代理人からの要請を受け、ジェッツはブレット・ファーヴを解雇した。これで彼の保有権をジェッツが手放したことになり、もしファーヴが現役復帰を決意した場合、まったくのフリーエージェントとして好きな球団と契約できる。昨年のパッカーズと違い、今年のジェッツの弱みはサラリーキャップの余裕がないことで、ファーヴが現役復帰した瞬間、$14ミリオンの巨額サラリーに窮地に追い込まれてしまう。ドラフト1巡5位でQBマーク・サンチェス(USC)を獲得したこともあり、数週間前からの要請に応じてすっきり縁を切ることにしたのだろう。
ファーヴ本人は、「なにも変わってはいない。いまの時点で僕は引退しているし、フットボールに復帰する意図はまったく持っていない」と声明を発表。それでも、復帰する可能性が本当にゼロであれば今回の動きは無用のことで、復帰のための下地作りと見る向きが多いのは当然のこと。今後も憶測の的となりそうだ。
2巡9位から1巡26位へのトレードアップで3巡指名権を2つとも手放したため、ドラフト2日目の指名は4巡からスタート。ポジション構成を見ると、ディフェンスが5人でオフェンスが3人。これまで毎年2人ずつ指名していたWRがゼロで、トンプソンGMにしては驚くほどニーズに沿った指名だったと言えそうだ。なんと今年はトレードダウンが一度もなかった。指名総数8名はトンプソンGM時代に入って最少。
2009 Green Bay Packers Draft Picks | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Pick | 全体 | Pos. | Name | College | 備考 | No. |
1巡 9位 | 9位 | NT | B.J. Raji | Boston College | 3-4の柱石になってほしい | 90 |
1巡26位 | 26位 | OLB | Clay Matthews | Southern California | 名選手一家の出身 | 52 |
1巡26位にトレードアップ | ||||||
上記トレードアップ材料としてペイトリオッツへ | ||||||
上記トレードアップ材料としてペイトリオッツへ | ||||||
4巡 9位 | 109位 | OT | T.J. Lang | Eastern Michigan | 先発RT争いに加わるか | 70 |
5巡 9位 | 145位 | FB | Quinn Johnson | Louisiana State | ちょっと意外な指名 | 45 |
5巡26位 | 162位 | OT | Jamon Meredith | South Carolina | またOTが来ました | 69 |
6巡 9位 | 182位 | DE | Jarius Wynn | Georgia | パワーエンド | 94 |
6巡14位 | 187位 | CB | Brandon Underwood | Cincinnati | 一癖ありそうなCB/S | 33 |
7巡 9位 | 218位 | OLB | Brad Jones | Colorado | 身体能力高いLB | 59 |
パッカーズ最後の指名はコロラド大のOLBブラッド・ジョーンズ。
優れたアスレチック能力がある。スピードでブロッカーをかわすことができる。ただしタックラーとしてはややソフトで、ハードヒッターではない。インサイドのランに対してフィジカルでなく、ブロッカーを受け止めるときの手の使い方がよくない。40yds走などワークアウトはよかったがフットボール選手としてどうか。過去3年間は全試合に先発出場している。経済学の学位を取ってすでに昨年12月に卒業している。
6巡14位指名はシンシナティ大のCBブランドン・アンダーウッド。身長6フィート1の大型CBだ。セーフティもできそうだが、まずはコーナーバックで、と首脳陣はコメントしている。
Strengths : 長身で腕が長く、スピードやジャンプ力などアスレチック能力に恵まれている。QBの視線をよく読み、プレーの読みや反応が速い。スクリメージで相手WRをジャムし、アグレッシブなマンツーマンカバレッジができる。手が大きく、ボールスキルもしっかりしている。常にボールのそばにいるセンスのよさがある。スペシャルチームのガンナーとしてよく活躍した。セーフティの経験もあり、実際プロではフリーセーフティの方がいいと見る向きも少なくない。
Weaknesses : バックペダルがやや遅く、鋭い方向転換に難がある。そのため「CBとSのトゥイーナー」と見るスカウトもいる。タックラーとしてフィジカルさに欠け、ランサポートでサイズ負けすることがある。ゾーン守備の担当位置を離れてギャンブルすることがある。オハイオ州立大ではトラブルから奨学金を失って転校したため(ミーティング遅刻と学業成績の問題らしい)、人格面の懸念がある。転校により2007年シーズンを棒に振ったので、先発経験は昨年1シーズンだけしかない。
6巡9位指名はジョージア大のDEジャリアス・ウィンを指名。バルクアップして3-4のDEに育てたい、という意図と思われる。
