グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年10月13日
- TEジャーマイケル・フィンリーはヒザの関節鏡手術を完了した模様。
- 試合直後も月曜朝もQBアーロン・ロジャースと話したが、脳震盪の徴候は感じられなかった、とQBマット・フリン。「まあ重くない脳震盪なら、周囲からは分からないこともあるだろうけどね。ドクターがどう診断するかはわからないけど、試合後に話したときは普通の会話だった。帰りの機内ではいつものようにカード遊びをして、記憶の欠如とかは感じられなかった」
- WR陣の落球についてジョー・フィルビンOC。「フィルムを見るまでは、あれほど酷いとは思っていなかった。あれはまともな説明のしようがない」
- 7選手をトライアウト。ほぼ毎週行っていることで、今回はたまたま顔ぶれが明らかになったにすぎない。うち6人はプラクティス・スクワッド級のディフェンス選手だが(LB5人・DB1人)、そのうちLBスティーヴ・オクタヴィアンだけはカウボーイズで出場経験がある。(ほとんどスペシャルチームのはず)
- ワークアウトした選手の中に、今春引退したRB/KRアーロン・ステッカーが含まれていたのが興味深いが、おそらく契約はしないと見られている。地元グリーンベイ出身なので、本人の願いを聞き入れただけかもしれない。
- プラクティス・スクワッドからLBジョニー・ウィリアムズを解雇。今回ワークアウトしたLBの誰かを加えるためか。
- 公式サイトのデプスチャートが今週は少しだけ変更。ブライアン・ブラガが初めて2番手RTと表示され、ディフェンスではOLBブラッド・ジョーンズがスターターに返り咲き。どちらもWAS戦でのラインナップ変更を追認したものだ。
- WAS戦詳報の続き。
- オフェンスでノーバック隊形を使ったのは今季最多の14回。第1週PHI戦が3回、第2週BUF戦が6回、第3週CHI戦が10回、第4週DET戦が3回。
- オフェンスで2バック隊形を使ったのは今季最少の14回。第1週PHI戦が25回、第2週BUF戦が20回、第3週CHI戦が17回、第4週DET戦が18回。
- つまり、DET戦後に「もっとスプレッドで行くべき」とQBロジャースが言ったとおりのゲームプランで、QBロジャースはじめオフェンスがそれに応えられなかったと言われても仕方がない。
- 7人以上のプロテクション(いわゆるマックス・プロテクション)は6回あったが、パス成功はわずか2回。
- QBアーロン・ロジャースはポケットでの判断の遅れが目立ち、WR陣の落球に足を引っ張られたのと同じぐらい、WR陣の足を引っ張った、とJournal Sentinel紙。4サックのうち2つは彼の責任によるもの。
- ディフェンスでベースの3-4隊形を使ったのは今季最多の21回。2DL-5DBのニッケル隊形が56回、ラン・シチュエーションの4DL隊形が2回、ヘイルメリー対策(DB大量投入)が1回。
- NT B.J.ラジはキャリア最多の70スナップに出場し、ロスタックル2回、プレッシャー1.5回、サック0.5回。高い温度にもかかわらず疲れる様子を見せず、入団以来最高の活躍。パスラッシュでの突破力は前任者ピケットとは段違いで、ラン守備でも破壊力を発揮している。一歩目の鋭さは昨季からあったが、二歩目・三歩目の力強さが今季は違う。Journal Sentinel紙は今回の"Player of the week"に彼を選び、「ライジング・スター」という世評も増えてきた。
- DEカレン・ジェンキンズ(55スナップ)はサックゼロに終わったが、片手がギブスでなければ2回か3回はサックできていた。
- DEピケット退場でDEマイク・ニールは52スナップに出場し、高い将来性を感じさせる働き。新人DLとは思えないほどパワフルで、パスカバレッジに下がれるアスレチック能力もある(ブリッツの選択肢が増える)。序盤はラン守備でペネトレートしすぎたところを突かれるプレーが何度かあったが、NTラジと連携して押せるようになってからは、RBトゥレインのランを完封できた。ピケット負傷でスターター昇格となりそうだが、アスレチック能力的にはアップグレードと言える、とPress-Gazette紙。
- CB陣で最も優れたブリッツァーのチャールズ・ウッドソンを(ブリッツに入れにくい)アウトサイドで使うデメリットは小さくない。スロットを担当したCBパット・リーは12回もブリッツに入ったが、ほとんどQBプレッシャーをかけられなかった。
- SSモーガン・バーネット(IR入り)の代役スターターとなったSSチャーリー・ペプラーはたしかにロングパスで手痛いミスをしたが、1on1でWRモスを倒したりスクリーンパスをショートゲインで止めるなど、よいプレーがいくつもあった。激しいコンタクトを恐れない点でSSバーネットより優れている。
- 今夏パッカーズのパンター争いに敗れたPクリス・ブライアンがバッカニアーズから解雇。平均37.4ydsはNFL最低の成績だった。(ただしネットではPマステイの方が悪い)
- 同じく元パッカーズのRBデショーン・ウィンがセインツから解雇。入れ替わりに、昨季パッカーズにいたFSマット・ジョルダーノがセインツ入りしている。