グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2009年3月17日

CBブッシュのRFAオファーにマッチして引き留め

制限付きFAのCBジャレット・ブッシュはタイタンズからのオファーシートにサインしていたが、パッカーズはそのオファーにマッチし、チーム残留が決まった。総額$4.5ミリオンの3年契約で、契約ボーナスが$1ミリオン、ベースサラリーが$1ミリオン(2009)、$1.1ミリオン(2010)、$1.4ミリオン(2011)で、出場時間に応じたインセンティブ付き。代理人によると、予想よりも多い6球団が興味を示し、中でも最も熱心なのがタイタンズだったとのこと。控えCBを兼ねた優れたスペシャルチーマーであることが評価され、今春のRFA市場ではちょっとした人気になっていた。

ユタ州立大から2006年にドラフト外入団したCBジャレット・ブッシュは、2007年にいったんは3番手CB/ニッケルバックに昇格したものの、不振のためCBトラモン・ウィリアムズにその座を奪われ、昨年はウィリアムズ、ブラックモンに次ぐ5番手CBあたりに後退。シーズン終盤にはセーフティ転向の可能性も模索したが、そちらも不発に終わったようだ。

CB陣の下位に落ちていた選手だけに、パッカーズはマッチしないのでは、という見方が強かったが、この金額であれば受け入れられる、と判断したのか。CBトラモン・ウィリアムズが安サラリーに不満を示し、EFAオファーにサインしない構えを見せていることも(記事へ)、ひょっとしたら影響しているかもしれない。つまり、ある程度の陣容を確保しておけば、ウィリアムズ側の要求に屈せず、「サインしたくなければ好きにしろ」と強気を貫けるからだ。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player