ジュニアカレッジのジョージア・ミリタリー・アカデミーで大活躍し、ジョージア大に途中編入して2年間プレーした。編入1年目は主に控えで、DEとDTの両方をプレー。2年目の昨季はDEとして7試合に先発して、24タックル、QBハリー6回。大学最後の2試合(オーバーン、ジョージア工科)がキャリア最高の出来で、これがブレークアウトの兆しと期待する向きもある。経験が浅く未熟だが、ポテンシャルは大きいと見るスカウトが少なくない。
パスラッシュDEにはスピードや爆発的な加速が今ひとつだが、テクニック的にはしっかりしていて、手をうまく使ってブロッカーを振り払う。パッカーズからはウェイトを増やすよう言われている、と本人が語っていることからすると、チームは3-4のDEとして考えているのだろう。
パッカーズの5巡26位は、4巡に続いて2人目のオフェンシブタックルを指名。サウスカロライナ大のOTジャマーン・メレディスは、4巡のT.J.ラングとはいろいろな点で対照的な選手に見える。
Strengths : 理想的なサイズと腕の長さとアスレチック能力がある。バランスがよく、しっかりヒザを曲げ、パスラッシュの横方向の動きにスライドしてついていける。セカンドレベルに進んで動くターゲットを捕まえるのもうまい。両タックルおよび左ガードで先発経験があり、ブリッツやスタントの判断もしっかりしている。学業成績は優秀で、すでに昨年夏に卒業している。
Weaknesses : クイックなフットワークに欠け、サイズに頼ってしまうことがある。ときおりプレーに激しさが足りず、ランブロックでもスナップの瞬間の迫力に欠ける。ブロッキングの基本的技術が未熟。相手パスラッシャーをアグレッシブにパンチせず、自分の胸に呼び込んで押し込まれることがある。最初のコンタクトのあと、足を止めてしまうことがある。
Jamonは"juh-MAHN"と読むとのことなので、「ジャマーン」と表記することにする。
パッカーズは5巡9位で予想外のFBクイン・ジョンソン(ルイジアナ州立大)を指名。今年のフルバックとしては、4巡のトニー・フラメッタ(CAR)に続いて2人目の指名だった。
Strengths : しっかりしたガタイを持つパワフルなリードブロッカー。重心を低くして激しく当たることができる。相手に強烈なヒットを喰らわせることを好むアグレッシブな選手。IフォーメーションだけでなくHバック的にもプレーできる。大学通算16回34ydsしかボールキャリー経験はないが、インサイドランナーとしては強力。スペシャルチームでの貢献も大きい。
Weaknesses : 柔軟性に欠ける直線的なプレーヤーで、LBやSのレベルへ進むとアジャストに苦労することがある。パスキャッチ経験が大学通算5回54ydsしかなく、キャッチング能力もそこそこでしかない。スムーズなルート取りはいまひとつ。
ブロッカーを吹っ飛ばしてラッシングTDを決めたシーンだけ
3巡指名権のないパッカーズはこの日最初の指名として、4巡9位(全体109位)でイースタン・ミシガン大のOT T.J.ラングを指名。これもまたニーズに沿った指名と言える。「ポジションについてはチームに合流して評価を下してから」とジェームズ・キャンペンOLコーチは話しているが、先発右タックル争いについて聞かれると、「いま4人か5人の候補がいて、これで6人目が加わったことになる。チームの誰にとってもチャンスはあるが、ラングがその座を争うのはたしかだ」
Strengths : まずまずのサイズとアスレチック能力に恵まれている。激しく、フィジカルで、嫌らしいプレースタイル。上体のパワーとクイックネスがあり、効果的で激しいハンドパンチを繰り出す。ランブロックでも手の置き方がうまく、脚をしっかりドライブして押すことができる。ダウンフィールドに進んでLBを捕まえる動きもまずまず。プルやトラップブロックができるフットワークがあり、素早く倒れ込むカットブロックも器用にこなす。インサイドの3ポジションもすべてこなせるヴァーサタイルな選手で、ゾーンブロッキング向き。
非常にハードワーカーで、毎年着実に成長してきた。現在まだ21歳7ヶ月と若いが、大学2年目から3年間で36試合連続先発出場(うち最初の10試合は右タックル、その後は左タックル)。OTとしてうまくいかなくても修業を積めばガードやセンターでやっていける、との見方も。
Weaknesses : トップクラスのアスレチック能力と腕の長さには欠ける。まだ線が細いところがあり、NFLでやるには全般的なパワーアップが必要。インサイドに移るならもっと経験が要る。クイックなDL相手だと、突き放すよりもジャージをつかんでしまうことがある。大学1年目まではDTをしていて(先発経験も)、オフェンシブラインとしては経験が浅い。
パッカーズは2巡9位からトレードアップして1巡26位でOLBクレイ・マシューズを指名。3巡指名権2つをペイトリオッツに譲渡し、5巡指名権(全体162位)を受け取った。
Strengths : 長身でしっかりした体型に恵まれ、全般的なアスレチック能力に優れている。力強いタックラーで、しっかりとボールキャリアーを仕留める。バランスがよく柔軟に方向転換でき、パスカバレッジにもスムーズに下がれる(今年のベスト・カバレッジLBとの評価も)。パスラッシュではクイックかつ鋭い動き出しがよく、ツイストやスタントなどがうまい。オープンフィールドでの判断がよく、ボールのありかを素早く見つけ、プレーアクションにもひっかかりにくい。
