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Packers - Vikings Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年10月 7日
- マイク・マッカーシーHC。「我々は理由があって2勝2敗になっているのだから、そうした問題を修正しなければならないし、それが我々の今後の仕事だ」
- QBブレット・ファーヴについてマッカーシーHC。「ランをしっかりコンテインできたことは誇りに思うが、彼らのパッシングゲームは破壊力があった。こちらが十分なプレッシャーをかけられなかったとはいえ、彼はよいプレーをしたと思う」
- TEジャーマイケル・フィンリーはキャリア最高の6回128yds、1TDと大活躍。ヴァイキングスは先週も49ersのTEヴァーノン・デイヴィスに96yds、2TDを許している。「むこうはタイトエンドへのパスをある程度捨てている。それはどうしたって気がつくよ」と本人。
- 負傷退場のダリン・カレッジに代わって第4Qに左タックルを務めた新人T.J.ラングについてマッカーシーHC。「終盤にT.J.ラングは非常によい仕事をしたと思う。我々はずっとヘルプをつけてやったわけではないが、ベンチから出てよい仕事をしてくれた」
- 14点差の第3Q、敵陣1ydsでギャンブルを失敗したが、FGを蹴ることは考えなかったか?という質問にマッカーシーHC。「いや、勝つためにプレーしているのだ。あの4thダウンはよいプレー(選択)だったと思うしね。むしろ残念なのは3rdダウンだった。我々がテンポ・プレーと呼んでいるものだが(急いでセットしてクイックカウントでやるやつ?)、審判にボールを押さえられ、私の方はプレーを変更する間がなかった。4thダウンのコールはよかったと思うから、やり直したいのは3rdダウンだ」
- その4thダウンギャンブルではTEフィンリーが1stターゲットだったが、エンドゾーンで足を滑らせたためそこに投げられず、なんとか見つけたTEドナルド・リーが手痛いパス落球。「一瞬のことで、自分でも説明はできない。横にいた相手選手が少し気になって、なんとか捕ろうとしたけど、確保できなかった」とTEリー。
- QBアーロン・ロジャースは早くも今季20被サックとなり、堂々のNFL1位。2位はQBトレント・エドワーズ(BUF)の16回、3位はQBショーン・ヒル(SF)の13回。パッカーズはこのままのペースで行くとNFL新記録のシーズン80被サックとなってしまう。NFL史上最多は2002年のQBデヴィッド・カー(HOU)の76回。
- 自らのプレー内容についてQBアーロン・ロジャース。「自分の期待以下だ。敵陣深くに進んで無得点に終わったポゼッションが3回もあった。そのうち2つ(INTとファンブルロスト)は直接自分のミスに関係したもので、残念な出来だった」
- QBロジャースがもう球離れを早くしていればサックを減らせたと思うか、という質問にマッカーシーHCは、テープを分析してからにしたい、と直答を避けた。
- 開幕から続くパスプロ不振についてLTダリン・カレッジ。「屈辱的だ。1on1でのパスプロテクションにプライドを持っているラインの一員としてはね。つらいことだし、胸をえぐられるような気持ちだ。自分たちが守っているのは、ものすごく重要な選手だ。その彼がヒットを受けるたび、僕は自分自身のことのように悔しい。ヒットしたのが僕の相手だろうと、別のラインマンの相手であろうと。彼がどれだけ特別な存在かは僕らはよくわかっているし、その彼が地面に倒されないようにしなければ」
- WRグレッグ・ジェニングス。「クォーターバックはプレッシャーを受ければ少し急がされる。体内時計はペースが上がり、周りも早く仕事をしなくちゃいけない。僕ら(レシーバー陣)はそれができなかった。急がされたりプロテクションが信頼できなかったりして、QBがプログレッションをやろうとしても十分な時間がない。フラストレーションがたまるよ。むこう(のパスカバレッジ)は何も特別なことをしてきたわけじゃないのに」
