グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年1月 8日
- 水曜の練習には主力全員が参加。LTチャド・クリフトン(ヒザ)とCBチャールズ・ウッドソン(肩)は休養のためジョグ・スルーだけの参加だったが、NTライアン・ピケット(ハムストリング)はほとんどフル参加し、元気いっぱいなところを見せた。最終戦を休んだILBブランドン・チラー(腰)もフル参加。
- 全く参加できなかったのはSデリック・マーティン(足首)だけ。「必死でリハビリをしているし、試合には間に合う」と本人は強気。
- 初プレーオフで注目の集まるQBアーロン・ロジャースについて、NTライアン・ピケット。「いつも通りの彼だ。落ち着いていて、冷静だ。アーロンは何事にも思い悩むことがない。混乱したのを見たことがないよ。彼はこのプレーオフを楽しみにしていると思う。彼が輝きを放つ最大の舞台だし、(プレッシャー等に)しっかり対処してくれると思う」
- アウェー戦といっても、厳寒期のグリーンベイを離れてプレーできることを喜ぶ選手は多い。「なんといっても気候だね。今ならば、この街を離れてプレーできるのは嬉しいよ」とTEジャーマイケル・フィンリー(テキサス州出身)は率直に語る。WRドナルド・ドライバー(こちらもテキサス州出身)も、「寒い気候でプレーするのは大変だよ。気温100度(摂氏38℃)でも、この寒さよりはいい。寒いゲームは、いろいろなことが難しくなる。とくにレシーバーとクォーターバックにとってはね。オフェンシブラインとディフェンシブラインは容易だろう。でもスキル・ガイたちには大変だ」
- WRドライバーの説に反論するDEカレン・ジェンキンズ。「クイックな選手たちの方が、寒い中で体をほぐすのが簡単だろう。僕の強みはクイックネスだ。暖かい場所の方が、より自由に素早く動きやすい」
- フットボール事業部長のジョン・シュナイダーが、シーホークスとブラウンズのGM候補となっている。とくにシーホークスでは4人の最終候補の1人らしい。クリーヴランドではマイク・ホルムグレン新球団社長が候補との面談を進めているところ。シュナイダーは38歳の若さながら、チーフスとシーホークスとレッドスキンズで人事部長の経験がある。グリーンベイのすぐ南にあるデピア出身で、彼もまたロン・ウルフ元GMの下で修業を積んだスタッフの1人。
- CBチャールズ・ウッドソンがNFCディフェンス部門の月間最優秀選手に選ばれた。9月と11月にも選ばれており、今季4回のうち3回を彼が獲ったことになる。これまで同一シーズンに3回受賞したのは、ライオンズのRBバリー・サンダース(NFCオフェンス)とコルツのKマイク・ヴァンダージャット(AFCスペシャルチーム)だけ。
- CBウッドソンのすごさをNFL.comのマイク・メイヨックが分析するビデオ。
- ケヴィン・グリーンOLBコーチの現役時代からここまでの道のりを紹介するNFL Filmsの映像が素晴らしいので必見。とくに現役時代を知らない方はぜひ。
- 毎週試合直前にゲーム・キャプテン3人の記念写真が撮られ、その写真は後で3人に手渡され、ヘッドコーチのオフィスの外にも飾られる。かつて控えQBのダグ・ピーダーソンやQBクレイグ・ノールが忍び寄ってその背景に写り込む、というイタズラをよくしていたが、QBロジャースも伝統を受け継いでいる(今年の写真1・2・3・4)。すでにプロ2年目の2006年シーズンからやっているらしい。(写真1・2)