父クレイも叔父ブルースもNFLの名選手というフットボール一家に育った(祖父も)。父の母校USCにウォークオン(奨学金なし)入学し、控えからスター選手へと上り詰めた。ウェイトトレーニングで現在の素晴らしい体を作り上げたように練習熱心で、メンタルがしっかりしている。競争心の強さはスペシャルチーマーの頃から明らかで、2007年には親指を骨折しても出場を続けた。
Weaknesses : 名門一家出身にもかかわらず遅咲きの選手でスターター経験が1年弱しかなく、未熟な点が少なくない。強豪USCで有力選手に囲まれているため活躍できた可能性もある。プレーぶりにやや波がある。パスラッシュのバリエーションが少なく、最初に捕まると、それ以上がない。ブロッカーを力強く受け止めるより、回り込もうとすることがある。バックサイドのコンテインを怠ることがある。大学ではケガが多かった。
パッカーズは1巡指名でボストン・カレッジのNT B.J.ラジを指名。トレードはなく、順当な指名と言えそうだ。
Strengths : 素晴らしい身体能力の持ち主で、巨体の割に動きが軽い。低い重心から鋭い瞬発力を見せる。ラン守備では強力な馬力を発揮してポイントオブアタックで持ちこたえ、パイルを作り出す。鋭い動きでプレッシャーをかけられる。基本的にはブルラッシャーだが、スピン・ムーヴやリップ・ムーヴといったバリエーションもある。ショートエリアのスピードに加えて横方向の動きもいい。QBの動きを読んでパスに手を出すことができる。
37試合の先発経験がある。出場できなかった2007年のあと、2008年は立派な活躍でドラフト有力候補に上り詰めた。ドラフト候補があつまるシニア・ボウルの練習ウィークでも圧倒的な力を見せた。ワンダーリックテストも21点で、ディフェンシブライマンとしてはいい。
Weaknesses : このポジションにしてはやや背が低い。手の使い方が拙く、ブロックを振り切るのに手間取ることがときどきある。ボストン・カレッジの属するACCはあまり強力なオフェンシブラインマンがいない、と指摘する声もある。昨年春に肩の手術を受けた。人格面を懸念する見方も一部にある。学業成績の問題で2007年シーズンを棒に振った。2006年には相手選手をパンチして、翌週の前半を出場停止にされたことがある。以前は体重のコントロールに問題があった。(大学2年目は350ポンドあったらしい)
ニーズ分析のディフェンス編。未経験の選手たちが3-4のピースとしてどのようにあてはまるのか、不透明な部分が多い。フロント7に補強が必要なのは当然として、OLBとNTとDEのうちどれが最大のニーズなのか、プロの人事担当者たちに聞いても意見はかなり分かれている。また3-4適性以外にも、年齢的衰え、契約問題と課題が山積している。
左サイドの先発はアーロン・キャンプマンで決まっていて、問題は右サイド。大学でDE経験のあるブレイディ・ポピンガ、パスカバレッジで頼りになるブランドン・チラーが現状では有力候補で、昨年の4巡指名ジェレミー・トンプソンはむしろこのOLBで活きてくるという見方もある。しかし3-4ディフェンスで最もプレッシャーを生み出す役の右OLBだけに、もっと切れ味鋭いパスラッシャーがほしい。今年のドラフトでは3-4のOLBに転向できそうな軽量パスラッシャーが大豊作と言われていて、本当ならばパッカーズにとってはありがたい。
先発はライアン・ピケットだと首脳陣は明言しているが、昨季の働きぶりからして(29歳だが)すでに衰え始めたのでは、と不安視する向きもある。当面ピケットで大丈夫だとしても、彼が中核を担って一流の3-4ディフェンスができるのかどうか。その控えとなるとさらに心細く、公式戦で全く出場経験のない選手ばかり。というわけで、ボストン・カレッジのB.J.ラジの1巡指名を予想する声が少なくない。まさか今の陣容のままキャンプを迎えることはないだろう。
右DEはカレン・ジェンキンズの先発が決まっているが、胸筋断裂の大ケガからのリハビリ途上という不安がある。控えはマイケル・モンゴメリー。左サイドの先発はいま選ぶとしたらジョニー・ジョリー。控えのジャスティン・ハレルは今春も腰のリハビリの日々を送っていて、まともな戦力になるめどが立っていない。
4-3のDEよりも馬力が必要なかわり、パスラッシュであまり活躍できない地味なポジションのため、「1巡9位で指名するのはもったいない」という感覚が普通のようだ。パワー・エンドが手薄な今年のドラフトの中で、ルイジアナ州立大のDEタイソン・ジャクソンは「3-4のDEをやるために生まれてきたような選手」と言われている。たとえドラフトで即戦力が獲れなくても、ケヴィン・カーター(TB)やヴォニー・ホリデイ(MIA)といったベテランがFA市場に残っていて、その気になれば補強は可能だろう。
チャールズ・ウッドソン32歳、アル・ハリス34歳。彼らのプレー内容にさほど衰えは見られないとはいえ、誰が見ても世代交代のときは近づいていて、CBの上位指名を予想する声が少なくないのもそのためだ。一番ヤバいのは彼らが同時に衰えた場合だが、昨年のウッドソンを見るとその心配はなさそうで、ハリスが衰えたらトラモン・ウィリアムズと入れ替えればなんとかなりそう。
また、3-4への転換でゾーン・カバレッジが増えるのも心配な要素。ウッドソンはむしろ向いていそうだが、ハリスにとっては痛手となるかもしれない。昨年の2巡指名パット・リーは、マンカバレッジ得意ということで獲ったことを考えると、あまりアテにできない。上位指名権を使うのはフロント7との兼ね合いで難しいかもしれないが、プレミア・ポジションだけに早めの補強をしたいところ。
