グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2009年4月11日

ランボーフィールドがサッカーワールドカップ会場に?

合衆国は2018年および2022年のサッカーワールドカップ招致に名乗りを上げているが、その会場候補地70スタジアムの中にランボーフィールドも含まれていることが明らかになった。ふつうワールドカップは6月から7月のため、パッカーズのスケジュールとぶつかることはない。1994年の大会では、シルヴァードーム(ワールドカップ初のインドア戦だった)や旧ソルジャーフィールドも会場となった。合衆国サッカー連盟によると、来年の会合で候補が25から35のスタジアムに絞られ、最終的には8から12のスタジアムで行われる予定。

マーク・マーフィ社長。「検討対象となっていることは名誉なことだ。我々はランボーフィールドが国内最高のスタジアムであると誇りを持っているし、これまで知らなかったスポーツファンにお見せすることができるのは非常にプラスになると期待している。(アメリカン)フットボールが最優先であることは言うまでもないが、それ以外のイベントも行うことは地元社会のためにもなると我々は興味を持っている」

ただし問題はフィールドの大きさで、アメフトはサッカーよりかなり細いため、縦(長辺)方向は足りているものの、横(短辺)方向が足りない。FIFAの規定では国際公式戦を行うためには横(短辺)が75yds(約68m)ほど必要で、アメフトよりも20mも広くなければならないらしい。ランボーフィールドのサッカー適性を調べた調査によると、精一杯頑張っても、とれる横幅は66ydsだったとのこと。エキシビションマッチを行う方が現実的だろう、と Press-Gazette紙 は悲観的な見方を示している。

カテゴリ : Lambeau Field