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Day 30: 第1次ロースターカット
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年9月 1日
- 第1次ロースターカット期日を翌日に控え、パッカーズはPデュラント・ブルックス、WRジャロン・ハリス、OLBストライカー・シューラックの3人を解雇した。
- 先週C/Gプレストンを解雇してTEフリシュネクトをインジャリーリザーブに入れたため、今回の3人解雇によって第1次ロースターカット(75人)が完了したことになる。最終ロースターカット期日は9月5日。そこで22人が解雇される(またはIR入りする)ことになる。
- Pデュラント・ブルックスはでん部(NFL入り前からの古傷)の問題のためこの2週間プレーできず、Pカピノスに不戦敗の形。
- 勝ち残ったPジェレミー・カピノスだが決して開幕ロースター入りが決まったわけではなく、今後他球団から解雇されてくるパンターたちが競争相手となる。
- マイク・マッカーシーHCからのケガ人報告は以下のとおり。
- WRグレッグ・ジェニングス(脳震盪)は今週は練習量を制限。タイタンズ戦は欠場して開幕戦に備える。「シカゴ戦は大丈夫だと思う」
- RBブランドン・ジャクソンは足首の捻挫の程度が重く、復帰時期はわからない。
- 右肩打撲でカーディナルズ戦を休んだQBマット・フリンだが、今週は出場できる可能性がある。
- DEマイケル・モンゴメリー(左手骨折)はギブスを着けて今週も出場を続ける。
- ビルズ戦で負傷したCBウィル・ブラックモン(太もも打撲)は程度が思ったよりも重かったが、今週休めば大丈夫だろう。
- ILBニック・バーネットとOLBクレイ・マシューズ(ハムストリング)は、タイタンズ戦で今夏初出場の予定。
- この日の練習は、ノーパッドでごくごく軽いもの。前日が休日だったとはいえ、アリゾナからグリーンベイに帰り着いたのが朝の6時なので、休日と言っても寝るだけで過ぎてしまったかも。
- WRジェニングスはユニフォームは着ていたがフィールドには出なかった。QBマット・フリンは軽く投げ始めた(写真)。
- 8月6日に腰を痛めて以来休んでいたCBパット・リーがようやく練習復帰。できればタイタンズ戦に出場させたい、とマッカーシーHC。
- この日の練習ではOLBクレイ・マシューズが1stチームの右OLBに入る場面があった。ニッケル隊形ではやはりILB A.J.ホークが退いてILBブランドン・チラーが入る。
- 「私のミスだった。カーディナルズ戦ではQBマット・フリンに(QBとしては出場しなくても)ホルダーをやらせるべきだった」とマッカーシーHC。
- RBブランドン・ジャクソンのケガでRBデショーン・ウィンのロースター入りがほぼ確実になったと見られている。過去2年もチームメイトのケガに救われたウィンは悪運が強い。
- 好調なチームについてCBチャールズ・ウッドソンは、「プロ入りしてから、これほどのプレシーズンは見たことがない。あまり先走りたくはないが、いいフットボールをしているのはたしかだ。頂点まで行ける可能性が僕らにはある、そう思うよ。やるべき仕事は多いし、まだ目標のレベルに到達したわけじゃない。でもチャンスはある。他の選手も同じように感じてるか? それは知らない。でもこれが僕の答えだ」と語っている。うわっつらだけの景気のよいコメントを決して口にしないウッドソンだけに、よほど手応えを感じているのだろう。
- 3-4ディフェンスについて、CBチャールズ・ウッドソン。「ドム・ケイパースDCを迎え、その他のコーチを迎え、3-4のスキームにしたことが、今年のウチの最大の補強だったと思う。みんな去年のウチのディフェンスを見ただろう。基本的に創造性というものがなかったといっていい。今年のディフェンスはたくさんのパッケージがあって、相手オフェンスにアタックする方法がたくさんある。相手のバランスを崩し、受け身にしてしまうことができる。このディフェンスはたくさんの要素があるので習熟するのは難しいけれど、僕らは新ディフェンスへの転換がすごく順調に進んでいると思う」
- カーディナルズ戦の行われた先週金曜、OLBアーロン・キャンプマンの母校アプリントン・パーカーズバーグ高校では、名ヘッドコーチのエド・トーマスが射殺(記事へ)されてから最初の公式戦があり、合わせて追悼式も行われた。同じ日のゲームでファンブルリカバーTDを決めたOLBキャンプマンは、「サイドラインに戻って思った。『僕が前回タッチダウンを決めたのは高校のときだったな』 って。あの日思い浮かんだのはそのことばかりだった」