昨年までとは多少役割が変わってくるので不安はあるとはいえ、FSニック・コリンズとSSアタリ・ビグビーでスターターは一応固まっている。FSアンソニー・スミス(PIT)をFAで獲ったのは、豊富な3-4経験もさることながら、FSアーロン・ラウスのプロ2年目が大きく期待を裏切ったせいでもあるだろう。SSビグビーの控えはチャーリー・ペプラー。
年齢が心配なCBとは違って、こちらは契約問題が心配。先発コンビが来年FAとなることを考えると、どちらか一方は契約延長しない可能性が大きいように思えてくる。3巡か4巡あたりでセーフティを指名し、使えそうなら来年はスターター交代、というのが一番安上がりなシナリオだろう。
ニック・バーネットが右サイド(ウィークサイド)、A.J.ホークが左サイド(ストロングサイド)と先発コンビは決まっている。バーネットは前十字靭帯(ACL)断裂のリハビリ途上なのが不安材料だが、控えには伸び盛りのデズモンド・ビショップや器用なブランドン・チラーがいて、補強の優先度としては高くない。
時間がなくなってしまったので、オフェンスとディフェンスに分けてニーズ順に各ポジションをまとめてみる。ニーズといっても、パッカーズのトンプソンGMは"Best Player Available"派の筆頭で、昨年も2巡でいきなりWRジョーディ・ネルソンを指名してファンの度肝を抜いたばかり。
LTクリフトン、RTタウシャーの同期コンビがプロ10年目を迎え、オフェンスで最も1巡指名の可能性が高いポジション。RTタウシャーはFAとなっているが、ヒザ(ACL断裂)のリハビリ中のためチームは再契約に慎重なかまえ。首脳陣は昨年の5巡指名ブレノ・ジャコミニを右タックルのスターター候補と評価しているが、昨夏のキャンプを見た記者たちは懐疑的。同じく2年目のRGジョシュ・シットンはできれば先発右ガードに固定したい。そこで、上位指名でタックルを指名して即先発RTとし、LTクリフトンが衰えたらその後継者候補とするのが、このユニットにとってのベストシナリオだろう。問題はディフェンスのニーズとの兼ね合いだが、遅くとも3巡までに指名されると見られている。
昨季中盤にトニー・ゴンザレス(KC)のトレードを画策したように、スキルポジションの中では最も補強がありそうなポジション。ポテンシャルの高い2年目のジャーマイケル・フィンリーは、先発のドナルド・リーをプッシュしてくれるかもしれないが、逆に未完の大器で終わりそうな危なっかしいタイプでもある。
こちらも控えRB陣の底上げをはかりたいところだが、上位指名の余裕があるとは思えない。獲るなら4巡以降だろう。RBグラントの代役が務まるような万能バックでもいいし、パス攻撃で貢献できる3rdダウンバックでもいい。
34歳のドナルド・ドライバーは年齢的な衰えが心配だが、ジョーディ・ネルソンやジェームズ・ジョーンズが順調に伸びてくれば後任は大丈夫そう。トンプソンGMが就任以来4年間、毎年2人ずつ指名してきたこともあり、デプスは十分ある。リターナー候補も今年はあまり必要ではない。今年こそ上位指名はないはずだが、昨年もそう言われていた。
ようやくダリン・カレッジが先発左ガードとして一人前になり、右ガードもジョシュ・シットンで大丈夫そう。控えには、昨年伸び悩んだアレン・バーバーと、FA補強したC/Gデューク・プレストンがいて、下記の先発センター争いで敗れた方が控えガードを兼ねられる。OTと比べると補強の必要性はかなり低い。
スコット・ウェルズとジェイソン・スピッツがスターターの座を争い、新加入のC/Gデューク・プレストンもいるので、補強は不要だろう。
控えQBたちの成熟レベルに問題が大ありで、もし昨年QBロジャースが倒れていたら、あとは全敗間違いなしだった。ふつうならベテランの控えQBを補強するところかもしれないが、若手重視のパッカーズとしては、2年目コンビのブライアン・ブローム、マット・フリンの成長を待つシーズンとなりそう。よほど魅力的な素材がいれば下位指名があるかもしれないが、ドラフト外で1人獲って4人体制でキャンプを迎えるものと予想する。
RFAだったジョン・クーンが再契約し、コーリー・ホールとのコンビで今年は無風か。
今年のモックドラフト集もいよいよ最終回。おなじみの選手たちが並んでいるなか、ルイジアナ州立大のDEタイソン・ジャクソン指名予想が増えている。Pro Football Weekly誌はなんとWR指名を予想。
制限つきフリーエージェント(RFA)選手が他球団と交渉する最終期限を迎えた。SSアタリ・ビグビー、FBジョン・クーン、WRルヴェル・マーティンの3人もパッカーズからのオファーにサインし、パッカーズは全RFA選手の残留が決まった。SSビグビーは唯一のスターターだったが、いわゆる「2巡オファー」だったため予想どおり他球団は手を出さなかった。FBクーンは2球団を訪問したが正式なオファーはなし。WRマーティンにはどこからも声がかからなかったようだ。
パッカーズからRFAになるはずだった7選手(リスト)のうち、WRショーン・ボディフォードはパッカーズからオファーがなく、無制限フリーエージェントに。TEトリー・ハンフリーもオファーはなかったが、RFAの最低額よりも安価で再契約。DEジェイソン・ハンターは3月16日にサインを済ませている。オファーがあった5人のうちCBジャレット・ブッシュはタイタンズからのオファーシートにサインしたが、パッカーズがその契約内容にマッチすることで引き留めている。(記事へ)
