グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2009年2月12日

QBブレット・ファーヴが引退を表明

去就の注目されていたQBブレット・ファーヴが引退を表明した。シーズン終盤5試合(1勝4敗)が2TD・9INTのレーティング55.2と惨憺たる成績で、たしかに肩のケガに苦しんではいたものの、ジェッツが8勝3敗からプレーオフを逃す元凶になってしまったのは事実。チームメイトからも批判の声があがる始末で、表向きは現役続行を希望していたジェッツ首脳も、$13ミリオンのファーヴが引退するのを望んでいるのではないかと見られていた。なお、先日すでに「引退するとしても会見は行わない」と本人が語っていたらしい。

問題は、今度こそ本当の引退なのか。「上腕の腱を断裂したので現役続行には手術が必要だが、本人は受ける気がない」という先月8日の報道は、本気引退説を裏付けている。

逆に、代理人バス・クックがジェッツに解雇を求めて断られた、という情報筋の話もESPNは伝えている。本当だとすれば、ジェッツ以外でプレーする可能性を探ったことになる。パッカーズとのトレード条件には「NFC北地区の他球団にトレードする場合は3つの1巡指名権をパッカーズに譲渡する」という強烈な条項が含まれており、当初の希望どおりヴァイキングスに行くには、まず解雇してもらって自由の身にならなければならない。ただこの情報が本当だとしても、本人でなく代理人が「ファーヴが現役復帰を望んだときに好きな球団に行けるように」と準備をしているだけかもしれない。

今回本気で引退を決断したのだとしても、また昨年のように変心する可能性はあり、今後も現役復帰の噂はいくらでも出てくるはず。

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