過去の記事 |
2009年 >
01月 >
Packers Statistics Notebook 2
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年1月26日
今回はディフェンスやスペシャルチームを中心にした雑多なスタッツ・記録集。
- DL陣の最多出場は今年もDEキャンプマンで、キャリア最高の95.0%に出場した。1998年にJournal Sentinel紙が集計を初めて以来、1999年のDEヴォニー・ホリデイの94.1%がこれまでの最高だった。
- ビッグプレー関連
- ディフェンスは20yds以上のランプレーを15回も許し、マッカーシーHC就任以来の3年間でダントツに多かった。
- 20yds以上のランプレーに責任のあった回数では、LBポピンガ(2回)、DEモンゴメリー(2)、LBホーク(1.5)となっている。
- 20yds以上のパスプレーを41回許し、NFL15位タイ。昨季は46回でNFL18位タイだった。
- 20yds以上のパスプレーに責任のあった回数では、CBトラモン・ウィリアムズ(10回)、CBウッドソン(6.5)、CBハリス(5.5)、LBビショップ(4)、Sラウス(3)、CBブラックモン(2.5)、LBチラー(2.5)、FSコリンズ(2)、SSビグビー(2)、LBホーク(1.5)、LBポピンガ(1.5)。
- パスラッシュ関連
(プレッシャーとはサック + ノックダウン + ハリー)
- サック数の1位はDEキャンプマンの9.5回で、以下LBホーク(3サック)、CBウッドソン(3)、DE/DTジェンキンズ(2.5)、DEモンゴメリー(2.5)、DEハンター(2)、DTピケット(1.5)、LBチラー(1)、LBビショップ(1)、DTコール(0.5)、DEバジャ=ビアミラ(0.5)となっている。
- 今季はDEキャンプマン以外に4サック以上挙げた選手がいない。彼以外のラインマンは計9.5回だけで、それ以外のブリッツァーが8サック。
- DEキャンプマンはプレッシャー49回で、内訳はサック9.5回、ノックダウン21.5回、ハリー18回。全てチーム1位の記録。
- 何スナップに1回プレッシャーをかけたかという数字を比べると、1位がDE/DTジェンキンズ(11.6スナップ)、DEキャンプマン(20.1)、DEトンプソン(38.7)、DTコール(39.2)、DEモンゴメリー(47.6)、DTジョリー(71.1)、DEバジャ=ビアミラ(118)、DTピケット(233.6)、DTハレル(一度もなし)。ほとんどの選手が昨季より悪くなっていて、とくにインサイドからのプレッシャー不足が悲惨。
- DE/DTジェンキンズは第4週の負傷で戦線離脱するまで、わずか4試合で19回のプレッシャーを記録。16試合続いていたら76回となっていたはずで、昨季DEキャンプマンが記録したチーム記録(1998年以降)の58.5回を上回るペースだった。ノックダウン5回、ハリー11.5回はどちらもチーム2位。負傷前の彼が絶好調だったのはたしかだが、出場4試合の彼に負けるDL選手たちもだらしない。
- 2007年のDEバジャ=ビアミラは13.2スナップに1回プレッシャーをかけることができていたが、今季これほどの不振では解雇も仕方がない。DTハレルはプロ入り2年間でプレッシャーがまだゼロ。
- LB陣によるプレッシャーはチラーの8.5回が最多で、ブリッツ3.3回に1回プレッシャーをかけている。以下、バーネット(5.8)、ポピンガ(6.5)、ビショップ(9)、ホーク(10.7)。
- LB陣のブリッツ回数では、ホーク(64回)、チラー(28)、バーネット(26)、ポピンガ(26)、ビショップ(9)。ただし先発出場はチラーが7試合、バーネットが9試合、ビショップが1試合。
- DB陣によるプレッシャーはCBウッドソンの4回が最多で、それ以外はFSコリンズとSラウスが1回ずつあるだけ。DB陣のブリッツはわずか31回で、うちCBウッドソンが10回を占めている。
- タックル関連
- ロスタックルはわずか30回で、1992年にJournal Sentinel紙が集計を初めて以来最少。昨季は45回、1992年から2007年までの平均が46.3回なので、今季は飛び抜けて少ない。