$4.5ミリオンの3年契約を手に入れたCBブッシュ以外は1年契約となる。SSビグビーだけが2巡オファーだったので$1.545ミリオン、あとの選手はRFA最低額の$1.01ミリオン。このまま契約延長がない限り、1年契約の選手たちは来年春に無制限フリーエージェントとなる。
例によって元パッカーズの選手サラリー担当副社長のアンドリュー・ブラントのコラムから。
これまでNFLはふつう6人のトップ候補をドラフト会場に招待してきたが、今年は9人か10人にまで増やすことになったらしい。ドラフト1巡上位から待ち続けるのは、選手たちにとってつらいものだ。1巡下位か2巡で指名されることになれば ? 数千人の大学選手からすれば夢のような出来事なのに ? まるでドラフトデーが失望の日のような気がしてしまうだろう。
2005年のドラフトデー、私はアーロン・ロジャースのそうしたつらい待ち時間に終止符を打つ機会に恵まれた。49ersからトップ指名を受ける可能性もかなりあったのだが、彼らはアレックス・スミスを選んだ。各球団が次々と彼をパスしていくのをアーロンは見続けていた。バッカニアーズ(5位)もその1つ。ジョン・グルーデンHCはアーロンに面と向かって、もし君が残っていたらタンパが指名する、と言っていたのに。グリーン・ルームには次第に人がいなくなり、やがてアーロンと代理人のマイク・サリヴァン、ESPNの撮影クルーと清掃係だけになった。
5時間後、我々の24位指名の番が来て、テッド・トンプソンGMが私に、「マイク・サリヴァンに電話し、おそらく我々が指名する、と伝えるように」と言ってきた。私が電話をすると、サリヴァンでなく別の声がした。 「ハロー」 「マイク?」 「いえ、こちらはアーロン。どなた?」 「こちらはパッカーズのアンドリュー・ブラントだ。アーロン、マイクと話せるかな?」 アーロンに直接伝えられないのは気の毒に思えたが、我々は待たなければならなかった。アーロンは電話をサリヴァンに手渡した。
選手や代理人にとって緊張の瞬間であるのは私にもわかっていた(管理人注: ブラントは元代理人)。彼らは6時間近くも待っていたのだ。たくさんのチームが彼らを見送り、巨額のボーナスマネーが失われていくのを見ながら、本当に指名は来るのだろうかと。私が電話を手にESPNの映像を見ると、マイクが平静を装っているのがわかった。声をひそめ、歯を食いしばるようにしてこう言った。 「アンドリュー、君たちが彼を指名するのか?」 私はテッドが言ったとおりに伝えた。指名するつもりだが、もう数分間待ってもらわなければならない、と。(いつものとおり、どんなトレードの申し出が来るか我々は待つ必要があったからだ)
この5分間は私には5時間にも思え、アーロンとマイクにとっては5日間にも感じたことだろう。やがてテッドがゴーサインを出し、マイクにアーロンの指名を伝えるよう言った。ただし、あくまで24位としての契約交渉であり、事前の上位指名予想を基に法外な要求をしないよう確認してからのことだ。翌日にアーロンはグリーンベイにやってきて私は彼と笑い合い、我々はよき友人関係をスタートさせた。(彼がカリフォルニア大で私がスタンフォード大出身であるにもかかわらずだ)
2年後、今度はQBブレイディ・クインが似たような経験をした。トップ10指名予想からさらに10位ほど落ち(22位でブラウンズ指名)、つまりグリーン・ルームで3時間待たされることになった。しかし今回はありがたいことに、アーロンの件で教訓を学んだロジャー・グッデル・コミッショナーがQBクインのグループをプライベートルームに移し、カメラの前でさらし者になるのを避けることができた。
今年は招待選手の人数が増えるだけに、似たような状況が起こる可能性も高くなる。1人また1人と部屋を出て行くのを見ながら、自分が最後でありませんようにと願うことになる。しかし考えてみれば、待つのも悪いことばかりではない。昨年アーロン・ロジャースは総額$66ミリオンの契約を手に入れた。1位指名のQBアレックス・スミスは入団時に$49ミリオンの契約にサインしているが、つい最近、大きなペイカットを受け入れて49ersに残留したばかり。「待てば海路の日和あり」というものだ。(Good things sometimes do come to those who wait. )
2009年のNFLレギュラーシーズンスケジュールが正式発表された(全球団スケジュールはこちらから)。パッカーズ分は下表のとおり。
Packers 2009 Regular Season Schedule | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Date | Opponent | Time | 米TV | 備考 | ||
9/13 | Chicago Bears | 8:20 p.m. | NBC | Sunday Night | ||
9/20 | Cincinnati Bengals | 1:00 p.m. | CBS | |||
9/27 | @ | St. Louis Rams | 1:00 p.m. | FOX | ||
