グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2011年7月27日

ILBニック・バーネットを放出へ

手首負傷の間に先発の座を失ったILBニック・バーネットが、球団から放出を告げられたことが明らかになった。パッカーズはロックアウト解除直後、ILBバーネットはランボーフィールドを訪れてテッド・トンプソンGMと面談を行い、30分ほどでスタジアムを離れた。直後に本人からファンに対して別れのツイート(12)があり、放出の方針を告げられたことが明らかに。地元メディアは、「まずトレードを試み、ダメならば解雇となる。残留の可能性はゼロに近い」という情報筋の話を紹介している。

放出の理由はもちろん、控えには高額すぎるサラリーだ(ベースサラリー$5.5ミリオン + 1試合ごとのロースターボーナス$37万5000ドル)。今年のパッカーズはサラリーキャップ枠ぎりぎりで、FA補強どころか、新人選手との契約も今のままでは身動きが取れない。球団としては、1月にILBデズモンド・ビショップ、3月にILB A.J.ホークと契約延長をした時点で、ILBバーネット放出は既定方針だったに以外ない。

放出確実の状況になるとトレード相手は手出しを控えてしまうもので、複数球団が獲得に乗り出してくれない限り、けっきょく解雇となるパターンが多い。下位指名権でも手に入るならパッカーズにとってラッキーだろう。なお、変則日程のため解雇が可能になるのは今週木曜から。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player