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Notebook: シーズン終了 解散へ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年12月31日
- 最終戦の翌日、選手たちはそれぞれロッカールームの片付けを行った。フィジカルチェックを受けて治療やリハビリのプランを打ち合わせ、2日間かけて全選手(ベテランから順に)がマッカーシーHCと面談したあと、火曜に解散となる。
- 4点差以内の試合を7つも落としたのだから、悔しさはひとしおだ。「今年は10勝6敗ならプレーオフに出られた。終盤まで勝つチャンスのあった試合を4つ選ぶのはごく簡単なことだ」とQBアーロン・ロジャース。彼はオフシーズンのトレーニングを始める前に、次の日曜からオーストラリアで休暇を過ごし、リラックスする予定とのこと。
- 先発1年目の最も大きな成果は全試合先発できたことかもしれない、とQBロジャース。「大事なことだ。全16試合に先発したいのは当然だよね。さまざまな面で常に批評されることは覚悟しているけど、(これまでケガが多かったという)不安の1つはやわらげることができたと思いたい」
- RBライアン・グラントは第3Qの80ydsTDランがチャレンジで取り消されたことで、$1.35ミリオンのボーナスを失う結果になった。1250ydsラッシング(43yds足りず)とNFC5位のラッシング記録(6位。RBフォーテに35yds差)にインセンティブが設定されていたためだ。「かまわないよ。僕は金のためにプレーしているわけじゃないからね。次も(プレーオフで)プレーできていればはるかに嬉しかった。まあ判定のことは仕方ない。『あなたの時代ならタッチダウンだったのに。インスタントリプレーがなかったんだから』 ってE.B.(ベネットRBコーチ)に言ったんだ。僕としてはタックラーの上を転がって地面には着いていないと思ったから、走り続けた。ホイッスルも鳴らなかったし。横を走ってるレフェリー(エド・ホーキュリ主審)を見たら、『グラント、君はダウンしていない、走り続けろ』 と言っていた」
- 今オフのパッカーズ最大の課題はWRグレッグ・ジェニングスとの契約延長だ。「僕はホールドアウトするタイプじゃない。絶対にないとは言わないが、契約が残っている2009年にホールドアウトすることは99.9%ないと確信している。ただ自分だけで決めることじゃないから、なにが起こるかはわからない。ぜひ契約をまとめたい。もしそうなったら素晴らしいし、もし合意できなくても、また来年がある。本当に金だけじゃないんだ。僕は自分の家族、それに彼らが安心して快適に暮らせることが大事だ。僕らはここグリーンベイが快適だし、気に入ってる。実家(ミシガン)にも近い。じっさい僕と家族にとって完璧な条件なんだ。去りたい気持ちは僕らには全くない」
- 今季のLTチャド・クリフトンは、アレルギー反応で1試合休んだほか、ヒザをはじめいくつものケガに悩まされて本来の働きができなかった。「ケガはフットボールにはつきものだ。1シーズン全くなにもなかった選手なんて1人もいないはずだ。僕らはプロフェッショナルだから、フィールドに出てプレーしなきゃいけない。僕が去年と同じようなシーズンを過ごすことができたかといえば、おそらくノーだ。去年ほどの働きはできなかった。しかしそれはオフシーズンに努力するつもりだ。年齢的にまだやれるか? もちろんだ。あと3年か4年はやれると思っている」
- CBアル・ハリスは11月末には放出を覚悟しているコメントをしたが(記事へ)、考えは変わってきたようだ。「僕はまだ契約下にあるし、ここで幸せだし、チーム側も本当によくしてくれている。満足してるよ。もしチーム側が別の方向に進むと決めたなら、僕にできることはなにもない。でも僕はここで幸せだし、今後もここにいるつもりだ」
- 第16週ベアーズ戦の翌日には、38ydsの決勝FG失敗はKメイソン・クロスビーのミスだとマッカーシーHCが語ったが、マイク・ストックSTコーチはそうではないと明言。「ここではっきり言っておく。シカゴでの最後のキックはKクロスビーの責任ではない。わかったね」とのこと。プロテクションも問題なかったとしているが、ロングスナップも問題なかったようなので、あるとすればホルダーの置き方がまずくてキックが低くなったのか。
- 新ヘッドコーチを探すラムズは、パッカーズのウィンストン・モスLBコーチ(兼アシスタントHC)との面談を希望し、パッカーズが許可を出した。St. Louis Post-Dispatch紙によると、今週中に面談が行われる模様。