グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2010年8月10日

ブライアン・ブラガが左ガードに初挑戦

ブライアン・ブラガは1巡指名入団以来左タックルだけをプレーしてきたが、この日は初めて左ガードもプレーし、ダリン・カレッジに代わって1stチームに入る場面もあった。カレッジの内容は悪くはないがよくもなし、しかもLTクリフトンが元気なので当面ブラガに先発のチャンスはなく、かといってベンチに置いておくのは惜しい、ということだろう。「これは先週考え始め、昨日スタッフと話し合って決めた。このチャンスは彼が自分で勝ち取ったものだ。左タックルについては、今後も彼が控えの一番手であり続ける」とマッカーシーHC。

「これはブライアンの実力の証だ。彼には才能があり、タフで、すべてを正しいやり方で行う。オフェンシブライン全体について言うと、これは私が就任して以来最も層の厚いグループだ。なるべく1つのポジションに専念させようと努力してはいるが、実際は難しいし、現実的でもない。もう一度言うが、これは彼が自分で勝ち取ったものだ。個人ドリル、グループドリル、そしてチームドリルとよくやっていたし、ファミリーナイトもそうだった。だから我々は彼に機会を与えることにしたんだ」

カレッジとの左ガード争いが予想されたジェイソン・スピッツだが、今のところインサイド3ポジションのユーティリティ的な控えにとどまり、左ガードよりむしろ右ガードの出番が多い。また、主に2ndチームの左ガードをプレーしてきたアレン・バーバーは今日は(ブラガと入れ替わって)左タックルに回っており、ポジション争いから完全に脱落した印象。カレッジを脅かすには程遠く、ファミリーナイトの内容も散々だった。

ブラガにとってLGはアイオワ大1年生のとき以来。「僕にとってはチャンスだ。LG争いのチャンスがもらえると聞いてうれしかった。それを活かせるよう頑張るよ。慣れる必要はある。いわば孤島に置かれる左タックルとは感覚が違うから。インサイドでは物事の動きがすこし速いし、スタントとかいろいろある。アジャストにはちょっと時間がかかるだろうけど、今日だけでもたっぷり経験ができた。思ったより早く先発のチャンスが来た? いや、いつ来るとはあまり考えていなかった。ただフィールドで頑張ってきただけだし、今後もそれを続け、結果を待つだけだ」

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