グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2009年6月18日

ドラフト指名3選手と契約

パッカーズはドラフト指名8人のうち、6巡・7巡指名の3選手との正式契約を発表した。いずれも4年契約で、ベースサラリーは最低額。契約ボーナスは、6巡a指名のDEジャリアス・ウィン(ジョージア大)が$105,000ドルから$110,000ドルの間、6巡b指名のCBブランドン・アンダーウッド(シンシナティ大)が$102,200ドル、7巡指名のOLBブラッド・ジョーンズ(コロラド大)は約$60,000ドル。新人にかぎらず球団側は契約内容を明かさないので、詳しい金額が判明するかどうかはそれぞれの代理人しだい。

残るルーキーは5人だが、(今年は2巡・3巡がいないので)問題は1巡指名の2人。今年すでに契約がまとまった1巡指名選手は1位のQBマシュー・スタフォード(DET)と5位のQBマーク・サンチェス(NYJ)だけだ。パッカーズにとっては1巡コンビをキャンプ初日の練習に間に合わせるのが重要な課題だが、上下の指名選手の金額がわかってから交渉する方が楽なので、どの球団もどうしてもキャンプぎりぎりになりやすい。代理人によると、2人ともまだパッカーズとの交渉は始まっていないとのこと。

面白いことに1巡コンビのNT B.J.ラジとOLBクレイ・マシューズはどちらも Athletes First 社のデヴィッド・ダンを代理人としている。今年のパッカーズのルーキー・プールは$5,443,396ドル。片方が多くもらえばもう片方が減ってしまい、代理人にとっては利益相反になりかねない。

上記3人に加え、パッカーズはTEデヴィン・フリシュネクト Devin Frischknecht (真ん中の"k"は発音しないらしい)と契約し、CBジョシュア・アブラムズを解雇した。TEフリシュネクトはワシントン州立大出身のドラフト外ルーキーで、短大を経て3年目から同大に編入。過去2シーズンでパスキャッチ35回412yds、4TDを記録している。TE陣は先週3人が負傷して水曜の最後はフィンリーとハンフリーだけになっていたので、練習の都合のためにTEを補強したのかも。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player