グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年3月 6日
米東部時間3月5日0時01分、今年のフリーエージェント市場が幕を開けた。
- 1992年に制度が導入されて以来初めてサラリーキャップのないシーズンとなった。今後労使交渉がまとまって2010年に新サラリーキャップが適用される可能性もなくはないが、交渉が進むのは来オフだろうと見られている。
- さんざん既報のとおり、今年はNFL経験4年・5年の選手が無制限FAになれないため、例年よりさらに魅力に乏しい市場となっている。
- 注目のLTチャド・クリフトンは、木曜深夜までパッカーズと契約交渉を行っていたが合意に至らず。報道によるとクリフトン側は年平均$7ミリオン近い金額を望み、パッカーズ側のオファーは年平均約$5ミリオンだった、とのこと。年数は不明。
LTクリフトンは金曜にレッドスキンズを訪問する予定。レッドスキンズの過去のFA獲得実績からすると、あっさり大型契約がまとまる可能性は高い。
- もうひとりの注目はOLB/DEアーロン・キャンプマンだが、こちらはFA市場の目玉DEジュリアス・ペッパーズ(CAR)が同ポジションなのがミソ。ベアーズ等がもしDEペッパーズ獲得に失敗したらキャンプマン争奪戦に加わってくれそうなので、本人はしばらく静観するかもしれない。シーホークスが興味を示しているとの噂もあるが、まだ訪問は予定されていない。
- 2人いたExclusive-Rights Free Agent(EFA)のうち、パッカーズがオファーをしたのはTEスペンサー・ヘイヴナーだけ。プロ2年目選手の最低額なので、サラリーは$395,000ドルとなる。昨日書いたように、Pジェレミー・カピノスにはオファーせず、退団が決まった。