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Notebook: Senior Bowl Week
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年1月23日
- ドラフトに向けた最重要イベントの1つ、カレッジ・オールスターゲームのシニアボウルは今週土曜に開催。そのため今週は各球団の首脳がアラバマ州モービルに集結し、ドラフト候補生の練習を見守っている。しかし今年のパッカーズはコーチ陣編成中のため、トンプソンGMなど人事部門(ただし主要スタッフ全員)だけで、コーチ陣の現地入りは遅れている模様。
- シニアボウルの価値は、ドラフト候補生(ただし4年生のみ)同士の練習をみっちりと見せてくれることであり、選手たちもドラフト順位(つまり契約金)を上げようと必死で頑張っている。とくにOL対DLのぶつかり合いから分かることは、コンバインなどよりもずっと多い。今週は月・火・水と3日連続でフルパッド練習が行われ、木曜にノーパッド練習になったとたん、観戦するNFL関係者が減った。
- NFL関係者が集まるシニアボウル・ウィークは、GMや代理人にとっては契約延長交渉の場でもあり、職を失ったコーチたちにとっては就職活動の場でもある。Journal Sentinel紙のグレッグ・ベダード記者によると、パッカーズをクビになったボブ・サンダース前DC、カート・ショッテンハイマー前DBコーチ、ロバート・ナン前DTコーチの3人の姿をホテルで見かけたとのこと。
- シニアボウル練習でトンプソンGMは、やはり3-4向きのDLやLBたちを熱心に観察している。彼はヒューストン・オイラーズでの現役時代、10年間すべて3-4ディフェンスの控えアウトサイドLBを務めていて、3-4のLBに求められる資質はよく理解しているはず。
- レジー・マッケンジー人事部長(彼は元インサイドLB)はケイパース新DCのことを昔から知っている。彼が1981年にテネシー大に入ったとき、勧誘を担当したのが当時DBコーチのケイパースだった。
- ケイパース新DCのサラリーについて、Press-Gazette紙もESPNの情報を確認したようだ。パッカーズからのサラリーが1年あたり$2ミリオン強。本来受け取るはずだった$2.6ミリオンとの差額はドルフィンズが負担する。
- ケイパース新DCの高額サラリーを承認したマーク・マーフィ社長。新DCが決定する数日前のインタビューで、彼は次のように述べている。「コーチのサラリーにはサラリーキャップというものがない。だから、よいコーチを呼ぶために必要な資金をマイク(マッカーシーHC)に与えるよう、テッド(トンプソンGM)に伝えてある。我々はマーケットの動向を把握しているし、よいコーチを引き寄せる競争力を確保したいと考えている」
- グレッグ・ウィリアムズに加え、DLコーチ候補だったビル・ジョンソン(DEN→NO)も、アトランタに住む家族のため南部の球団を選んだ、と説明している。
- QBアーロン・ロジャースの代理人デヴィッド・ダンによると、ロジャースは今のところ肩の手術を受ける予定はないとのこと。
- 先日パッカーズから解雇されたライオネル・ワシントンCBコーチは、現役時代を過ごしたレイダーズのDBコーチに就任。
- 2005年にパッカーズのDCを務めたジム・ベイツが、バッカニアーズの新DCに決定した模様。彼は2007年シーズン途中にブロンコスのDCから外され(後任が元パッカーズDCのボブ・スロウィック)、今季は浪人していた。
- そのボブ・スロウィック元DC(2004年)は、ライオンズのガンサー・カニンガム新DCの下でDBコーチに。