- ダイレクトスナップで走ったプレーについてRBデショーン・ウィン。「あれは練習でやってきたことで、ゲームプランに入っていることは知っていた。だから別に驚かなかった。まっすぐなランだ」
- オフシーズン以来、ドム・ケイパース新DCの手腕を最も称賛してきたのはCBチャールズ・ウッドソンだが、その彼が3rdダウンでの消極的なプレーコールに不満を示している。「もっと繰り出せる武器はあるのに、それはバッグにしまったままだった。どういう理由かは知らないけどね。あれを見れば誰でもわかるはずだ。同じパッケージから、僕らはもっとたくさんのことができるんだ。それをやらないきゃいけないはずだ」とCBウッドソン。彼によると自分がブリッツに入ったのは2回だけとのこと。「思っていたほど多くなかった。ウチはたくさんブリッツするだろうと僕は予想していたが、そうはならなかった」
- いっぽうドム・ケイパースDCは、「むこうはプロテクションでよい仕事をした。今夜のこちらの最大の問題は3rdダウンロングであり、それはプレッシャー不足とカバレッジのミスの組み合わせだった。よく検討して改善しなければならない」と振り返っている。「自分たちは言われたとおりのディフェンスを遂行しただけ」という趣旨のコメントを複数の選手がしている、と聞かされると、「いつでも、指示されたとおりのディフェンスをプレーしてほしいと望むものだがね。ミーティングルームに戻って仕事をし、ミスを修正しなければならない。3rdダウンでこちらがよいプレーをできなかったのは事実だ」
- こちらのパスラッシュは一度もサックを挙げられなかったどころか、QBヒットさえ1回あっただけだった。中でも最もひどかったプレーは、後半最初のヴァイキングスの攻撃でのTDパスの直前のTEジェフ・デューガンへの25ydsパス。このときはなんと7.33秒も完璧なパスプロテクションをされてしまった。
- 先週は5LB・3DBの"Big Okie"隊形を多用したケイパースDCだったが、今回は前半まったく使わず、後半2回使っただけ。それでRBピーターソンを止められたのだから、それ自体は問題ないだろう。
- 先発SSデリック・マーティンはカバレッジのミスが何度もあり、第3Q途中からCB/Sジャレット・ブッシュと交代させられた。「すこし変化が必要だと我々は感じたからだ。あの時点ではうまく行っておらず、ジャレットならばもっと違った形にできる、と考えた」とケイパースDC。
- 後半最初のシリーズで、CBアル・ハリスが縦に抜かれてWRベリアンに31ydsTDパスを許した直後、ハリスはSSデリック・マーティンに対して怒鳴っていた。おそらく、ディープをカバーするはずだったSSマーティンがしくじったのだと思われる(それとも伝えるべきコールをCBハリスに伝えなかった?)。その後CBハリスはダレン・ペリー・セーフティコーチを探してサイドラインで話し、その後でケイパースDCとも電話で話していた。上記のSS交代はこれが引き金だったかもしれない。
- NFL初のタッチダウンを決めたOLBクレイ・マシューズ。「たくさんの選手でRBピーターソンをギャング・タックルに行っていたから、僕はボールを狙おうと決めたんだ。さいわいボールを奪い取ってインバウンズに残ることができた。そしたら目の前のフィールドには誰もいなかった。後はご覧のとおり」
- マッカーシーHCによると、CBウィル・ブラックモンもLTダリン・カレッジも両方「ヒザの捻挫」とのことだが、ケガの重さはかなり違っている。CBウィル・ブラックモン(ヒザ)は当分ダメそうだが、LTダリン・カレッジ(ヒザ)はうまく行けば欠場せずに済むかもしれない。「これまでも休んだことはないし、自分としては欠場するつもりはない。どの程度のケガかは、まだはっきりわからない」とLTカレッジ。どちらも火曜に詳しい検査を行う予定となっている。
- RBデショーン・ウィン(手)、DEカレン・ジェンキンズ(足首)、Sマット・ジョルダーノ(足首)の3人もいったん退場したが、その後復帰できている。
- CBチャールズ・ウッドソン。「ウチがアーロン(QBロジャース)でいくと決断したのは間違っていなかったと思う。ただ、今は彼(ファーヴ)の方がよいチームにいるだけだ」