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Notebook: 相手はブリッツ多用なのか
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年1月 7日
この日も屋内練習場のドアを開け放って練習。人工クラウドノイズも流している。
- DEカレン・ジェンキンズ(ふくらはぎ)は2日連続で練習に参加し、問題なく動けている。「練習後の状態が最大のカギだ。しかし彼は前進している」とマッカーシーHC。
- FBコーリー・ホール(ヒザ)、OLBフランク・ゾンボ(ヒザ)、SSアタリ・ビグビー(鼠蹊部)の3人はこの日も休み、出場は難しそう。
- イーグルスといえば故ジム・ジョンソンDCの頃から多彩なブリッツを多用するアグレッシブなディフェンスで有名。ショーン・マクダーモット現DCも、師匠とくらべDBブリッツが少ないものの、基本的には同じディフェンスといっていい。ケガで脆くなったDB陣(IR入りが多い)を守るためにプレッシャー重視でくるのか、それとも先週シカゴが成功したようにカバレッジを厚くしてくるのか。
- パッカーズはこれまでもブリッツ多用のチームと対戦してきたが、本番になると相手はブリッツを抑える傾向が強い(開幕戦のPHIもわずか20%)。QBロジャースは対ブリッツ時のQBレーティングが107.4でNFL1位、しかもスクランブルの脅威があるためだ。
- イーグルスのCBアサンテ・サミュエルは今季5試合欠場しながらNFC1位の7インターセプトを記録しているビッグプレーメイカー。「頭のいい選手だ。経験豊富であらゆるプレーを見たことがあり、何が来るかわかっている。フィルム研究に熱心だ。彼はギャンブラーだから、こちらは正確なルートを走り、ルートに飛び込まれないようにしないと」とWRジェームズ・ジョーンズ。
- Pティム・マステイの今季ネット平均37.6ydsは、1976年にNFLが同スタッツを記録し始めて以来、球団史上最高タイ記録となった。「僕らはみな喜んでいる。パントチーム全員、それにショーン(スローカムSTコーチ)の仕事が実った、ということだからね」とPマステイ。
- Kメイソン・クロスビーはNFLデビュー戦だった2007年第1週PHI戦で終了直前の決勝FGを成功。今季開幕のPHI戦では、キャリア最長の56ydsFGを成功させている。
- QBアーロン・ロジャースが12月・1月のNFCオフェンス部門の月間MVPに選出された。脳震盪で1試合半休んだものの、その前後のSF戦とNYG戦は週間MVPに選ばれる大活躍だった。3試合半出場して72/106、977yds、8TD、2INTのレーティング114.4。1試投あたり9.22ydsもNFL1位。2009年10月に続いて2回目の受賞で、複数回の受賞はファーヴ(5回)以来球団史上2人目。
- 今週のGB@PHIは、トロイ・エイクマン&ジョー・バックがFOXの実況をつとめる。プレーオフなのだから同局1stチームの彼らがやるのが当然とはいえ、過去2週も彼らがパッカーズ戦を担当したのでこちらにとっては縁起がいい。
- 今季(4月1日から1月2日まで)のNFLジャージの売り上げで、QBロジャースは全体7位、OLBマシューズも15位につけている(1位はSトロイ・ポラマル)。球団別ではパッカーズが8位だった。