パッカーズはCBトレヴァー・フォード、Sカリル・ジョーンズ、QBノア・シェパード、OLBティム・ニッキーの4選手の解雇を発表した。
CBフォードは昨年ドラフト外で入団、CBハリスの戦線離脱にともなってプラクティス・スクワッドからロースター昇格し、3試合に出場した。出場経験のある選手を今の時期に解雇するのは、パット・リー、ブランドン・アンダーウッド、ジョシュ・ベルといった若手CBの成長に自信があるためだろう。Sカリル・ジョーンズは昨年12月にWRとしてプラクティス・スクワッドに加わり、今年に入ってセーフティにコンバートされていた。あとの2人はどちらも今春のドラフト外入団選手。
QBノア・シェパード(サウスダコタ大)は、先月19日にQBグレアム・ハレルが入団したため押し出された形。これでQB陣は3人だけとなった。(今後補強がないかぎり)今夏のキャンプではポジション争いはなく、3番手のQBハレルをロースターに残すか、解雇してプラクティス・スクワッドに入れるか、というだけの判断になりそうだ。
DEジョニー・ジョリーとCBトラモン・ウィリアムズがRFA契約にサインしたことで、前日の時点でパッカーズのロースターは79人となり、未契約のSSビグビーがサインすれば80人枠いっぱいとなる。ドラフト指名選手(未契約の間はロースター枠にカウントされない)と契約するには、そのぶん誰かを解雇しなければならない。今回の解雇はドラフト指名選手との契約の準備といえる。