グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2011年2月12日

テッド・トンプソンGMが契約延長

優勝チームを作り上げた立役者、テッド・トンプソンGMが契約延長にサインした。契約年数や金額など詳細は不明。実際には12月に合意していたが、両者とも発表をシーズン終了まで待ちたかったからだ、とマーク・マーフィ社長は明かしている。「テッドをフットボール部門のリーダーとして確保でき、我々は心から喜んでいる。彼はこのチーム建設において素晴らしい仕事を続けている。この契約は12月に合意していたが、今日こうして発表できることを喜んでいる」

「私はテッドに全幅の信頼を置いている。感心させられるのは、彼とマイク(マッカーシーHC)が非常によい協力関係を築いていることだ。近いうちにマイクとも契約できることを私は確信している。テッドがリーグ最高のGMの1人であることは疑いの余地がない。彼と一緒に働けることは私にとって大きな喜びだ」

テッド・トンプソンはサザンメソジスト大出身の58歳。1975年のドラフト外でオイラーズに入団、主に控えLB兼スペシャルチーマーとして10年間プレーした。当時のチームメイトにはOLBマシューズの叔父ブルースや、タイタンズ新ヘッドコーチのマイク・ムンチャックもいる。引退後はコーチの道に進むことができず、フィナンシャルプランナーとして7年間働いたあと、オイラーズ時代の同僚にして親友のマイク・ラインフェルト(当時パッカーズCOO・現タイタンズGM)の推薦で1992年にパッカーズへ。(2005年の記事へ

ロン・ウルフGMの指導のもと、またたく間に頭角を現した彼は、プロ人事部長、人事部長と順調に出世を重ねた。1998年にはマイク・ホルムグレンHCとともにシーホークスに移り、事実上ドラフト戦略の責任者としてスーパーボウル進出に大きく貢献。2005年にパッカーズのGMに就任すると、翌2006年にはマイク・シャーマンを解任してマイク・マッカーシーを新HCに選び、2008年夏にはファーヴ復帰を拒んでロジャース時代の幕を開いた。FA補強に消極的で徹底したドラフト重視、ロッカールームのケミストリーを重視するチーム作り、話下手のメディア嫌いでも知られている。

カテゴリ : Coach/Front Office, Contract/Personnel