グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2010年10月16日

ILBバーネットがIR入り DEを補強

手首の手術を受けたILBニック・バーネットがインジャリーリザーブに入り、シーズンを終えることになった。本人はシーズン終盤の復帰を望んでいたはずで、この決定は残念だろう。一昨年のACL断裂に続いて2回目のIR入り。彼の不在時にチームは2勝5敗だった。本人はTwitterで、「これが現実なので仕方ない・・・。来年は誰かが代償を払うことになる。この怒りとフラストレーションを相手チームにすべてぶつける!」とコメントしている。

いっぽう、同じくIR入り候補のTEジャーマイケル・フィンリー(ヒザ半月板)はまだロースターに残っている。ILBバーネットとは存在価値が違うためかもしれないし、代役のILBビショップがよく頑張ったことも、この格差と関係があるかもしれない。マッカーシーHCはILBバーネットについて、「手術をした際、望ましくない状態であることをが明らかになった。水曜にその報告が届いて、シーズン終了の可能性があることはその時から覚悟していた」としている。

空いた枠を使ってDEマイケル・モンゴメリーと再契約した。彼はテキサスA&Mから2005年6巡指名でパッカーズに入団、5年間プレーしたあと、今春解雇されてヴァイキングスへ。しかし開幕ロースターに残ることができず、大学の後輩DEジョニー・ジョリー(出場停止処分)と一緒にトレーニングしていた。長身(6フィート5)だが282ポンドと線が細く、3-4向きとは言えない。そのため昨季終盤はDEジャリアス・ウィンの後塵を拝し、アクティブ登録されないゲームが多かった。

急きょ補強したのは、DEライアン・ピケット(足首)だけでなくDEマイク・ニール(肩)も出場が難しくなったため、システムに習熟している即戦力が必要になったのだろう。昨年までスペシャルチームのほとんどのユニットでプレーしていたので、そちらでの役割の方が大きいのかもしれない。すでに金曜朝早くにショーン・スローカムSTコーチと話し合いをした、と本人。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player