今季パッカーズのスタッツ集。今季前半終了時・2007年・2006年・2005年 のスタッツも参照のこと。
ディフェンス | ||||||||||||||
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Total | 失点 | ラン | ラン(1回) | ランTD | FumRec | パス | パス% | パスavg | パスTD | INT | Rating | サック | 3rd% | Red |
334.3 | 23.8 | 131.6 | 4.6 | 20回 | 6回 | 202.8 | 55.4% | 5.95 | 22回 | 22回 | 71.9 | 27回 | 38.1% | 56.9% |
20位 | 22位 | 26位 | 26位 | 27位 | 28位T | 12位 | 3位 | 11位T | 21位T | 3位T | 4位 | 25位T | 14位 | 23位 |
今季前半と比べると多くの部門で成績がダウン、とくにパス守備とレッドゾーン成功率が悪化し、総TD数が大幅に増えた。シーズン前半はラン・パス合わせて17TDだったのが、後半は25TD。
ラン守備は前半終了時からは多少持ち直したものの、やはりNFL底辺クラス。ラン守備の要となるDE/DTジェンキンズ、LBバーネット、SSビグビーの戦線離脱が大きく響いた。苦手意識からLB陣がオーバーパスートし、カットバックされると簡単にロングゲインとなってしまう。
シーズン中盤まで有力QBとの対戦が少なかったせいかNFL5位のパス守備が自慢だったが、第12週@NOで崩壊して51点を許し、そのセインツ・ショックが泥沼の5連敗につながった。第14週には4ターンオーバーを奪いながら、QBマット・ショウブにパス414yds、テキサンズ記録のトータル549ydsを許す大失態。シーズン前半の相手QBレーティングは59.9(NFL1位)だったが、後半は83.9でNFL17位あたりに相当する。カバレッジが必死で頑張っても、パスラッシュが届かないため相手QBに時間を与えて結局パスを通されるおなじみのシーンばかり。
昨年はレッドゾーンTD率が48.8%でNFL9位だったが、今年はNFL23位の56.9%と大幅に悪化。今季前半終了時点ではNFL8位の40.7%とよく踏ん張っていたことを考えると、シーズン後半のディフェンス崩壊ぶりがよくわかる。トータルヤーデージでは今季前後半でほぼ同じだったのに失点が増えたのはそのせいで、「もろくなった」という表現がぴったり。
スペシャルチーム | ||||||||||
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Kickoff | Punt | Kickoff Ret | Punt Ret | Field Goals | ||||||
Avg. | TB | Coverage | Avg. | TB | Coverage | Net | 成功率 | 回数 | ||
64.3 | 17回 | 23.4 | 41.4 | 6回 | 7.5 | 35.7 | 20.1 | 10.8 | 79.4% | 27回 |
15位T | 6位 | 20位 | 27位 | 15位T | 10位 | 24位 | 32位 | 6位 | 27位 | 15位T |
パントカバレッジNFL10位は立派だが、パントがシャンクしてアウトオブバウンズに出たり、低く転がって相手リターナーが見送ることが多かったせいかもしれない。キックオフカバレッジはシーズン後半に悪化、とくに試合終盤の勝負どころで相手に有利なフィールドポジションを与える場面が多く、STコーチの責任問題になった。
リターナーはキックオフもパントもCBウィル・ブラックモンがシーズンを通して担当。パントリターンはNFL6位の好成績(TDも2回)だったものの、キックオフリターンは昨年より悪化してついにNFL最下位となってしまった。ケガ人続出でブロッキングチームが悪くなったせいもあるのだろうが、縦一直線に突っ込みたがらないブラックモンのスタイルにも問題がありそう。ファンブルが4回(ロストはしていない)があったように、ボールハンドリングでやや雑なところも。
Kメイソン・クロスビーのフィールドゴールは、第16週ベアーズ戦で2つ失敗して80%を割り込んだ。前後半終了間際のFG失敗がそれぞれ2試合ずつあり、終了間際にFGを決めて勝った試合が一度もなく、勝負強さに疑問の残るシーズンだった。FGアテンプト数は昨年の39回(NFL1位)から34回(10位T)に減り、オフェンス力がややダウンしたことを示している。キックオフがシーズン後半に飛ばなくなるのは寒冷地なので致し方なく、平均ydsが15タイ、タッチバック数6位ならば文句なしだろう。