均5.4)の活躍でオフェンスをよく引っ張った。「今週はこういう展開になっただけ。来週はそうじゃないかもしれない。誰にもわからないよ」
- RBグラントはここ6回のベアーズ戦で計596ydsと活躍している。
- RBジェームズ・スタークスはプロ入り初のファンブル。 「ボールをしっかりコントロールできていないうちに、LBブリッグスがすごく速く来てしまった。彼もいいプレーをした」
- RTマーシャル・ニューハウスは第1Q半ばから代役出場して立派に役目を果たした。
- 「落ち着いてプレーできた。練習でもプレシーズンでもたっぷりプレーしてきたからね。こうした状況でなければよかったとは思うけど。でもこれもフットボール。僕は準備ができてた。自分の目標としてるプレー内容ではなかったけど、勝つチャンスをチームに与えることはできたと思う。それが大事なこと。僕らは勝ったんだ」 「(RBやTEなど)ラインを助けてくれる選手が多いからね。僕は自分にできることをやろうと努力しただけ。基本に忠実に、自分のアスレチック能力を信じて」
- 「交代してしばらくは彼を注視していた」とマッカーシーHC。オフェンス選手たちは、ブラガからニューハウスに代わっても特別変わったことはしなかった、と証言している。
- WRジェニングス。 「ものすごく大きかった。オフェンシブラインの層の厚さを示してるよ。ブラガのような選手が倒れたらとても痛いけど、マーシャルがしっかり穴を埋めてオフェンスのリズムを崩さなかった」
- ランディフェンスはベアーズをわずか11yds、RBマット・フォーテを9回2ydsに抑えた。先週はわずか10回しかランをコールしなかったマイク・マーツOCが批判されたが、こう序盤からシャットアウトされてはランをコールするのは難しい。第3Qにはラン3回、第4Qはゼロだった。
- NTライアン・ピケット。 「僕のキャリア11年でこれが最高だ。ラムズで5年間やってたけど、あのころは(点の取り合いで)陸上競技会みたいだったし」
- 最初のランプレーで相手のカウンターをしっかり読んで1ydロスに止めたOLBクレイ・マシューズのプレーが流れを作った。第1Qの終わりにはまったく同じプレーがあったが、今度はOGクリス・ウィリアムズのプル・ブロックを一瞬ですり抜けて4ydsのロスに。
- ILBデズモンド・ビショップ。 「クレイは最初のプレーが読めていたんだと思う。彼は数年に一度しか現れない才能だ。何でもできてしまう。フォーテはすごくいいRBだと思うよ。ただ今日は僕らがものすごくいいプレーをした。ボールを持った瞬間にクレイや僕に立て続けにヒットされたらヤードは稼げない」
- パッカーズが相手のラン攻撃を13yds以下に抑えたのは球団史上3回目。
- DEジャリアス・ウィンは今季チーム最多の3サック。この日最初のサックは相手OLに大きな穴が開いて、まっすぐ突っ込むだけだった。2つ目はインサイド・ムーヴが効いた。 「1試合2サックというと、ふつうクレイの名前が聞こえるんだけど」とCBトラモン・ウィリアムズ。
- 最初のインターセプトはCBトラモン・ウィリアムズがWRロイ・ウィリアムズに抜かれたところをFSバーネットがよくカバーした。 「先週欠場したんでちょっと興奮しすぎた。うさぎみたいに飛び回ってた。後ろでカバーしてくれる選手がいてくれてよかったよ」とCBウィリアムズ。
- CBウィリアムズは痛めた右肩を保護するハーネスを着けてプレー。 「ゲームで悪化させることもなく、じっさい状態はすごくいい。また1週間回復に充てられるし。フィールドで何度かヒットしたけど問題はなかった。もちろん(この状態では)山ほどタックルしたい気分ではなかったから、フロントラインの連中が頑張ってくれてよかった」
- SSペプラーを下げてCBチャールズ・ウッドソンがセーフティに入る場面も多かった(3-4隊形ではすべてか?)。 「ドム(ケイパースDC)が望むなら今後も続けるだけだ。どうなるかはわからない。ドムとスタッフが次の対戦相手を分析して決めるだろう。水曜になれば僕の仕事のリストが出来上がってくるはず」
- FSモーガン・バーネットの今季3インターセプトはチームトップ。 「ディフェンスをよく勉強するようになって向上してきた。でもまだシーズン序盤だ。学ばなきゃいけないことは多いし、もっと向上していかないと」
- いっぽう先発再昇格のSSチャーリー・ペプラーは不甲斐ない出来。TEケレン・デイヴィスへの19ydsパスをタックルミスし、32ydsのタッチダウンにしてしまった(他の選手も次々とミスタックル)。3CB・1S隊形の使用で、彼の出番はニッケルやダイム隊形ばかりだった。 「個人的には合格点には程遠い。あのタッチダウンは僕のミスから始まり、チーム全体をまずい位置に追いやってしまった。あのミスタックルは受け入れられない。出たり入ったりした影響? ないとは言えない。でもプロフェッショナルとして、起用法にかかわらずよいプレーをしないと」
- CBサム・シールズは終盤にWRヘスターと激しくやりあったが、反則を取られたのは顔にパンチを出したヘスターの方。 「僕だけじゃない。トラモンも同じことを言ってた。ヘスターが汚いプレーをしてくるって。だから僕らはお返しをした。それにやり返そうとしたところであちらが捕まったわけ。こちらがラインでジャムしてたからフラストレーションもたまってたんだろう。レシーバーとしてはよくあることだ」とCBシールズ。2人はともにマイアミ大出身だが、ちょうどすれ違いで在学時期は重なっていない。
- 現在パッカーズディフェンスはトータルNFL29位。ラン1位、パス31位。サック数は3位タイ。インターセプト数は2位タイ。
- 試合残り1分09秒、相手の不思議なパントリターンにあやうくタッチダウンを許すところだった。カバーチームがボールを見ずにリターナーだけを見ることを利用した一種のトリックプレー。カバーチームがWRヘスターのところに集まる間に、サイドライン際でキャッチしたWRノックスはエンドゾーンにまっしぐら。ホールディングの反則で救われたが、ボールが落ちてこない場所にうろうろする選手たちはなんとも間抜けな姿だった。(ビデオ)
- フェイクに気が付いていたのは蹴った本人のPティム・マステイだけ。 「僕は100%望んだとおりに(左サイドライン際に)蹴れたんだ。敵陣10yds以内にパントを落として、これでゲームは終わりだと。これまで見た中で最も面白いプレーだよ。本当に驚いた」
- TEトム・クラブトリーは騙された1人。 「何が起きてるかわからず、誰もが混乱してるようだった。わかったときはみな叫び始めたけど、時すでに遅しだった」
- ベアーズの反則は、カバーに向かうCBジャレット・ブッシュのジャージをつかんだCBコーリー・グレアムのホールディング。 「あれはホールディングだ。僕はただボールを探そうとしてた。反則をしてもらえて幸運だったよ。あれはすごいプレーだった」とCBブッシュ。
- Journal Sentinel紙のPlay of the Game図解もこのプレー。スペシャルチームが選ばれたのは初めてかもしれない。
- ソルジャーフィールドの芝についてCBトラモン・ウィリアムズ。 「ランボーではフィールドの管理に素晴らしい仕事をしてくれてる。シカゴにやってくるたび、新しい芝か何かにしてくれてるといいなと願ってるんだ。きっと彼らは歴史を大事にしてるんだね」