グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2010年8月 4日

DEジョリーの司法取引が成立

鎮痛剤コデインの大量不法所持事件において、DEジョニー・ジョリーが司法取引を受け入れ、当面は投獄をまぬがれることに成功した。これは"pretrial diversion plan"という手続きで、1年間トラブルを起こさずに以下の条件を満たせば告発は取り下げられる。160時間の公共奉仕、ドラッグをテーマにした講演をヒューストン地区で10回行い、ドラッグだけでなくアルコールも禁止され、アルコールを提供する場所への出入りも禁止、毎月のドラッグおよびアルコール検査、などなど厳しい条件が課せられている。

法的問題がいちおうの決着をみたことで、問題はNFLからの無期限出場停止処分だけ。仮に今季終了後にコミッショナーが処分を解除してくれたとしても(良い子にしていないと許してもらえない)、来春には無制限フリーエージェントとなるので、事実上これでパッカーズを退団となるのではないか。彼に限らず、出場停止処分中の選手は球団施設に入ることすら許されないため、フットボールを続けたければ独自にトレーニングをするしかない。もともと悪い友人たちに取り囲まれているので、NFLを離れてしまったら品行方正に暮らすこと自体が彼にとって容易ではない。

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