10/5 | @ | Minnesota Vikings | 8:30 p.m. | ESPN | Monday Night | |
- | - | Open Date | - | - | ||
10/18 | Detroit Lions | 1:00 p.m. | FOX | |||
10/25 | @ | Cleveland Browns | 1:00 p.m. | FOX | ||
11/1 | Minnesota Vikings | 1:00 p.m. | FOX | |||
11/8 | @ | Tampa Bay Buccaneers | 1:00 p.m. | FOX | ||
11/15 | Dallas Cowboys | 4:15 p.m. | FOX | |||
11/22 | San Francisco 49ers | 1:00 p.m. | FOX | |||
11/26 | @ | Detroit Lions | 12:30 p.m. | FOX | Thanksgiving | |
12/7 | Baltimore Ravens | 8:30 p.m. | ESPN | Monday Night | ||
12/13 | @ | Chicago Bears | 1:00 p.m. | FOX | * | |
12/20 | @ | Pittsburgh Steelers | 1:00 p.m. | FOX | * | |
12/27 | Seattle Seahawks | 1:00 p.m. | FOX | * | ||
1/3 | @ | Arizona Cardinals | 4:15 p.m. | FOX | * |
パッカーズはロングスナッパーのJ.J.ジャンセンをパンサーズにトレードした。受け取るのは条件付きのドラフト7巡指名権で、おそらく「来季何試合に出場したら2010年の7巡」といった条件と思われる。J.J.ジャンセンは昨年のドラフト外でノートルダム大から入団し、いったんは正ロングスナッパーの座を固めたものの、プレシーズン最終戦でヒザを負傷してしまいインジャリーリザーブに。代わりに入団した元ジャガーズのLSブレット・グードはシーズンを通してほぼノーミスだったため、ジャンセンの居場所がなくなってしまったと思われる。
キャンプでのポジション争いを待たずに放出したのは、NFLヨーロッパの終了によってオフシーズンのロースター枠が事実上10人ほど少なくなったことも影響していそうだ。以前はNFLヨーロッパ派遣選手の人数分はロースター枠(80人)の例外扱いにできたため、10人派遣すればロースター枠は90人だった。それがなくなったため、キッカー、パンター、ロングスナッパーといったスペシャリストを複数抱えてキャンプを行うことが人数的に難しくなり、トレーニングキャンプを待たずに各ポジションを1人に絞るケースが増えている。
今年3回目のモックドラフト集。ドラフト本番まであと2週間を切り、3巡まで予想するサイトも増えてきた。
合衆国は2018年および2022年のサッカーワールドカップ招致に名乗りを上げているが、その会場候補地70スタジアムの中にランボーフィールドも含まれていることが明らかになった。ふつうワールドカップは6月から7月のため、パッカーズのスケジュールとぶつかることはない。1994年の大会では、シルヴァードーム(ワールドカップ初のインドア戦だった)や旧ソルジャーフィールドも会場となった。合衆国サッカー連盟によると、来年の会合で候補が25から35のスタジアムに絞られ、最終的には8から12のスタジアムで行われる予定。
マーク・マーフィ社長。「検討対象となっていることは名誉なことだ。我々はランボーフィールドが国内最高のスタジアムであると誇りを持っているし、これまで知らなかったスポーツファンにお見せすることができるのは非常にプラスになると期待している。(アメリカン)フットボールが最優先であることは言うまでもないが、それ以外のイベントも行うことは地元社会のためにもなると我々は興味を持っている」
ただし問題はフィールドの大きさで、アメフトはサッカーよりかなり細いため、縦(長辺)方向は足りているものの、横(短辺)方向が足りない。FIFAの規定では国際公式戦を行うためには横(短辺)が75yds(約68m)ほど必要で、アメフトよりも20mも広くなければならないらしい。ランボーフィールドのサッカー適性を調べた調査によると、精一杯頑張っても、とれる横幅は66ydsだったとのこと。エキシビションマッチを行う方が現実的だろう、と Press-Gazette紙 は悲観的な見方を示している。
TEトリー・ハンフリーがパッカーズと再契約した。おそらくベテラン最低額の$535,000ドルあたりと思われる。今春は制限つきFA(RFA)となるところをパッカーズからオファーされず、自動的に無制限FAとなっていた。おそらくパッカーズとしては、RFAオファーの最低額である$1.01ミリオンを払う気はないが、最低額クラスならかまわないと判断したのだろう。昨季終盤には2番手TEの座を新人ジャーマイケル・フィンリーに事実上奪われており、今夏は3番手を争うことになりそうだ。
