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Day 25: DL陣がLGラングを称賛
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年8月24日
雷雨が迫るとの予報のため練習は屋内練習場ドン・ハトソン・センターに移動となった。今夏2回目の屋内練習場だが、けっきょく大雨は降らなかったらしい。夕方には竜巻警報も出されたが、グリーンベイは直撃を逃れている。
- 前日の練習の様子をまとめたビデオはこちら。
- 今週は先発組が最も長く出場するプレシーズンゲーム第3戦。先発組には2クォーター前後プレーさせたい、とマッカーシーHCは語っている。
- オフェンス
- カーディナルス戦で両ヒザを打撲したWRランドール・コブは、「長く休むようなケガでは決してない。今はとりあえず様子を見て、毎日すこしずつでも回復しようと努力してる」と語っている。必ず開幕戦に間に合わうか?という質問には明言を避けた。
- 5巡指名TE D.J.ウィリアムズはキャンプ序盤(ノンパッド練習だけか?)こそ好プレーを連発したものの、その後は目立たない。オールラウンドな能力で7巡指名TEライアン・テイラーの方が評価が高い。
- 先発決定のLG T.J.ラングをディフェンシブラインマンたちが称賛。前任者ダリン・カレッジにけっこう手厳しい。
- B.J.ラジ。 「LGカレッジを悪く言うわけじゃないが、間違いなくT.J.の方が良い働きをすると思うよ。T.J.はすごく良いパンチを持った、より強い選手だ。ゾーン・スキームでのランプレーでは横への動きが多く、相手につかまってもバックフィールドに押し込まれないだけの強さが必要だ。先日カレッジと対戦したときも、彼は(しっかり捕えるのではなく)僕に腕を伸ばしてきたり、カットブロックで倒そうとしてきた。足元を狙ってね。自信のなさの表れだよ。あまり強くもなく、自信もあまり持ってない」
- NTハワード・グリーン。 「T.J.は相手の最初のプッシュを止めることができる。生まれもってパワフルな方だ。スナップの瞬間から彼は鋭いブローを繰り出すことができる。LGカレッジには彼なりのプレーの仕方があり、それはテクニックを使うことだ。頭を使ってフィジカル面の不足を補う。T.J.はとにかくぶつかっていって相手を倒そうとする。よいフットワークも持っている」
- NT/DEライアン・ピケット。 「LGカレッジはテクニックで勝負するタイプだった。T.J.はオフェンシブラインマンに求められるダーティな部分も多く持ち合わせている。格闘が大好きだ。彼がタックル向きだという人も多かったが、僕はもともとガード向きだと思う。ディフェンシブラインの連中は彼がどれだけ優秀かよく知っているよ。ただチャンスが必要なだけだ」
- 昨日休んだG/Tデレク・シェロッドは右ヒザにテーピングをして復帰。この日は2ndチームの左タックルだけプレーしている。最初からこうすべきだったのかもしれない。マーシャル・ニューハウスは左右タックル両方を担当。
- OLの個人ドリル中にOTマーシャル・ニューハウスとC/Gニック・マクドナルドがつかみ合いになり、キャンペンOLコーチが割って入って仲裁し、握手して仲直り。同ユニット内のもめ事は珍しく、「2004年のCBアマド・キャロルとCBジョーイ・トーマスのミーティング中の取っ組み合いを思い出す」と記者たち。
- 3番手センターのイヴァン・ディートリック=スミスは前日から左タックルもプレーしている。
- ディフェンス
- OLBゾンボとOLBジョーンズが負傷中のため、ドラフト外のOLBヴィック・ソートとOLBジャマリ・ラティモアが2ndチーム。そこにも加われない6巡指名OLBリッキー・エルモアの不振ぶりを示している。
- 18日ぶり復帰のCBデヴォン・ハウス(ハムストリング)は慎重なスタート。 「ハムストリング負傷からの復帰には踏むべきプロセスがあって、(再発しないよう)慎重に進めなければならない。大事なのは彼をフィールドで見られることだ。(長く休んだので)プレー数をこなすことが必要だ」とマッカーシーHC。
- スペシャルチーム
- パントリターンの1stチームは、CBブッシュ、SSペプラー、CBリー、CBシールズ(ここまで4人が"jammer")、OLBラティモア、TEテイラー、TEクラブトリー、ILBスミス、RBグリーン、FBクーン、リターナーのWRウェスト。
- 昨季までスペシャルチームで活躍してきたWRブレット・スウェインだが、ケガからの復帰後はパントリターンの2ndチームにとどまっている模様。
- キックオフリターンの1stチームには、クウォレス、クラブトリー、ウィリアムズ、テイラーとタイトエンドが4人。
- 練習中、チームから離れたところでマッカーシーHCとトンプソンGMは30分にもわたって話し合いをしていた。その間はフィルビンOCがプレーコール。
- ケガ人情報は以下のとおり。
- 練習に復帰したのは、G/Tデレク・シェロッド(ヒザ・1日休んだだけ)、TEスペンサー・ヘイヴナー(ハムストリング・8日ぶり)、CBデヴォン・ハウス(ハムストリング・18日ぶり)。
- マッカーシーHCによると、新たなケガ人はILB K.C.アシオドゥ(胸筋)とC/Gサンプソン・ジーナス(つま先)。
- 引き続き休んでいるのは、WRランドール・コブ(両ヒザ打撲)、WRシェイキー・スミソン(肩)、OTクリス・キャンベル(肩)、OGエイドリアン・バトルズ(アキレス腱)、DEマイク・ニール(ヒザ)、DE C.J.ウィルソン(脳震盪)、DEローレンス・ガイ(脳震盪)、OLBフランク・ゾンボ(肩甲骨骨折)、OLBブラッド・ジョーンズ(ヒザの軽い捻挫)、Sアンソニー・レヴィーン(脳震盪)。
- OLBフランク・ゾンボ(肩甲骨骨折)は腕を固定するハーネスを着け、早くもワークアウトをしている。