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Notebook: 来季ILBの組み合わせは
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年3月 1日
- 来季の先発インサイドLB2人のうちデズモンド・ビショップが確定で、残り1つはA.J.ホークかニック・バーネットということでいいのか？という質問にマッカーシーHC。「そのとおり。フル出場の機会を与えられ、デズモンドは素晴らしいシーズンを過ごしたと思う。いつだって猛烈な働きだった。ディフェンスのフロント7の中で、たぶん彼が最も嗅覚に優れている」
- 契約最終年を迎えるILB A.J.ホークは、「2011年度の初日にロースターにいた場合、自動的に$10ミリオンのサラリーが保証される」という契約になっている（つまり、5年目が終わったところで契約延長か解雇か決めましょう、と最初から決まっていた）。もし3月3日いっぱいに新労使協定がまとまった場合は3月4日が新年度初日になるため、それまでに解雇するか、（1年あたり金額の少ない）契約延長を結ぶか、$10ミリオンの超高額サラリーを確定させるか、3つの中からパッカーズは選ばなければならない。
- 現在のILB4人をキープするのは大変なコストがかかる。仮にホークがビショップ程度の契約を結んだとすると、4人で総額$21ミリオン以上のサラリーキャップ枠を食うことになり、とても現実的とは言えない。すくなくとも1人はチームを去ることになるのではないか。
- ILBニック・バーネットは2007年4月に結んだ6年契約があと2年残っていて、今年が$5.5ミリオン、来年が$6ミリオン。今年のキャップ額は$6.9ミリオンとなる。
- ILBデズモンド・ビショップは昨年12月に総額$19ミリオンの4年契約にサインし、今年のキャップ額は$5.782ミリオン。
- ILBブランドン・チラーは2009年12月に総額$19ミリオン強の5年契約を結び、今年のベースサラリーは$2ミリオン、キャップ額は$2.981ミリオン。
- ペイトリオッツ戦の活躍で評価急上昇のQBマット・フリンについて、マッカーシーHCはトレードで手放すことに消極的な考え。たとえばドラフト3巡指名権よりも、優れたバックアップQBが重要だと考えているからだ。「まったくそのとおり。私は彼を手放す気はない。2番手QBというものの価値は上がったと私は考えている。脳震盪の新しい評価基準（エースQBが強行出場しにくくなる）が検討されているし、優勝したければQBは2人いた方がいい」
- 昨年は伸び悩んだT/G T.J.ラングだが、今年は（LGカレッジの抜ける）左ガードで先発争いが期待されている。「彼にとって重要なオフシーズンだ。昨年は手首の手術で（トレーニング不足となり）、飛躍する機会を逃した。今年は大事なプロ3年目だ。1年目から2年目に大きな進歩がなかった選手には、私は心配になる。よくない兆しだから」とマッカーシーHC。
- RTマーク・タウシャーについて、近くトンプソンGMとともに代理人と話し合う必要がある、とマッカーシーHC。今年は$4.1ミリオンにサラリーが跳ね上がるため、控えのまま残留するなら減俸を求める（でなければ解雇）、という考えかもしれない。かつてRTアール・ドットソンは、若きタウシャーに先発の座を奪われたあと安いサラリーで再契約し、控えRTとしてキャリアを終えている。
- 長く続くリターナー不振の責任は主にトンプソンGMにある、という見方が主流だが、マッカーシーHCは自分の責任だと語っている。リターナー能力のある比較的小さなRBやWRを獲ることを自分も好まなかったから、という理由らしい。「その点では私がもっとクリエイティブになるべきだったのだろう。もしその選手が良いリターナーならば、その選手を活かせるパッケージをオフェンスに組み込むべきだった」
- 優勝の実感についてテッド・トンプソンGMが率直なコメント。「ときどき頬をつねりたくなるよ。素晴らしい気分はずっと続いている。ドラフト準備のミーティングで、ある選手について激しい議論になるとする。そこでカレッジ・スカウトのサム・シールが 『まあ・・・我々はチャンピオンだ！』 と言うわけだ。そうしたことも内輪でやるだけで、人前ではやらない。NFLでは常に先のことを考えなければならないし」
- コンバイン会場では他球団のGMたちから祝福されどおしだ、とトンプソンGM。「みなとても優しくしてくれるよ。おめでとう、おめでとう、とね。私もずっと同じことをしてきた。本心から言っていたわけじゃない。愛想良くしていただけでね。このリーグでは誰もが非常に競争心が強いし、きっと31球団がウチを目の敵にしてくるはずだ」
- グリーンベイのどの通りにマイク・マッカーシーHCの名前をつけるか、議論はまだ始まったばかり。ジム・シュミット市長は大きな通りを望んでいるが、ある市会議員はダウンタウン（フォックス・リバー東岸でスタジアムからは5kmほど離れている）の非常に短い街路を提案。再開発（今はすっかりさびれている）でたくさんの人が通るようになるのだから決して侮辱にはならない、という言い分だ。市の交通委員会は、時間をかけて議論してから勧告を行いたいとしている。
- 元エースRBアーマン・グリーン（34歳）がCFLモントリオール・アルエッツと契約した。2007年春にテキサンズにFA移籍した彼は、2年間ケガに苦しんだあと2009年半ばにパッカーズに復帰し、球団ラッシング記録も樹立。昨年は故郷のUFLオマハ・ナイトホークスでプレーしていた。
