グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2010年9月10日

CBウッドソンが契約延長にサイン

CBチャールズ・ウッドソンがパッカーズとの契約延長にサインした。2006年に7年契約を結んだので今季を含め3年残っていたが、そこに2年足して2014年までの5年契約となる。詳細は不明だが、例によって今年受け取る額を多くして将来のキャップに配慮した内容のはず。今後3年で最大$33ミリオン、5年で最大$55ミリオンという報道もあるが、第一報はアテにならない。CBにとって38歳までの高額契約は非現実的にも思えるが、NF最優秀ディフェンス選手を獲得したこともあり、年$4ミリオンずつ上乗せ、ということらしい。

4年前は他に選択肢がなく、いやいやグリーンベイにFA移籍した彼だったが(2月の記事参照)、今回は本人が強く望んでの契約延長。「キャリアの終わりに僕がいたいのはここだ、と代理人に伝えた。それが可能かどうか、契約がまとまるかどうか見てみよう、ということになった。現時点では、たぶんこれが僕にとって最後の契約だろう」

CBチャールズ・ウッドソンは現在33歳。ミシガン大でハイズマン賞、レイダーズに1巡4位指名されてディフェンス新人王を獲得し、1年目から4年連続でプロボウルに選ばれている。度重なるケガで成績がダウンし、2006年春にFAでパッカーズへ。CBハリスとの組み合わせもあって輝きを取り戻し、2008年には7年ぶりのプロボウル、昨年はケイパースDCの自在な起用が彼のオールラウンドな能力を引き出し、NFL最優秀ディフェンス選手賞にも選ばれた。

マイク・マッカーシーHC。「チャールズは素晴らしいフットボール・プレーヤーだ。過去3年間と同じぐらい、申し分ない状態でキャンプを終えられたよ。体調を保ち、優れた嗅覚を持ち、誰よりもタフだ。(この年齢でも)能力ダウンは一切見られない」

不満を抱えた問題児から、落ち着いた暮らしを楽しむ家庭人へと変わってきたことについて、CBウッドソン。「チームメイトに馴染み、それから地元コミュニティに馴染み、そして全体の状況に満足するようになった。少しずつね。このコミュニティやウィスコンシンの人々とたくさん会うにつれ、そしてこの球団でプレーを続け、球団が選手を大事にする姿勢を見るにつれ、僕は少しずつ変わってきたんだ」

カテゴリ : Contract/Personnel, Player