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Packers - Falcons Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年1月17日
- マイク・マッカーシーHC。「先週も言ったとおり、我々はチャンピオンシップ級の力のあるチームだ。プレーオフに入る時から、(優勝まで)16クォーターを戦うのだという気持ちでここまでやってきた。いま8クォーターが終わり、来週あと4クォーターをプレーする機会を手に入れた。現在のチーム状態にとても満足している。(攻・守・STの)3つのエリアで自分たちのフットボールができている。これを続けていきたい。今日は大きな勝利だった。みな2日間の休日を楽しみにしている」
- DEライアン・ピケット。「これこそ僕らが夢に見ていたことだ。このためにプレーしてるんだ。僕らはハングリーで、今スローダウンすることは決してない。僕らはたくさんの苦難を乗り越えてきた、強い気持ちを持ったチームだ。おかげでチームとして成長することができた」
- QBアーロン・ロジャース。「そう、たぶん僕にとってのベストパフォーマンスだろうね。この大舞台で、重要なゲームだったし、本当にいい夜だった。このようなパフォーマンスこそ僕らが求めていたものだ。以前にも言ったことだけど、僕が周到に準備し、コーチもチームをしっかり準備させているから、常によいプレーができると僕らは自分たちに期待してる。まあここまでいいプレーではないにしてもね。思ったように行かなくても、ポケットで動いて誰かフリーの選手を見つけてビッグプレーにできる、今日はそんな感じだった。スペシャルな夜だった」
- QBロジャースについてWRグレッグ・ジェニングス。「まったく並外れたプレーだった。彼の今夜のパフォーマンスは・・・そばで観せてもらえるだけでありがたいよ。彼と一緒にプレーできるのはたいへんな幸せだ」
- WRドナルド・ドライバー。「僕が入団して以来最高のプレーオフ・ゲームだった。それは間違いない」
- ナイスキャッチを連発して汚名返上したWRジェームズ・ジョーンズ。「あの落球のせいで、ほんとに長い1週間だった。胸がつかえたような気分はゲーム開始まで続いていた。 『この球団のためにいいプレーを決めるんだ』 と自分に言い聞かせた。あんな風に落球すればそりゃあ傷つくよ。チームも傷つける。プレーオフともなればなおさらだ。先週勝てて本当によかった。だってもしあの落球のままオフシーズンに入っていたら、何かにつけて言われただろうから」
- 最高の笑顔でRBジェームズ・スタークス。「このチームにいられて幸せ」
- フルバックに入ってFBジョン・クーンのTDランを助ける好ブロックを見せたNT B.J.ラジ。「あのパッケージは先週初めて準備したものだ。(センターの手から)ボールが動いたら動け、右オフタックルに突っ込んでジョン・クーンのために穴を開けろと指示されてた。そのとおりにできた。僕はチームプレーヤーだから、役に立つことならなんでもやるよ。僕ならやれるとオフェンスのコーチたちが思ってくれるのは名誉なことだ」
- CBトラモン・ウィリアムズについて、「トラモンは独力でターンオーバー・レシオをプラスにひっくり返してみせた。今季の彼の働きはどれほど褒めても足りないよ。あの仕事は見事というほかない」とDEカレン・ジェンキンズは絶賛。QBロジャースも、「僕に言わせれば、プレー・オブ・ザ・ゲームはトラモンの(2つ目の)インターセプトだ。(FGを決められそうなところからTDを奪って)あれで10点が動いたわけだからね」
- 通常は会見場を使うのはマッカーシーHCやQBロジャースで、それ以外の選手はロッカールームで取材を受けるのがふつうだが、殊勲のCBトラモン・ウィリアムズは初めて会見場のポディウムに。「(リードしても)アクセルから足を離さない(手を緩めない)、ということをウチは心がけていた。追い上げを始めさせたくはなかったからね。プレーオフでは、優秀なチームはカムバックできるものだから。できればこのようなプレーを今後も続けたいね。みんなが今のプレーを続けられたらいい。オフェンスはいま波に乗っているから、あとは僕らディフェンスが持ちこたえるだけだ」
