前年にFA流出のあったチームにNFLから配布される補償ドラフト指名権(Compensatory Pick: 用語集へ)として、今年のパッカーズには4巡指名権1つが与えられた(32指名権のリスト)。これは昨年DEアーロン・キャンプマンがFA流出したことによるもので、指名順位は流出選手の契約の大きさや活躍の度合いによって決められる。キャンプマンはシーズン半ばで(再び)前十字靭帯を断裂して8試合出場に留まったが、フル出場できていればパッカーズは3巡をもらえたはず。
これでパッカーズの今年のドラフト指名権は以下の9つになったものと思われる。
1巡32位
2巡32位 (全体64位)
3巡32位 (全体96位)
4巡32位 (全体129位)
4巡34位 (全体131位) ← Compensatory Pick
5巡32位 (全体163位)
6巡32位 (全体197位)
7巡01位 (全体204位) ← トレードで獲得
7巡30位 (全体233位) ← トレードで失ったかもしれない
7巡1位指名権は、一昨年春にロングスナッパーのJ.J.ジャンセンをパンサーズにトレードして受け取ったもの。7巡29位指名権は昨年10月にジャガーズからFSアンソニー・スミスをトレード獲得する際に条件付きで譲渡したが、FSスミスは出場わずか4試合に終わったので、条件をクリアしなかったかもしれない。地元紙もまだ確認が取れていないようだ。