グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2010年1月18日

2009年 オフェンシブラインの変遷

パスプロテクションに苦しんだ2009年パッカーズ・オフェンシブラインマンの変遷を振り返る。黄色い文字は負傷で途中退場の選手。

第9週の左タックルと第11週の右タックルは、ケガからの復帰途上のため計画的にローテーション起用を行ったもの。LTチャド・クリフトンはケガ(足首、足首、ハムストリング、足首)による途中退場が4回もあった。LGダリン・カレッジとRTマーク・タウシャーは負傷退場1回ずつ。全試合先発したのはRGジョシュ・シットンとLGダリン・カレッジの2人だけで、同じポジションで全試合先発したのはRGシットンただ1人。

6サック以上のゲームが4回もあるというのもひどい話で、さすがに全部負けている。序盤は毎週のように相手DEが週間MVPを受賞する始末だった。パッカーズは第11週までの10試合で平均4.3回のサックを許したが、RTマーク・タウシャーが完全復帰した第12週からレギュラーシーズン最終戦まで、平均1.33回しか許していない。メンバーが固定できたことも大きかった。

言うまでもなく今季最悪のラインマンはRTアレン・バーバーで、あやうく独力でパッカーズの今シーズンを破滅させるところだった。プレーオフではアクティブ登録さえされていない。逆にチームを救ったのが4巡指名ルーキーのT.J.ラング。クリフトン欠場中の左タックル、タウシャー完全復帰までの右タックルを無難にこなし、おかげでシーズン中盤になんとか星を拾うことができた。

Cジェイソン・スピッツが腰の問題で序盤に戦線離脱し、元スターターのCスコット・ウェルズが代役を務めたものの、ウェルズのプレー内容はスピッツよりもかなりよかった。

2009 Packers Offensive Linmen
Week Opponent W/L Sack LT LG C RG RT
1 Chicago W 4 Clifton Colledge Spitz  Sitton  Barbre
2 Cincinnati L 6 Clifton/
Colledge
 Colledge 
/Spitz
Spitz
 /Wells 
Sitton Barbre
3 St. Louis W 2 Colledge Spitz Wells Sitton Barbre
4 Minnesota L 8 Colledge/
Lang
Spitz Wells Sitton Barbre
5 bye              
6 Detroit W 5 Clifton/
Lang
Colledge Wells Sitton Barbre
7 Cleveland W 0 Lang Colledge Wells Sitton Barbre
8 Minnesota L 6 Lang Colledge Wells Sitton Barbre
9 Tampa Bay L 6 Clifton/
Lang
Colledge Wells Sitton Tauscher/
Barbre
10 Dallas W 4 Clifton Colledge Wells Sitton Lang
11 San Francisco W 2 Clifton Colledge Wells Sitton Tauscher/
Lang
12 Detroit W 1 Clifton/
Lang
Colledge Wells Sitton Tauscher
13 Baltimore W 1 Clifton Colledge Wells Sitton Tauscher
14 Chicago W 2 Clifton Colledge Wells Sitton Tauscher
15 Pittsburgh L 1 Clifton Colledge Wells Sitton Tauscher
16 Seattle W 1 Clifton Colledge Wells Sitton Tauscher
17 Arizona W 1 Clifton Colledge Wells Sitton Tauscher
18 Arizona L 5 Clifton/
Lang
Colledge Wells Sitton Tauscher
カテゴリ : Football