- 最初のエンドゾーンでのインターセプトについてCBウィリアムズ。「マット(QBライアン)はボールを浮かせ過ぎた。もっと直線的だったら通っていたかもしれない。そのかわりもっと早く投げる必要があっただろうけど」
- 第2Q末のINTリターンTDについてCBウィリアムズは、ファルコンズがショートパスで何をしてくるかフィルムで研究した成果だと振り返っている。「WRホワイトに前を通らせ、彼がアウト・カットしたところで僕がブレークした。QBに対してちょっとばかり餌をまいたんだ」
- 難敵RBマイケル・ターナーを10回39ydsに抑えたラン守備についてOLBマシューズ。「痛いのが1回(12ydsTDラン)あった他は、今週ものすごく重点を置いていたタックリングが大体はできていたと思う。前回の対戦ではラン守備が悪くてちゃんと倒せず、苦しいハメになったからね」
- ラン守備の向上についてILB A.J.ホーク。「フロントラインがよく頑張ってくれたおかげだ。ディフェンシブラインがペネトレートしたおかげで、RBは縦でなく左右に逃げるほかなかった。それに3スコア・ゲームになったためにむこうのゲームプランも多少狂っただろう」
- 今回パッカーズはDL6人全員をアクティブ登録。パワーランを意図した複数TE隊形に対抗して4DL隊形を使うことも何度かあった。SSペプラーが退いて(たいてい)DEウィルソンが入る4-4-3隊形となる。
- OLBクレイ・マシューズはサック2回・QBヒット2回・ファンブルリカバー1回を記録し、最近ではベストの内容。とくにDEジェンキンズとのスタントで挙げた2つ目のサックは完璧なプレーだった。
- ファルコンズオフェンスは今季わずか23サック(NFL3位)しか許していなかったが、今回はシーズン最多の5サック。
- SSアタリ・ビグビー(鼠蹊部)は、練習にフル参加できていながらアクティブ登録されなかったのがちょっとした驚き。100%の状態でないにせよ、現在の立場を示しているのではないか。
- 102ydsのキックオフリターンTDを許したことについてKメイソン・クロスビー。「もちろん僕らは失望している。あんなリターンを許したくはない。あの後はしっかり止めるよう努力した。(深く蹴ってTDされたので)短くハングタイムのあるキックオフを蹴るようにした」
- リターンTDを喰らった次のキックオフの場面、スローカムSTコーチはCBブランドン・アンダーウッドを下げてTEトム・クラブトリーを投入している。
- 1990年に現行の12チーム制プレーオフになって以来の20年間で、NFCの第1シードはディビジョナルプレーオフで18勝2敗。今回が3敗目だった。
- 48得点はパッカーズにとってプレーオフの史上最多得点記録。これまでの最多は昨季ARI戦の45得点だった。
- QBロジャースのパス成功率86.1%はNFLのプレーオフ史上5位。
- プレーオフでパント機会がなかったのはパッカーズ史上初。
- FOX解説者の元QBトロイ・エイクマンはパッカーズ礼賛を連発。「私ならコーチ・オブ・ザ・イヤーにマイク・マッカーシーを選ぶ」 「マッカーシーはフットボール界で最も過小評価されたプレーコーラー」 「もし私がNFLのGMとして新しくチームを作り、誰でも好きなQBを選べるなら、私はアーロン・ロジャースを選ぶ」
- 第3Q終盤あたりからジョージアドームの観客は帰り始め、第4Qに入ると全体の70%ほどが空席に。前列に集まってきたパッカーズファンの"Go Pack Go!"の合唱が鳴り響く結果になった。
- 深夜2時過ぎにもかかわらず、グリーンベイ空港に帰ってきた選手たちを地元ファンが出迎えている。(写真)