入れ替わりに解雇されたのは軽量パスラッシャーのDE/OLBケニー・ペトウェイ。昨年9月のDEジェンキンズ戦線離脱後にパッカーズと契約し、主にスペシャルチームで8試合に出場したが、第13週パンサーズ戦でヒザの前十字靭帯(ACL)を断裂してしまいシーズンエンド。今年は3-4ディフェンスのアウトサイドLBに挑戦するはずだったが、シーズン終盤の大ケガのためキャンプには間に合わないと見放されたのか、新ディフェンスに合わないと判断されたのか。
昨夏はジョン・ライアンからデリック・フロストへのパンター交代が失敗に終わり、そのフロストが12月初めに解雇されると、最後の4試合はジェレミー・カピノスがパンターを務めた。今オフはそこにデュラント・ブルックスが加わり、24歳と23歳の若手同士の正パンター争いとなった。
ペン州立大から2007年のドラフト外でジェッツ入りしたPジェレミー・カピノスは、プラクティス・スクワッドから昇格して最終戦だけ出場。しかし期待の2年目は、Pベン・グレアムと先発争いもさせてもらえず、6月に解雇されてしまった。「僕にとってはつらい出来事だった。トレーニングキャンプで争うチャンスをもらえたらよかったとは思う。でも大きな教訓を得られたよ。(ミニキャンプやOTAであろうと)いつでもベストの状態でいなきゃいけない。なにひとつ保証されてはいないのだと」
「でも、今年の争いのためのよい準備になったのは間違いない。僕は(ポジション争いをさせてもらえる)この位置に来るためにずっと競争してきた。常に厳しい戦いだった。でも楽しいのはここからだ。失業して家のカウチに座っているとき、争うチャンスだけでいいからもらえないものかといつも思っていた。だからここに来られて楽しいし、準備はしっかりできている。去年僕を獲ってくれたパッカーズはものすごく勇敢だったと思う。まだプレーオフの可能性もあったあの時点で、未知数の選手を選んだんだから。入団後は、いいプレーもあったけれど、改善しなきゃならない点も残っている。僕は毎日毎日安定した、優秀なパンターでありたい」
いっぽうPデュラント・ブルックスは、ジョージア工科大から昨年のドラフト6巡指名でレッドスキンズに入団した。キャンプではデリック・フロストを退けたものの(その後フロストはパッカーズへ)、6試合の平均がわずか39.6yds、ネットは32.1ydsの不振。そのうえRBレジー・ブッシュ(NO)とWRデショーン・ジャクソン(PHI)には、低い失敗パントをリターンTDされ、10月半ばに解雇されてしまった。
「昨季の僕は安定性がまるで足りなかった。しかもヒップを痛めたことで状況はどんどん悪くなった。治療を受けてなんとか回復をはかろうとしたけれど、パントを蹴るたびに悪化し、パントもよけい不安定になり、あのような結果になった。でもワシントンでの経験はきっと役に立つはずだよ。ポジション争いがどのようなものになるか、今ではよく理解してる。ワシントンに来るまで、僕には一度も経験がなかったことなんだ。今ではわかっている。僕らの1人だけが仕事を手に入れるんだ」
ヒップのケガはもともと大学最終年に負ったもので、オーバーワークのために悪化したものだとブルックスは言う。「いま思うと、とにかく休養が必要だったんだ。大学で最終戦を終えたあと、僕はシニア・ボウルに出て、そのあとコンバイン、プロ・デイと休みなし。それからドラフトが終わればすぐミニキャンプ。脚を休めるヒマもなかった。解雇されたあとゆっくり時間をかけて治したから、今はもう万全だよ。昨夏の経験を活かすことができる。オーバーワークを避け、より賢くやっていける」
LBニック・バーネットがいま流行りの Twitter で、「もう少しディフェンシブラインが必要と思うのはオレだけ?」とコメントをしてちょっとした話題にとなっている。記者に理由を聞かれると、「抜けた選手もいるし、新しいスキームだしね。いまジェンキンズがアウトサイドにいて、ピケットがインサイド。ジョリーか誰かがあと1人を埋めることになる。長いことウチはいいディフェンスを保ってきて、なかでもディフェンシブラインは質・量ともに優秀だった。若手も伸びてきてはいるけれど、しっかりしたデプスを確保することはいつでも重要だから」
大物獲得に動かないテッド・トンプソンGMについて。「彼は自前の選手との再契約をしっかりやっていると思うし、ドラフトでもきっとうまくやるだろう。決してオーバーペイしない、というのがテッドのスタイルだ。高く評価する選手との選手との再契約はちゃんとやっているし、次はドラフトがどうなるかだ」
そんな率直な発言をして大丈夫? 「いや。だって僕はテッドにでも、コーチ・マッカーシーにでも、ライアン・ピケットにでも、同じように言うからね。ふつうのアスリートとは違って、自分の考えをはっきりと言う。もっと戦力が必要なことは誰だって知ってるだろう。FAで失ってもいるんだし。今いる選手たちを悪く言っているわけじゃない。もっといいチームになれると言っているだけだよ」
ヒザの前十字靭帯(ACL)断裂からのリハビリ経過について。「スケジュールよりも少し先を行っていると思う。ランニングを始めたところだ。次のステップは本当のフィールドに立ってランニングやスプリントをすること。僕らは時間をかけて進めている。今すぐにでもバリバリ動こうと思えばできるかもしれないけど、長期的に見て賢いやり方じゃない」
