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Notebook: SSアタリ・ビグビーの進歩
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年1月 6日
- 楽観を戒めるように語るマイク・マッカーシーHC。「プレーオフ・フットボールは、レギュラーシーズン・フットボールとは違う。経験した者に聞けば、誰もがそう言うはずだ。まったく違ったレベルになる。我々はロードでのゲーム、相手はNFCチャンピオンであり、地区優勝している。我々にとってはチャレンジだ。そういった心構えで我々はこのゲームに臨む」
- 互いに手の内を隠した部分はあるにせよ、今の時期になればそれも限度がある、とドム・ケイパースDC。「彼らはいつものように4WRセットや3WRセットを多用し、普段どおりのパーソネル・グループ(RB・FB・WR・TEの組み合わせ方)を全て使ってきた。7通りのパーソネル・グループだったと思う。次のゲームではまったく変えてくる可能性もなくはないが、毎年いまの時期になれば、どのチームも見た目どおりのものだ。多少の工夫は加えるものだが、根本的な変更などできるものではない」
- ケガ人状況は昨日と変わらず、CBチャールズ・ウッドソン(肩)もOLBブラッド・ジョーンズ(足首)も出場できそう。カーディナルスではWRボルディン(足首/ヒザ)、DEキャンベル(手の親指にヒビ)、CBロジャース=クロマティ(ヒザの打撲)というスターター3人のケガが注目されている。
- 3連勝で波に乗るカウボーイズ等に全米の注目が向いていることについて、LGダリン・カレッジ。「目立たず静かにプレーオフに入りたいからね。できればあまり世間の話題にならないような感じがいい」
- SSアタリ・ビグビーには3試合連続で"ゲーム・ボール"が手渡された。「彼は今季最高の、素晴らしいプレーをしている。コミュニケーターとしても非常によい。ディフェンスの最終ラインでよい仕事を続け、今はビッグプレーのチャンスもつかみ、それを大いに活かしている」とマッカーシーHC。ケイパースDCは、「システムに慣れたことが自信につながっている。アタリの活躍はディフェンス陣全体の反映でもある。彼は本当に大きな進歩を遂げた。彼のプレーメイカーとしての能力にそれが表れ、ボールを奪う機会が増えている」
- ディフェンス最優秀新人賞の投票(AP通信による)が行われ、テキサンズのLBブライアン・クッシング(134タックル・5サック・4INT・2ファンブルフォースでプロボウル)が今年の最優秀新人に選ばれた。2位はビルズのFSジェラス・バード(NFL最多タイの9INTでプロボウル)、3位OLBクレイ・マシューズ、4位はレッドスキンズのOLBブライアン・オラクポ(11サックでプロボウル)。マシューズ以外の3人ともプロボウルに選ばれたが、プレーオフに出るのはマシューズだけ。なお、マシューズとクッシングはUSCでチームメイトだった。
- 第1シードは必ず最下位シードと対戦する決まりのため、パッカーズ(第5)とイーグルス(第6)が勝ち上がった場合は、PHI@NO、GB@MINの組み合わせとなる。
- 今年からドラフト指名順位の決定方法が変更となっている。昨年までは、スーパーボウル出場両チームが最後に指名する以外は、すべてレギュラーシーズン勝率の低い順だった(そのため昨年は8勝8敗でプレーオフに出たチャージャーズが16位、11勝5敗でプレーオフを逃したペイトリオッツが23位)。今年からは、プレーオフを逃した20チームが先に指名し、21位からはプレーオフで負けたチームから順に指名していく。ワイルドカード敗退チームが21位から24位、ディビジョナル敗退チームが25位から28位、カンファレンス決勝敗退チームが29位と30位となる。(同率の場合のタイブレークはこれまでどおり)