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Notebook: OLBキャンプマンとも交渉
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年2月28日
インディアナポリスのスカウティング・コンバイン会場に各球団の首脳や代理人が集結し、この日はトンプソンGMとマッカーシーHCの記者会見も行われた。
- コンバインでのワークアウト共通種目とポジションドリル(の一部)をNFL.comのマイク・メイヨックが映像で解説。プルダウンメニューから。
- テッド・トンプソンGMは例によって何ひとつ具体的なことは明かしてくれないので割愛。
- マイク・マッカーシーHCからは興味深い発言がいくつかあった。
- 「我々はOLBアーロン・キャンプマンを残留させようと努力しているところだ。ただビジネス面は私にはコントロールできない。他球団が獲得しようとする動きを含めてね。3-4ディフェンスの導入について、彼が手を叩いて大喜びしたわけじゃない、ということは私も知っている。しかし彼は居残り練習をして懸命に取り組み、(ACL断裂の前は)間違いなくパフォーマンスが向上してきていた。2年目の今年はずっとよくなるはずだ」
- 「LTチャド・クリフトンとRTマーク・タウシャーとの再契約を望んでいる、ということはもちろんテッド(トンプソンGM)に伝えてある」
- 「昨年のルーキー組で2年目にインパクトを与えてくれるのは、OT T.J.ラングとCBブランドン・アンダーウッドだと私は思っている」
- T.J.ラングは左タックルになれる? 「彼ならやれるとは思うが、サイズの問題(腕が短い)などもあり、左タックルがベストなポジションなのかどうか。右タックルがいいという者たちもいるし、左ガードがいいという者たちもいる。そういった可能性をすべて話し合っている」
- スペシャルチームでは、Pジェレミー・カピノスのパントと反則の多さを問題視。「カバレッジユニットはよくなってきていたが、タッチバックが多すぎ、インサイド20の回数が少なすぎた。反則については、キャンプ練習の中で、オープンフィールドでのブロッキングの向上につとめ、反則もこれまでより厳しく判定していくつもりだ」
- 「いまDEジャスティン・ハレル(腰)はまだ100%ではないものの、入団以来最高の体になっている」
- ワイルドキャットについて。「現時点では、それに向いた選手がウチにはいないように思う。QB以外の選手たちにパスを投げさせてみたが、私はあまり感心しなかった」
- もうじきFAとなるLTクリフトン、RTタウシャー、OLBキャンプマンの代理人たちは、それぞれパッカーズ側と話し合いをしていることを認めた。
- 関係筋によると、先日パッカーズがOLBアーロン・キャンプマンと話し合った契約内容は、「年平均$5ミリオンのレンジ」とのこと。FA市場に出ればもっとずっと高い金額が可能だ、と代理人は当然主張している。
- FSニック・コリンズの代理人は、長期契約の締結について「楽観している」と繰り返した。新労使協定が合意できないため今年は制限付きフリーエージェント(RFA)にしかなれず、チームは比較的安価な1年契約で容易に引き留められる。わざわざ大型契約を結んでやる必要はないが、そうなると本人はキャンプをホールドアウトするかもしれない。ホールドアウトの可能性について聞かれた代理人は詳述を避けた。
- RBデショーン・ウィン(新人のときにいったん解雇されたので、その後は毎年1年契約)はRFAとなるが、チームはRFAとしてのオファー($1.01ミリオン)をしないことを本人にすでに通知ずみ。ただし、$545,000ドルの最低額付近ならば再契約してもよいと考えているらしい。
- トンプソンGMによると、OLBジェレミー・トンプソン(首)はまだ専門家の意見を聞いているところで、将来(現役続行か否か)についての決断は下していない、とのこと。