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Notebook: RBスタークスがロースター入り
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年11月10日
- PUPリストにいた新人RBジェームズ・スタークスをロースターに登録した。2008年以来実戦でプレーしておらず、フルパッド練習自体も2009年の春(そこで肩を負傷してシーズンを棒に振った)以来。3週前に合流したがチーム練習はノーパッドの軽い練習ばかりということもあって、今季はけっきょく使わないのではないか、という見方の方が多かった。CBハリスを解雇してRBスタークスをロースターに入れるとはいかにもパッカーズらしい、との声も。
- RBスタークスのバッファロー大時代のハイライト映像。
- 入れ替わりに解雇されたのはLBロバート・フランソワ。同時にプラクティス・スクワッドからSマイケル・グレコを解雇したので、LBフランソワをプラクティス・スクワッドに戻すつもりではないか。
- パッカーズから解雇されウェイバーにかけられたCBアル・ハリスだが、入札球団はなく、無制限フリーエージェントとなった。複数の球団と交渉中、と代理人。興味のある球団にとっては、どれだけ動けるのかヒザの状態のチェックが重要となる。
- 開幕前に解雇されたTE/LBスペンサー・ヘイヴナーが、グリーンベイで今季2回目のワークアウト。ライオンズ解雇の原因となったハムストリングの回復具合を確かめるためだろう。週明けにも契約する見込み、という報道も一部にはある。タイトエンド陣はフィンリー(5試合で21回310yds)の戦線離脱に続いて新人クウォレス(7回90yds)が肩を負傷し、ドナルド・リーは7回68yds、クラブトリーは3回40ydsとレシービングではあまり貢献できない。本当にヘイヴナーを呼び戻すとしたら、TE4人体制で行くのか、TEクウォレスの肩のケガが重いのか。
- FSニック・コリンズはWRロイ・ウィリアムズへのヘルメットtoヘルメットにより、出場停止処分も懸念されていたが、さいわい$5万ドルの罰金だけで済んだ。NFL上級副社長レイ・アンダーソンはFSコリンズに対し、「今後の違反は出場停止を含む厳罰につながる」と警告している。普通こうした処分は週の後半に発表されるもので、今回は異例の早さ。WRロイ・ウィリアムズ自身は「そんなひどいプレーじゃない。コミッショナー、罰金を科さないで」とコメントしていた。
- キックオフリターナーは今後もCBサム・シールズに任せるとマッカーシーHCが明言。「ビッグ・リターナーになれる可能性があるし、今後も彼で行くつもりだ。ニッケルバックで初先発するだけに、序盤のうちは過大な負担をかけたくなかった。 (プレシーズンで苦しんだキャッチングは?) キャッチングは微妙な技術であり、サムはずっと居残り練習で取り組んできた。彼とコーチングスタッフの努力の成果と言える」
- CBシールズがNFL最初のキックオフリターンで49ydsを走ったのは、パッカーズではTEポール・コフマンが1981年のSF戦で52ydsリターンして以来のこと。
- パッカーズは今季平均15.9失点でNFL2位に上昇(トータルディフェンスは14位)。「ドム(ケイパースDC)とアシスタントたちは(ケガ人続出にもかかわらず)新しい選手たちを見事にまとめ、フレキシブルかつヴァーサタイルなディフェンスを保ち、相手オフェンスをアタックするディフェンスを構築している。ダラス戦でも多彩なパスラッシュで数えきれないほどプレッシャーを生み出した。ディフェンスでも大事なのはテンポで、相手よりも速くプレーすることが大事だ。ドムは素晴らしい仕事をしている」とマッカーシーHC。
- DEライアン・ピケットはカウボーイズ戦でまたも足首を悪化させてしまったが、最初に痛めた時より悪い状態ではない、とマッカーシーHC。それでもバイウィーク明けの出場は微妙だろう。