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Notebook: 職員レイオフは行わない見通し
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年3月16日
今回も"Packers Fan Fest"2日目(最終日)のコメントから。
- ドム・ケイパース新DCによると、就任して最初に会った選手はアーロン・キャンプマンとのこと。「彼が私のオフィスにやってきた。アーロンは非常に真摯な態度で、自分はどのくらいの体重でいるべきかを知りたがった。私は、 『体重のことはあまり気にしすぎるな。どれくらいの体重ならベストの動きができるか、パワー的にはどうか、それは自分が一番よくわかっているだろう。私がここであれこれと目標体重を指示するなど間違っている』 と答えた。どんなディフェンスになるか我々は話し合い、彼はとても興奮していたし、我々コーチ陣も彼のことを喜んでいる」
- オフシーズン・プログラムやOrganized Team Activities(OTA)は名目上は自由参加だが、できれば全員の参加を望んでいる、とケイパース新DC。「教えるべきことが山積している。参加しない選手にとって、習熟の遅れを取り戻すだけでも一苦労だ。ずっとグリーンベイで参加する選手にとってはアドバンテージになることだろう」
- ファンフェスト2日目の人気イベントは、フットボール戦術解説のコーナー。今回は、ウィンストン・モスILBコーチ兼アシスタントHCが新しい3-4ディフェンスについて解説を行った。参加したファンによると、昨年までのサンダースDCのディフェンスをウィンストン・モスが気に入らなかった様子もうかがえた、とのこと。使用したフィルムの中には、全盛期のケヴィン・グリーン新OLBコーチがサックを決めたり、ダレン・ペリー新セーフティコーチがインターセプトを決めたシーンも。
- 数十人単位の職員解雇を行った球団も少なくないが、パッカーズは行わない予定、とマーク・マーフィ社長。「ただし景気後退の影響で球団の収入はダウンしており、さまざまなコスト削減の努力をしなければならない。決まった額のローカル収入が見込めるという点で、我々は恵まれている。スポンサー収入はしっかりしているが、企業スポンサーたちも今は苦しい時期にあり、こちらとしても収入減を見越して、早め早めに動く必要がある。プロショップのパートタイム従業員を除けば、我々はまだレイオフをせずにすんでいる。今後も売り上げの変化によってアジャストしていくだろう。できるかぎりレイオフは避けたいし、大規模なレイオフはしない予定でいる」
- 間近に迫った選手会エグゼクティブ・ディレクターの選出について、マーフィ社長。「非常に大きな影響をリーグに与えることになる。選手会からは、なぜオーナーたちはいま(代行を相手に)交渉に応じようとしない、という批判もあった。しかし、リーダーがちゃんと選出されるまでは、話し合いをしてもあまり意味がない、というのが我々の考えだった」
- 現在改修中のレイ・ニチキ・フィールド(練習フィールド)には、これまでのような人工芝ではなく、ランボーフィールドと同じ "DD GrassMaster" (天然芝を人工繊維で補強したハイブリッド)が敷かれる。また150ydsフィールドのおよそ半分ほどにはヒーティングシステムを埋設し、厳寒期でも屋外練習がしやすくなる、とマーフィ社長。これまでは、芝の状態が悪く屋外練習ができないことが多く、ホームフィールドアドバンテージを活かし切れていない、という批判の声もあった。
- マーク・マーフィ社長によると、ブレット・ファーヴの永久欠番セレモニーは今年は行われないだろう、とのこと。「今年できるとは予想していない。むろん、いずれは行うという考えにまったく変わりはない。彼は永久欠番となるに値する選手であり、ただ両者にもう少し時間が必要なだけだ。それに実際問題として、我々は昨夏に一度キャンセルしてしまっているわけだし、二度とそういうことが起きないよう、彼が本当に引退するかどうか確認するべきだろう」
- 昨夏も議論されたファーヴとのマーケティング契約の可能性ついて聞かれたマーク・マーフィ社長。「時間をかけて決めることになるだろう。言うまでもなく、こちら側だけでなく彼が合意して初めて可能になることだ。ただ、今はまだ議論するにふさわしい時期ではないと考えている」
- ファンフェストに参加したあるファンによると、かつてエースQBとして活躍したリン・ディッキーが、ファーヴを批判する発言をしたとのこと。