グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2011年3月 3日

A.J.ホークをいったん解雇し5年契約

今年$10ミリオンの超高額サラリーとなるILB A.J.ホークの処遇に注目が集まっていたが、パッカーズはいったん解雇したあと交渉を続け、5時間ほど後に新しい5年契約に合意した。契約内容の詳細は不明。同時に解雇したTEリーやFSマーティンとは違い、「A.J.を解雇したのはビジネス上の理由による。今後もチームの将来の一部として、ともに働けることを我々は希望している」とトンプソンGMは説明していた。

めでたく残留の決まったホークだが、昨年の開幕戦では(カバレッジ能力重視のため)ILBバーネットとILBチラーがフル出場し、彼はディフェンスでの出番がゼロ。こんな扱いでは今季限りの退団は確実、と見られていた。ところが第4週DET戦で戦線離脱したILBバーネットに代わってプレイコーラー役を引き継ぐと、落ち着いた的確な指示でディフェンスの安定に貢献。開幕戦で出番のなかった彼とビショップがプレーオフを戦い抜き、いまや大型契約を手に入れたのだから、なんとも不思議なシーズンの成り行きだった。

これで微妙な立場となったのがILBニック・バーネット。「ビショップの先発は確定」とマッカーシーHCが数日前に話しており、今回の契約でホークも同じ扱いになるものと考えるのが自然だろう。今年$5.5ミリオンのバーネットを控えからスターターに挑戦させるのか、やはり解雇となってしまうのか。解雇するならタイミングはいつになるのか。今オフは大きな注目を集めそうだ。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player