過去の記事 |
2010年 >
10月 >
Notebook: スペシャルチームのミスは両新人
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年10月 1日
気温18℃、強い風の中での屋外練習。フルパッドではないものの、前日よりは本格的な内容だった。
- 完全に休んだのはILBブランドン・チラー(肩)とFSニック・コリンズ(ヒザ)だけ。
- 「今週はILBブランドン・チラーの出場は難しそうだ」とマッカーシーHC。FSニック・コリンズについては楽観的なコメントをしている。
- CBサム・シールズが練習中にふくらはぎを痛めて退場。「たいしたことはなさそう」という目撃談もあるが、程度は不明。
- DEマイク・ニール(わき腹)は2日連続でフル参加し、初出場に一歩前進。LTクリフトン(ヒザ)もフル参加している。
- マークがきつくなってきたことについて、OLBクレイ・マシューズ。「ちょっとコミカルなプレーがあったよ。TEを抜いてプレッシャーをかけたつもりで、サイドラインに戻って上からの写真を見たら、3人が僕を追ってきてたのが写ってた。その後のブーツレグの場面でも、3人がずっと僕をミラーしてた。まったく初めての経験でもないけれど」
- ベアーズ戦でサックゼロに終わったOLBマシューズだが、何度もプレッシャーをかけ、2回もホールディングの反則を引き出している。「ホールディングやインテンショナルグラウンディングもサックに数えてくれればいいのに。サックばかりが目立つけど、プレッシャーもQBヒットもみなQBに打撃を与える。ベアーズ戦ではビッグプレーのチャンスが何度もあったのに、こっちが手放してしまった。それでも僕らはプレッシャーをかけることはできていた」
- TEジャーマイケル・フィンリーは昨季のライオンズ戦でSルイス・デルマスに強烈なヒット(アンネセサリーラフネス)を受けたことを忘れていない。「昨年はチープショットをもらった。マカドゥーTEコーチも言うように、これはフットボールゲームだ。たぶん相手も気合が入っていたんだろう。毎年2回当たるんだから、こっちも引き下がるわけにはいかない。ヒットされたとき、ボールはとっくに僕の頭を超えて、地面に落ちていたんだ。相手の体やキャリアを傷つけるようなあんなプレーは、僕に言わせれば良いプレーじゃない。その後のトーンティングも、まったく格好よくないよ。僕らは彼を狙っていくだろうね。間違いない」
- 先日のパントリターンTDでのカバレッジ崩壊は、新人TEアンドリュー・クウォレスの責任が大きい。「TEクウォレスは左アウトサイドから右肩でアタックしていくべきところを、インサイドにブロックされてしまった。正しいポジションにいればよいプレーができたはずなのに、そうでなかった。本当なら、もう少し速くダウンフィールドに走っていけたかもしれない。これは彼にとってNFL初出場であり、練習よりゲームのスピードは速いのだ。頭のよい若者だから、プレーするには何が必要か学んだことだろう」とショーン・スローカムSTコーチ。
- DEペッパーズにFGブロックを許したのは、右ガードの位置に入った新人ブライアン・ブラガのミス、とスローカムSTコーチ。「インサイドのロングスナッパーの側に寄り過ぎて、相手が5人集まっていたRTのシットンとのギャップが弱くなってしまった。それ以前にはタックルがインサイドに寄り過ぎてその外のギャップが弱かったプレーもあった。あのブロックのときは、ペッパーズが能力を発揮するのに十分な隙間を与えてしまった」
- OLBフランク・ゾンボはQBへのアンネセサリーラフネスで$7500ドルの罰金。「サラリーが高くないだけに痛いね。コーチたちからは批判的なことは一言も言われていない。アグレッシブにプレーしただけだと、すごく支持してくれてる。僕はブロッカーにホールドされて、突き放されてああいう形になった。判定を下すのも難しいよ。3インチ下をヒットしていれば、フラッグはなかったんだろうけど」
- すでに3サックのDEカレン・ジェンキンズ(29歳)は今季いっぱいで契約が切れるのに、まだ契約延長の話が進んでいないことに軽い失望を示している。「まだあちらからの話は全くないんだ。考えないようにしてるけどね。自然と話が進んでまとまるのが理想だけど、僕1人が決められることじゃないし、両者が合意できないと。僕はフィールドで頑張ってプレーするだけ。僕はここに残りたい。ニューヨークとか、大都市のタイプじゃないんだよ。とくに家族はここがぴったり合っている。子供たち(10歳と7歳)は小学校だし、体育のこともあるし。FA市場を試して移籍を考えるより、ここでキャリアを終えたいんだ。他の選手の金額を考え始めたら、ハッピーではいられなくなるよ。僕がもしそうだったら、今ハッピーではいないだろう」