- ロスタックル回数では、LBポピンガ(3.5回)、DTジョリー(3)、LBバーネット(2.5)、LBチラー(2.5)、DEキャンプマン(2)、DE/DTジェンキンズ(2)、DEモンゴメリー(1.5)、DTコール(1.5)、DTハレル(1.5)、FSコリンズ(1.5)、Sラウス(1.5)。
- チーム最多タックルはLBホークの121タックル。以下FSコリンズ(99)、DTジョリー(82)、DTピケット(81)、CBウッドソン(79)、LBポピンガ(77)、DEモンゴメリー(71)、LBバーネット(68)、Sラウス(68)、LBチラー(65)。
- バーネットの戦線離脱でチーム最多タックルとなったLBホークだが、彼としては2007年の129タックル(チーム2位)や2006年の155タックル(1位)より少なかった。ロスタックルはわずか1回。インターセプトもファンブルフォースもファンブルリカバーもゼロで、パスディフェンドもわずか1回。それらはすべてキャリア最低の成績だった。
- DL陣最多タックルは5年連続でDEキャンプマン。何スナップに1回タックルしたかを比較すると、DL陣1位はDTピケットの7.2スナップで、以下DEモンゴメリー(7.4)、DTハレル(8.1)、DTジョリー(8.7)、DTコール(9.2)、DEキャンプマン(11.5)、DE/DTジェンキンズ(12.3)、DEトンプソン(13.4)、DEバジャ=ビアミラ(13.6)。
- ミスタックルではFSコリンズの17回(昨季は9回)が飛び抜けて多く、以下LBポピンガ(10)、CBウッドソン(10)、DTジョリー(7)、CBトラモン・ウィリアムズ(6)、Sラウス(6)、LBホーク(5)、LBバーネット(5)、DEモンゴメリー(4)、DTコール(4)、LBチラー(4)、CBハリス(4)、DTピケット(3)、DE/DTジェンキンズ(3)、SSビグビー(3)、CBブラックモン(3)、DEキャンプマン(2)、Sペプラー(2)、DTハレル(1)、LBビショップ(1)。
- スペシャルチームのミスタックルではCBジャレット・ブッシュの6回が最多で、以下DEハンター(5)、Kクロスビー(5)、FBホール(3)、CBリー(3)、DEペトウェイ(3)。
- ターンオーバー関連
- 奪ったファンブルリカバーはわずか6回で、1995年(3回)以来もっとも少なかった。
- インターセプトはNFL3位の22回。CBウッドソン(7)、FSコリンズ(7)、CBトラモン・ウィリアムズ(5)、Sラウス(2)、SSビグビー(1)。
- 昨季はDB陣以外のインターセプトが5回あったが、今季はゼロだった。
- INTリターンydsはFSコリンズがなんと295ydsを挙げ、球団新記録であるとともにNFL史上6位の記録。INT1回平均が42.1yds、タッチダウン3回。
- チーム全体のINTリターンydsでも、685ydsは球団新記録かつNFL史上6位の記録。
- 最多INTのFSニック・コリンズだが、INTチャンスの落球も最多の3回。NFL4年間のうち3回でチーム最多のINT落球をしている。
- 反則関連
- 反則ヤーデージはNFL最多の984yds。昨季も1006ydsでNFL2位だった。
- オフェンスの最多反則はT/Gモール(先発わずか5試合)の8回で、以下LTクリフトン(7)、LGカレッジ(7)、QBロジャース(7)、WRドライバー(5)。
- オフェンスのスターターで反則を犯さなかったのは、WRジェニングス、Cウェルズ、RBグラントの3人。TEリーとRTタウシャーは1回ずつ。Cウェルズは先発4年間で毎年反則を減らしてきている。
- ディフェンスの反則は昨季の64回(プレーオフ含む18試合)から今季37回へと大幅に減った。
- ディフェンスの最多反則はCBトラモン・ウィリアムズの6回で、以下CBハリス(5)、LBポピンガ(4)、DEキャンプマン(3)、CBウッドソン(3)、Sラウス(3)。
- SSビグビーは昨季ディフェンス最多の反則8回を記録したが、今季はゼロ。DE/DTジェンキンズとLBバーネットも、それぞれ5回からゼロへと改善している。(ただし彼ら3人は欠場が多かった)
- スペシャルチームの反則は計25回で、パッカーズとしては2000年以来最多だった。
- スペシャルチームの反則はCBジャレット・ブッシュの6回がダントツに多かった。