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Minicamp - Day 1: CBウィリアムズ合流
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年6月23日
全員参加のミニキャンプ初日は、雲ひとつなく、汗ばむほどの陽気に恵まれた。
- 毎年恒例、ドラフト指名選手たちの家族が招待されてサイドラインで見学。練習後にはそれぞれのポジションコーチと面談している。
- 先週RFAテンダーにサインしたCBトラモン・ウィリアムズが練習参加。今オフシーズンではもちろん初めてだ。動きは非常によく、欠席の影響は全く感じられない、と記者たちは口をそろえている。
- 欠席者はSSアタリ・ビグビーとDEジョニー・ジョリーだけ。SSビグビーはRFAテンダーにしておらず、契約下にないので当然。DEジョリーは裁判を控えているため欠席を許す、と先日マッカーシーHCが説明したとおり。
- 「7月末のキャンプ初日参加が難しそうなのはCBアル・ハリスだけだ」とマッカーシーHC。「アル本人に聞けば違った答えが返ってくるだろうが(笑)、私に集まった情報からは、そういうことだ」
- 1巡指名のLTブライアン・ブラガはLTチャド・クリフトンに代わって1stチームに入る場面も。
- 5巡指名のTEアンドリュー・クウォレスは先週までキャッチミスが目立ったが、この日は落球がなく、ナイスキャッチもいくつか。
- NTピケットとDEジョリー不在の1stチームDL陣は、左からDEジャスティン・ハレル、NT B.J.ラジ、DEジェンキンズ。
- DEカレン・ジェンキンズが左OLBに入る場面が何度か見られた。この起用法は今オフにコーチ陣が話していたことで、左サイドからのパスラッシュ強化のための試みだろう。ただしパスラッシュだけでなく、パスカバレッジに退がるプレーもあった。
- DEジェンキンズ本人は、「パスラッシュ能力ならある、といつでも思っているし、あとはどのプレーでどこに入れと言われるかだけだ。実際にシーズンで使うかはわからないけど、今はいろいろ違ったことを試す時期だ。立って構えるのも、すごくいいね」と説明している。ケイパースDCは、「カレンはいろいろ動かせる選手だと我々は思っている。あのサイズにしては稀なアスリートだから、違ったスポットも試させているところ。それをこなせるだけの頭脳もあるし。この時期に試しておけば、ケガ人が何人か出たときのために備えることもできる」
- ILBブランドン・チラーもアウトサイドでプレーする場面があった。
- スターターになれない現状について、ILBデズモンド・ビショップ。「とても厄介な状況だ。僕だって心底フィールドに出たい。ただ、世の中には仕事のない人たちだってたくさんいるんだから、こうして仕事があって競争できる境遇には感謝してる。チームはスーパーボウルを目指してる。それが大目標だ。ただ同時に僕の気持ちとしては、なんとかフィールドに出て実力をアピールしたいと願ってる」
- 1stチームDB陣は、CBウッドソン、CBトラモン・ウィリアムズ、FSコリンズ、SSバーネット。CBブランドン・アンダーウッドが3番手/ニッケル、CBパット・リーは4番手/ダイム。
- 自陣エンドゾーンでセーフティされた後のフリーキック練習も。
- ドラフト外ルーキーのRBクイン・ポーターとCBサム・シールズは、パントリターナーとしてまたもポロポロ落球している。「われわれ全員がサム・シールズを信頼して実戦で使うには、もっとキャッチングを安定させなければ。彼は素晴らしい才能の持ち主だし、向上のために練習する時間はトレーニングキャンプいっぱいある」とスローカムSTコーチ。
- Kメイソン・クロスビーは昨年と同じように右ハッシュマークからの45ydsFGを失敗。過去2年間の彼は右ハッシュマークからの成功率が69.2%。
- FGのホルダーは主にPティム・マステイが務め、オーストラリア人のPクリス・ブライアンは勉強中。もしPブライアンがパンター争いに勝ったら、ホルダーは再びQBマット・フリンが務めるかもしれない。
- ブロードウェー舞台"Lombardi"が10月21日から始まるのに先立ち、ランボーフィールド内でイベントが行われる。ヴィンス・ロンバルディを演じる主演ダン・ローリア(こんな役作り)も練習フィールドを訪れ、サイドラインで首脳陣と歓談(写真)。演技の参考にしていたようだ。
- すでにブロードウェーの劇場で看板が上がっている"Lombardi"の様子はこちらとこちら。