Twitterといえば、先月半ばにNBAミルウォーキー・バックスのチャーリー・ヴィラヌエヴァ選手が試合中ハーフタイムに書き込みをしたことがあとで発覚して話題となった。「いまロッカールームから内緒で twitt に書いてる。きょうはセルティックス戦で、ハーフタイムで同点。コーチはもっとタフにプレーしろと言ってる。オレも頑張らないと」。 その言葉どおり彼はチーム最多の19得点を挙げて強敵セルティックスを破ったが、ヘッドコーチからは「二度と試合中にやらないように」と厳重注意を受けている。
ほかにもNBAレイカーズのシャキール・オニール、自転車のランス・アームストロングなど有名アスリートたちもTwitterを使って生の声をファンに伝えている。LBバーネットは、「このTwitterってやつは面白いよね。大好きだよ。インタラクティブだし、人々が僕に好きな質問ができる。こんなの前にはなかったし、ほんとクールだ」と語っている。ヴィラヌエヴァ事件については、「ああ彼に起きたことは聞いてるよ。その話題でチャットできるかも」
今年2回目のモックドラフト集。前回から更新されていないサイトは割愛した。相変わらずディフェンスではDE/OLB予想が多く、オフェンスではOTが多い。
2009 NFL Mock Draft Links ver.2 | ||||
---|---|---|---|---|
メディア / 担当者 | rd | Player | Pos. | College |
NFL.com / Pat Kirwan | 1巡 | Malcolm Jenkins | CB | Ohio State |
NFL.com / Steve Wyche | 1巡 | Andre Smith | OT | Alabama |
ESPN / Todd McShay (Scouts Inc.) | 1巡 | Aaron Maybin | DE/OLB | Penn State |
SportingNews / The War Room | 1巡 | Chris Wells | RB | Ohio State |
SportingNews / The War Room | 2巡 | Cody Brown | DE/OLB | Connecticut |
SportingNews / The War Room | 3巡a | Ron Brace | DT | Boston College |
SportingNews / The War Room | 3巡b | David Veikune | DE/OLB | Hawaii |
CBS Sportsline / Michael Lombardi | 1巡 | Tyson Jackson | DE | Louisiana State |
CBS Sportsline / Rob Rang | 1巡 | Malcolm Jenkins | CB | Ohio State |
CBS Sportsline / Chad Reuter | 1巡 | Jason Smith | OT | Baylor |
CBS Sportsline / Chad Reuter | 2巡 | Connor Barwin | DE/OLB | Cincinnati |
FOX Sports / Chris Steuber (Scout.com) | 1巡 | Everette Brown | DE/OLB | Florida State |
MSNBC / Evan Silva | 1巡 | Brian Orakpo | DE/OLB | Texas |
Pro Football Weekly / Nolan Nawrocki | 1巡 | Michael Oher | OT | Mississippi |
Yahoo! Sports / National Football Post | 1巡 | Aaron Maybin | DE/OLB | Penn State |
Yahoo! Sports / National Football Post | 2巡 | Ron Brace | DT | Boston College |
Yahoo! Sports / National Football Post | 3巡a | Clint Sintim | OLB | Virginia |
Yahoo! Sports / National Football Post | 3巡b | Gerald Cadogan | OT | Penn State |
USA TODAY | 1巡 | 8人が予想 | ||
KFFL | 1巡 | B.J. Raji | DT | Boston College |
パッカーズの2009年プレシーズンゲームの対戦相手が発表された。詳しい日時は後日。
Packers 2009 Preseason Game Schedule | |||||
---|---|---|---|---|---|
Date | Opponent | Time | 米TV | ||
8/13 - 17 | Cleveland Browns | 未定 | state | ||
8/20 - 24 | Buffalo Bills | 未定 | state | ||
8/27 - 31 | @ | Arizona Cardinals | 未定 | state | |
9/3 - 4 | @ | Tennessee Titans | 未定 | state |